「堤と濱田の掛け合いが心地よい」決算!忠臣蔵 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
堤と濱田の掛け合いが心地よい
吉良邸に討ち入りを目論む赤穂浪士を、お金の側面にフューチャーして描くコメディ映画。
最近良く作られるコメディタッチの時代劇映画です。
「忠臣蔵」という著名なストーリーをなぞる安心感に、まったく違う側面を魅せる「斬新さ」と「新鮮味」のバランスが心地よく感じられます。
笑いは、その「斬新さ・新鮮味」に「ボケ」と「突っ込み」。今までの大石蔵之介のイメージを覆す新鮮味に、キャスト全員が繰り広げる「惚け」、「突っ込み」がテンポ良くが笑いを誘います。
特に、大石を演じた堤と、大高を演じた濱田の二人が秀逸でした。正直、邦画もドラマも殆ど観ない私は、濱田岳の演技を観る機会は殆どありませんでした。しかし、この映画を鑑賞して、とても良い俳優だと認識することが出来ました。
コメディ映画が比較的苦手な私ですので評点自体は少し抑え目にしましたが、それでも楽しく鑑賞出来た一作でした。
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