決算!忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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忠臣蔵なのに討ち入り無し
殺陣のシーンもほぼ皆無。これを斬新と捉えるのか、邪道と捉えるのか? 日本人なら誰でも知っている赤穂浪士の話をおカネの面だけに特化して2時間超の映画にしてしまったのは、いかにも吉本らしい大胆さ。 主演の堤真一は関西弁で芝居が出来て、生き生きしていて良かった。
岡村以外といけるじゃん
チコちゃんのお陰でしょうか? 他のキャストがお笑い取る役だからなのか岡村の真面目な演技、なかなか良かったですよ。 それにしても当時の旅行って徒歩なのに凄い大金掛かるんですね。江戸の長屋もワンルームマンション並みとかボロくても?結構お高いんですね。色々な意味で勉強になりました。 いつの世もどこでも世の中金ですなあ。 武士は食わねど高楊枝、欲しがりません勝つまでは、なんて言うロマンは現実には通用しません。 お金を運用する側の勘定方の苦労がよく分かりました。 討ち入り(戦争)なんて気合いと根性でできるもんじゃないんですなあ。まず生きて敵の所に行くまでが金が掛かると言う当たり前の事を思い出させてくれました。 史実通りなんでしょうけど結構笑いを取ろうとするアザとさが吉本なのかな… できれば討ち入りの時の移動に船を二艘借りる時の船のレンタル料も入れて欲しかったかな。 以外過ぎる忠臣蔵と言うか赤穂事件の映画でした。
斬新で新しい時代喜劇
主君の無念を晴らすため、討ち入りを決意したい一方、現実的な財政状況の狭間でうろたえる武士達の人間味を炙り出した作品。いままでになかった新しい時代劇コメディです。 会計や経理の事など知ったこっちゃない番方の無駄遣いに翻弄される勘定方の苦労が良く描かれており、彼らに同情しながら物語に没頭することができました。予算金額がテロップとして画面上に映し出す演出はとても斬新で、リアルタイムで金額の変化を体感することができます。 しかしながら、このような新たな映画スタイルを楽しむ事ができた一方で、お笑い要素を含んだ呑気な映画が市場を占有している日本映画の現状に憂いも感じてしまいました… この映画は悪くないですけど。
世知辛さもまたリアル也
独特の(経理)目線でよく作られた映画だった。 役者も皆ひとりひとり立っており、こと阿部サダヲ、竹内結子、濱田岳、石原さとみにおいては放つ存在感が素晴らしい。横山君も良かった。少し長い、かな。でも面白かった。
普通に面白かった。 歴史全然わからないから、純粋にコメディとして見...
普通に面白かった。 歴史全然わからないから、純粋にコメディとして見られたのが良かったのかな? お茶屋の娘がなんかいけ好かないなぁと思ったら、もしかしてこれが叩かれてるNGTの子?
「利休帽」
今年139本目。 注目したのは、大高源五(濱田岳)が女性にモテたい時は帽子を被って、そうではない時は剃り上げた頭を見せると言う中村義洋監督の演出。 この帽子は確か千利休が被っていた利休帽をイメージしたと、テレビでちらっと見ました。 小道具の演出に凝っているのも憎い。 番方、役方など知らない事もあって、忠臣蔵の史実と共に勉強になりました。
クライマックスがないぞ!
かなり、現代よりなコメディ要素満載の忠臣蔵です。大阪芸人勢揃いで、大丈夫か?と思ったがまあまあ。(私は村上ショージのカラスの親指の芝居がトラウマである)今作は、このコメディのノリについていけるかで評価が分かれるかと。(私はのれませんでした)色々な人物の描かれ方も極端だし。美談の裏のシビアな面が描かれていたのは斬新だったけど。
面白かったけどもっとよくできたと思える作品。
違った視点からの忠臣蔵、豪華キャスト人の演技力の高さ等 平均点以上は絶対取れている作品ではあります。 ただ、登場人物を全員上手く料理できているかというとちょっと そこは惜しいところ。 大石内蔵助にスポットが当たり過ぎていて 中盤はちょっと冗長感ありました。 勿論主役なのは間違いないのですが 出番を公平にというわけじゃなく他の登場人物にも 短い時間でももっと印象に残るようなシーンが欲しかったです。 なんかモブキャラ感が強かったです。 せっかく豪華で個性的な演技もできる人たちを起用しているのですから その方たちが輝けるようなものが欲しかったなあという所ですかね。
期待しすぎた
面白かったけど 期待しすぎたかなぁ 予算の点から見る視点はすごく良かった 堤真一と岡村のやり取りも面白かった もっと見たかった 俳優陣、豪華すぎるでしょ もっと面白く作れたんじゃ? という思いが勝ってしまった
タメになった
なんか、タメになったな。 そば一杯は16文、480円なのか。江戸までひとり往復すると72万円なのか。 小学校の生活の授業でみんなで観たら、頭に入りそうだ。 映画は楽しめたのだが、こんなことばかり考えていた。 こんなレビューでごめん。
これも、ありかな⁉️
月形龍之介さんの、憎々しい吉良上野介を懐かしむ者、長谷川一夫さんの大石内蔵助に憧れた者としては、寂しく期待はずれであったが、今の時代お笑いとしては、こんなんもえ~か、思ってたより面白かったし、吉本新喜劇風忠臣蔵と思えばありです。
感心したのはお笑い芸人の演技のうまさ。 岡村隆史、上手。 準主役を...
感心したのはお笑い芸人の演技のうまさ。 岡村隆史、上手。 準主役をはれるなんてすごいと思います。6個珠のそろばんを練習したと聞きました。基本まじめなんですね。 西川きよしも、上島も。下手だとじゃまになるけど全然ふつうに観ることが出来ました。 竹内結子と石原さとみはきれい。さすが女優だなぁと思って見ていました。 忠臣蔵は里見浩太朗主演のTV版が好きでした。 でも、こうした金の計算無しでは実現できなかったんだろうという観点も確かにあったんだろうと思います。
カメラ酔いがひどい
映画の内容はともかく、全編にわたりハンディーカメラによる撮影だと思いますが、常に画面が揺れています。 後半からはめまいがして気持ち悪くなり、目を閉じて音だけ聞いていました。 木村 大作さんは、こんな映像を撮らないだろうな・・・と思いつつ我慢しました。
歴史資料としての価値
イメージは引越し大名から殺陣を省いた印象で盛り上がりに欠ける。討ち入りシーンはせめて止め絵くらいは欲しかった。残金はずっと表示させても良かったかも。黒バックのテロップが異常にちっこいのも気になった。基本的に何やってるか分かり辛いのに、最後だけ説明なく時系列いじるからややこしい。火消し装束になった理由に予算もあったくだりは良く感じたが、全体的に歴史資料感がある。話も浅めなので、映画としては若干しんどい。
結構シリアス
関西弁のやりとりもあって笑えるが、全体的にシリアスな印象。理由は、やはりカネの計算が絡んでくる以上は、現実そのものだから。一例を挙げると、堤真一家老の年俸が6900万円で、同年の岡村隆史勘定方の年俸180万円。今の会社より所得格差著しい。また、藩士達が吉良を討つかどうかの意思決定も、それぞれの家庭の事情が窺える。他方で、行かなくてもいい江戸への出張をして往復72万円を使うのも、今で言えば半分観光の海外出張みたいなものか。やっぱりサラリーマンって感じがする。よくできた脚本。
お金の管理って、思ったより大変だわ
ムビチケが当たったんで、行ってみることに。 堤真一が出ているし期待を胸に張り切って劇場へ 歴史についてあまり知らない人は、難しいな... 昔の言葉がたくさん出てきて分からないまま話が進んでいくことが多々あった。 好きな俳優さん、たっぷり出演。 みんなその役にピッタリ。 濱田岳と石原さとみが個人的にはお気に入り 2人ともどんな映画やドラマでも同じようなキャラだけど、やっぱり好きなんだよなぁ〜 決算!忠臣蔵ということもあって、 戦いではなくお金のお話。 どんどんどんどん減っていくお金。 現代のお金を字幕で表してくれるから、 今どんだけ使ってどんな状況かっていうのが ひと目でわかる親切設計。 切り替えが早く、思わずクスッと笑ってしまう。 そして演技が下手な役者さんがいない。 荻野なんちゃらってひとがいるから見に行きませんというレビューを公開前から3つほど見かけたが、 あれ?出てた?ってぐらい。全然気にしなくていい。 コメディ映画としてはいい映画だったが、 内容を理解しようとすると知識が必要かなと思った。
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