天気の子のレビュー・感想・評価
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新海監督の安定感
「海獣の子供」は海から…「天気の子」は空からという違いはあれど、同じような表現で「水」と「生命」「大自然への感謝」を表しています。
シンママが多い昨今の途方に暮れた子供達…
様々な理由による家出少年少女…
愛情を感じさせないセオリー通りの疲れた大人たち
この世の重たい空気は気象にも比例してくる。
この子達が救われ、明るく軽い空気の世の中になって欲しいと希うばかりです。
「天気の子」って「愛の子」って事?
愛が足りない世界は太陽が隠れ雨が続き、愛の子が祈りを捧げる事により太陽が現れて虹が出る🌈
去年の今頃は熊谷で41℃を記録する程の猛暑日が続きましたが、今年は逆に雨続きの25℃の日々…
まさにこの映画は近未来の東京なのではないかと怖くなる。
瀬織津姫の神話の流れを感じる映画です。
おススメです。
あーした天気になーあれっ
IMAXで上映との事なので勇んで鑑賞してみました。画面サイズは通常なのね。そしてIMAXとして製作されてないから、馴れてしまった自分としては音も…普通?通常と比べてないのでなんともですが、比べないだろうなぁ、きっと。
説明的じゃない作品はそもそも好き、だけれどもコレは、なし?いや、占い師や寺の爺さんやらはいるし、物語としてはタキくんの婆ちゃんもいた。そこら辺はざっくり感じてOKに出来た。でもね、「序盤のフェリーと少年二人」が遭遇したアレ。あっさりしつつも存在感爆発だったのに、無視?
「晴れ女と雨男」なんて脳内サブタイトルで観ていた自分は気が付けばおいてけぼり。必死に追い縋りましたが(笑)。
二人の落着点は別にソレで良いと思うのですが、途中から色々とザックリし過ぎじゃないかなぁ、なんて思ってしまいました。すぱー!っとした晴れ間を求めちゃったのがそもそもの敗因なのかな…。
若さがひた走る面白さ
おそらく他にもこう書いている方は多いと思いますが、主人公とヒロインに共感できるかどうかで評価は大きく分かれる気がします。
最高な点
・映像美
・音楽との調和
上記2点だけでも映画館でもう1度観たいと思うものがありました。
それほどまでに一瞬一瞬の描写が非常に美しく、どこを切り取っても素晴らしいです。
ぜひともDVD化を待たず、今観て欲しい。観たい。と思います。
また「君の名は」の登場人物がところどころ出てくるのも嬉しい演出です。
その上でどうしても気になってしまった部分は、後半で起きた暴力行為や破壊行為(直接間接関わらず)に対する2人の反応です。
前半での主人公に対する叱責はなんだったのかと思わずにはいられません。
物語だから、そういうものだから、ということを差し引いても被害のことが頭に残ります。
その1番の要因は舞台が東京であることではないでしょうか。
誰もが行ったことのある場所が出てきますので「ここで何か起こったらこうなるかも」の予想が巡ってしまい、街並みの描写が緻密であればあるほど主人公達の気持ちがリアルでないように感じてしまいました。
飛騨の山奥で発電所ぶっとばすのとは感じ方が違います。
2人が最後に導き出した結論に文句はありませんし、大人からのフォローもあります。
むしろ、その後も生活が続いていく力強さはとても爽やかです。
それでもそこに至る気付きや葛藤を描いて欲しかったなぁと思いました。
天気の子コラボのソフトバンクのCMで白戸家父が2人を見て「若いっていいな〜」と言っていますが、そんな気持ちで受け入れられる方や夏休み中の学生さんカップルには間違いなくオススメです。
動機に説明を求めたり、物語には整合性が必要と感じる方には少々違和感があるかと思います。
共同体の利益と個人の命
とても面白い作品だった。
ネタバレになるが、天気の巫女の説明のシーンで800年前(500年だったか?)の天井絵が出てきて、人柱の秘密が明かされる。
ここでは、深く説明されないが、その時代は米の出来が命に関わることだった。
つまり、巫女といわれるような人は、儀式と称して生贄にされた。
これに本人やその家系の人々が反対すれば村八分や、追放になった。
共同体でいるための少数の犠牲。
この作品は、天気の重要性を現代に蘇らせる事で、それを問いかけているのだと思った。
雨が三年も降って都市が沈むというのは、農業と離れ、長雨に危機感を持たなくなった現代人に向けた設定であり、実際には起こりえないことの例えでもあると考えられる。
結末も賛否あるけれど
これは、普段の生活で、東京が沈むという問題よりもっと小さな事で、人を犠牲にしているのではないか?そんな事でいいのか?というメッセージだと感じた。
色々なレビューで主人公の身勝手さを指摘する向きがあるけれど、女の子は晴れにする力を持っただけで、雨の原因ではないのだから犠牲を強いるのはおかしいと感じた。
また、拳銃の必要性についても共同体(社会)の規律に従わせようとしても、そこから抜け出て
個人を守ろうとしても、実際の実力や暴力で行うことしか出来ず、そこにお互いの「守るため」の行いとの矛盾を表現していると思う。
犯罪者生産型主人公
主人公と関わった人がみんな犯罪者になるという不思議な映画でした。
主人公が家出して絶対に帰りたくない理由やヒロインの女の子に固執する理由が曖昧でわかりにくいです。
また、主人公に手を貸す大人たちのエピソードも曖昧でした。
リアリティのある東京の風景がきれいな絵で再現されていたのは、とても良かったのですが、内容は退屈でした。
(設定がアニメ作家として無自覚にすぎるのでは?)登場人物が中高生なのに、中高生にオススメしにくいという矛盾。
◆
素晴らしい映像美と音楽のハーモニーに酔いしれながら、
この映画が現実世界にもたらすマイナスの影響が想起され、憂鬱になってしまった。一大人としてそんな感想です。
前作でこれだけ一世を風靡した監督の新作の舞台が、
なぜ、敢えて、新宿歌舞伎町?池袋のラブホテル街?ネットカフェ?マク○ナルド?
登場人物と同世代くらいの多感な少年少女が、
いかに映画に自分を重ねたり、登場人物の真似をしてみたり、あるいは聖地巡礼をしてみたり、思考や行動に大きな影響を受けるのかについて、
アニメ作家として無自覚にすぎるのではないでしょうか。。
大人であればある程度理解をして危険な場所として近づかない新宿歌舞伎町やラブホテル街、それらに風俗やら何やらを知らずに、映画を見て聖地巡礼をという理由だけで、今後中高生や外国人観光客が訪れるのかと思うと、正直監督の罪深さが思われてなりません。
「稼ぎのいい仕事につきたかった」そんな陽菜の台詞に誘われて、その先に行ってしまう人もいるかもしれません。
これだけの映像美、映画を作る力を持ちながら、全年齢に安心して観せられるような設定にしなかったのが本当に残念で勿体無い。
大人であれば作品を批判的に見れますが、判断力のまだ十分でない中高生以下には積極的にオススメはできないかなあ、、と思います。
登場人物が中高生でありながら、風俗街に行ったり拳銃を持ってみたりと、実際の中高生が感情移入しにくい、というかしてはいけないような人物設定という矛盾が作品として惜しすぎる。
◆
監督が描きたかったのは、大人になりきれていない少年VS大人たち、という構図ではないかと思います。
最後の方の、穂高が陽菜を助けにいきたいばかりに、自分の就職先を世話してくれた恩人にまで銃口を向けるシーンにそれが如実に表れています。
穂高の目には、目に映る大人は皆、自分の行く先を邪魔する存在にしか見えていないのでしょう、ただひたすらに青く未成熟な願望ばかりを振りかざす。
そんな思春期の一途さ、そして危うさ、が監督の表現したかったことなのかと感じました。
また一方で物足りなかったのが陽菜の心情描写。
「天気の子」としての人に褒められ稼ぐ経験を重ねるうちに、自信を持って
「わたし、自分の役割みたいなものが分かった気がするの」と話します。
何者でもなかった15歳の少女が、天気の子という役割を与えられ、自らのアイディンティティを獲得する。
彼女が人柱として消える役割を比較的あっさりと受け入れ、天に消えて行ったのは、彼女自身が、人柱になることも含めて、天気の子であることを自分の役割と認識していたから、とも読み取れます。
けれどその過程で、葛藤や辛い気持ちがなかったはずがない。
結果として避けられなかったとしても、「世界を救うために、自分が今ここで犠牲にならなければならないのかー」そんな命題がよぎらなかったはずがないのです。そこを描き出せれば、より深く切なく共感ができたのになぁと個人的に思います。
(それは、のちの穂高の行動で、少女を救い世界を救わなかったという展開で逆説的に表現されるので、それが監督の主張と思われますが)
◆
とはいえ、見事な映像美は相変わらず。
特に、ドローン空撮のような華やかな花火は綺麗で、屋内花火大会のようでした。かつて中高生だった方向けの、大人向け映画かなと思います。
いやー面白かった!
全く違う意味で面白かった!
陽菜に会うため警察から逃亡し鳥居へと向かうシーンなんかは腹抱えて笑ってしまいました!
何してん!笑 の連続でした。
自分の感覚がズレてるのかもしれないけど、この映画、笑わない方が不思議です。
これで感動してる方は本当に研ぎ澄まされた方だと思う。
子供と大人
主人公は子供だとか考え無しすぎるっていうレビューをよく見る。本編でもそう指摘されてるし大人になれって諭されるシーンが存在しているためそもそもそういう存在として主人公は描かれているのだろう。
やたらと作品に登場する『若さ』を嫌う人がいるが、そういう人には向かない作品ではあるのだろう。
不評レビューを読んだが大体細かいことの由来を気にしすぎているケースが多い。
映画を見る上でそんな細かいこと気にしないほうがいいですよ。
SF映画だって突如なんか宇宙人来るけど理由は何だかんだ特にないことが多いですよ。
そこに『あった』。それでもいいじゃん。
勿体無いです
全体的にはそこそこ好きなんだけど謎が多すぎてもやる
まず結局拳銃にする意味は何だったの?最後まで拳銃を持ち歩かせて二発撃たせるだけの何かを表現してほしかった。
少年法犯すだけの理由がもっとほしい。
拳銃にしても警察が追ってる理由にしても何となく理由が薄く感じる。もっと解明されないと分からない。
次に気になったのはほだかが家出した理由、帰りたくないんだ‥って頑なに言ってたから何があったんだと思ったけど結局あの日見た日の光に導かれて?東京にきた?意味わからん。
神秘的な何かに引き付けられたにしてももっと例え方はあった筈。学校の帰り道に見た日の光に導かれて家出したとかただの奇行やん。誰も共感できない。
他にも沢山あるけど。
最後世界の形を変えてでも女を選んだオチは私は好きです。
それまでの謎が薄すぎるのが勿体無い
あとラブホで女だけガウン着せてたのは監督の趣味ですか?風呂上がってガウン着てんのにチョーカーだけ巻かせんなよ。そこは監督に対して本気で気持ち悪いと思った。
共感が全くできず
個人的にはみ終わった後に不快感が残ってしまいました。
主人公に全く共感が出来なかったからです。
生い立・家出してきた理由が不明、
感情が高ぶると周囲を気にしない激情型、
世話になった人に銃をぶっ放すところや、
警察にどうせわからないとしっかり説明をしようとしない部分も、見ていて不愉快になってしまいました。
最近の周囲を顧みない様々な事件を彷彿してしまいました。
色々な人が書かれてますが、晴れ女になった理由や、なぜあそこに鳥居があるのか等、沢山のところにハテナが置き去りにされて終わっていった感があります。
君の名はと比べないようにして鑑賞しようとしても、RADの曲の入り方も似ていれば、キャラクターまで出て来て、ちょっと前作を意識しすぎかなぁとも思います。
秒速からファンになり作品を見てきましたが、今回は残念でした...
ただ映像美は本当に素晴らしく、
雨の描写や光が差す描写は眼を見張るものがありました。
2回目で泣けた
賛否両論あるでしょうが、とても良かった。
普段レビューなんて書くことはないのですが、書きたくて仕方なかったので読んで見て欲しい
まず、1回目見たあとは君の名は。の方が上だなという印象だったが、2回目見たあとでは天気の子も負けず劣らずの出来という感想。
まあ各キャラの掘り下げについては映画の時間内に収まりきらないという観点では仕方のないことだと思う、小説を是非読んで欲しい。
映像は特に言うこともないだろう、晴れるシーンはすべて鳥肌ものだった。
さて、個人的泣けたポイントとしてはやはり陽菜と帆高の空でのワンシーン「天気なんて狂ったままでいいんだ!」というところ。
なぜホテルでこれを言わなかったのかの葛藤が私には見えた気がした
そしてなんと言ってもラストシーン陽菜が祈っているところなのだが、この子はこの3年間ずっと空が晴れることをこの場所で祈っているのかと思うと涙を抑えきれなかった。
楽曲「大丈夫」と相まってとてもグッときた。
もしかしたら帆高に会えるように願っていたのかもしれない。なんて一途で健気なんだろうと感じた。
まあ銃と警察に関しては正直いらんだろうと思ったが、警察がいなけりゃこんなストーリーにならなかったわけで。。
須賀さんは刑事とのやり取り、警察から逃げ出してまでも会いたい人がいるというところで自分が奥さんに会いたい心と帆高を重ねて涙したのだろうが、じゃあなぜあの場面で帆高を止めるような真似をしたのかと言いたい。(もしかしたら警察と何かあったのではないかと思うが。。)
以上、長文失礼した。
最後に、髪下ろした陽菜ちゃん可愛すぎな
浅いようで深い
見終わって、悪ガキのラブストーリーだと思って見た人はご愁傷様な映画。
話はもっと深いところにある。
須賀になるのか帆高になるのか。
世界なんて変わっても良い勇気が主人公にあるのは良いと思う。
でも銃強過ぎ。
タックルも強過ぎるけど。
最近、警察から逃げる事件多いから、なんかそれも思い出してしまう。
警察さん、もう逃げられないで。
ライ麦畑をもう一度
世界観が
限りなく、
〝今〟
を感じるストーリ
そして、
懐かしい青春を
思い出ストーリ
そして、
未来を予感させる
ストーリ
雨、あめ、アメ、飴、
金、かね、カネ、鐘、
愛、あい、アイ、逢い、
東京、とうきょう、トウキョウ、塔狂
神、かみ、カミ、夏味
夢、ゆめ、ユメ、もしかして、夢落ち?
タキくん、ミツハ?、
The catcher in the rye
ライ麦畑でつかまえて
いろんな感情が渦巻く
それぞれの立場
立ち位置
役割、
誰も、本当の事情を知らない
プライベート?なことだから
教えてくれなかった?
知ろうとしなかった?
聞いちゃいけないことだから
こんな、こんな…
クソッタレな世の中に……
どれだけ付き合わなきゃいけないんだ!
あながち、捨てたもんじゃないって、
のも、
わかるよ。
でも、本当に大丈夫なのかよ
きっと、大丈夫
そう、みんな、今日も、
バカみたいに頑張って
生きている。
そして、東京へ行ってみようかな
賛否両論ある意味がわかった
君の名は。よりいいときき
いざ映画館へ!!
まず、、
描写が美しくて
目が離せず一つ一つがみてて
心が洗われた!!
ベッドの上で
主人公が必死に自分の思いを
語りかけるところに感動。
ストーリーは中々先が読めずで
面白いがラストのハッピーエンド?
でなにを伝えたかったのか…
感動するが、大きな感動はなく
心になにか響いたかというと
そうでもない、、
なんとも言葉にあらわしにくい
微妙な鑑賞後でした…
レビュー拝見後、、
いかに自分の理解力が低いかを
思い知らされました…
自分が想像していた以上に
深い深い物語…もう一度見に行きたいです!
ごめん。まじで微妙。中の下くらい。
映画を見る前まではすごい楽しみ!
みんなの評価もいいからさぞかし面白いと思った。
見たあと、ん?疑問点が多すぎ。ちょっと分かりづらい。キャラ設定が薄い。
内容をしっかり描いてくれたらもっといい作品になった。家出した理由やら、鳥居の謎やら、ヒロインが戻れた理由やら、主人公が鳥居を潜ってヒロインのところまで行けた理由やら、須賀さんの過去やら、警察の無能さやら、重要な天気の巫女とはなんなのかやら、なぜ拳銃なのかやら、ヒロインが人柱になってたどり着いた場所はなんなのかやら、弟くんなんで元カノ呼べたの?やら、指輪渡そうとした時何故ヒロイン浮いた!?やら、
まぁ軽くこのような感じで疑問点が多い。他にもあると思いますがちょっとなー。って感じの映画でした。
新海誠のこと語るなとか言われそうですが個人的にそう思いました。
1個人として、もう少し映画の長さ伸ばしてでも、色々キャラの設定であったり、伏線を回収して欲しかった、
じわじわきました。
美しさに圧倒されました。
綺麗な絵の前で、会社は違うけどこういうような素晴らしいものを創れる人たちが夢半ばで、、と思ったら涙でてきました。
話の内容はやや大人むきですね。
話の軸は2つ、個人か世界か 、正常と異常とはだと思いました。結果個人を選んで世界は異常と一般的に言われる世界になるんだけれど、結局は異常だ異常だという、概念なんてしょぼい人間の価値観からしかみたものでしかないということなんでしょう。
普段の天気予報でよく言われる史上最高の気温とか、観測史上発のとか何十年に一度のとか、なんだか違和感ある方にはあうかも。
主人公に感情移入する話ではないですね。感情移入というかとても青くさいものをみて若さって、、って思うくらい。
それよりも、監督の想いに共感するような感じでした。その一連のながれが見終わったあとじわじわくる感じでした。
それは、本当に"愛"なのか?
時代の歴史史料としては優秀。
2020年を描いている、という点では優秀な作品だろう、と感じた。
未だホームドアをつけている最中の駅、渋谷、新宿、池袋の街並み、この時に流行っている音楽、食べ物、Twitter。
細部までこだわった映像美は、やはり感嘆するレベルの美しさ。
(しかし少しばかり各スポンサーのCM感が強いなと感じた。時々、それが気になって物語の邪魔になっているなとすら感じたけれど…。)
映画としては、私は本当に新海誠監督とそりが合わない!
じゃあなぜ見たか、と言えば映像とRADの曲に惹かれてなんだけど…。ごめんなさい。
何より、時折出てくる深夜アニメのノリ…なんというか、"童貞イマジナリー"が本当に……本当に、合わない!
夏美さんを愛人と思うか?
なんでそんなに胸推すのか?
いや、わざわざラブホのシーンいるか?
やたらえっち!と言わせたがるのは監督の趣味なのか?なんだ…なんだ?
ストーリーの整合性に関しては、記述したら長くなるので割愛。感情移入は、1から100までできない。
「世界を救うか、彼女を救うか?」
このテーマは昔からあるテーマだけど、
いやあ、これでいいのか?
若さを表すならば、彼なりの正義を、愛を見せて欲しかった。
ただただ無鉄砲に、ただただ、その場限りに。
それは、愛なのか?本当に?
様々な事を知り、学び、考え、悩み、
そして最後に残るその想いが"愛"なんじゃないのか?
エゴである事を認識して、尚突き進めたいものが"愛"なんじゃないのか?
それすら無い想いは、空虚でありエゴでしか無い。
愛にすら、なり得ない。愛と題している、エゴでしか無いんじゃないか?
"世界の中心で愛を叫ぶ"が学生の頃から合わなかった私だから、そう思うんだろうか…。
いい音楽と映像を、監督の脚本と演出、台詞回しが粉々にしていく。そんな印象である。
まあ……スポンサー、とっても付いていて、良かったねえ。そんな感じだなぁ。
天気の子の感想
天気の子を見たきっかけはとある場所で天気の子の広告をチラッと見たのがきっかけです。そして軽い気持ちで3時間後位に上映していたのて見てみましたが一言で言うととにかく良かったということです映画を見ていると鳥肌になってくるぐらい凄かったです自分は鉄道が好きなので鉄道描写の綺麗さなどとにかく良かったですひなが花火の会場を晴れにして花火があがってそこでカメラが3Dに動くなどのシーンが鳥肌が止まりませんでした。自分は映画にツッコミを入れたりするのが楽しいので心の中で突っ込んでいたのですが最後シーンで帆高が線路をひなの名前を呼びながら代々木の廃ビルに向かうすがたが結構ツッコミ要素もありますが感動する要素こかなりあって今まで見てきた中でも1位ぐらいにはなる作品だと思いました。君の名はもかなり良かったですが個人的には天気の子の方が内容的も好みで描写も物凄く時間がかかっているのがよく分かって天気の子の方が個人的に勝ったと思いました。(もう一度みたい)(こういうのもっと見たい)と思います。長文失礼しました。
新海誠作品にはエモーションがない……そんなふうに考えていた時期が、俺にもありました。
家出少年の帆高と、天気を晴れさせることができる少女・陽菜は、その能力を使い商売を始めるが、次第に陽菜の体に異変が起き始める…という、セカイ系ボーイ・ミーツ・ガール・アニメーション。
監督/原作/脚本/絵コンテ/イメージボード/編集は、『言の葉の庭』『君の名は。』の新海誠。
「100%の晴れ女」こと天野陽菜の声を演じたのは、ドラマ『3年A組』や『東京喰種【S】』の森七菜。
帆高が転がり込んだ編集プロダクションで働くお姉さん、須賀夏美の声を演じたのは、『今夜、ロマンス劇場で』『新聞記者』の本田翼。
編集プロダクションの経営者、須賀圭介の声を演じたのは『銀魂』シリーズや『君の膵臓をたべたい』の小栗旬。
帆高の事を探す刑事、高井高司を演じるのは『進撃の巨人』シリーズや『僕のヒーローアカデミア』シリーズの梶裕貴。
陽菜の弟、凪の彼女であるカナの声を演じるのは『言の葉の庭』『君の名は。』の花澤香菜。
また新海誠監督作品『君の名は。』から、メインキャラクターがゲスト出演している。
立花瀧…神木隆之介。
宮水三葉…上白石萌音。
勅使河原克彦…成田凌。
主題歌を歌うのは『悪の教典』『男子高校生の日常』(いずれも出演)の、女優としても活躍する三浦透子。
第43回 日本アカデミー賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
第11回 TAMA映画賞において、特別賞を受賞!
新海作品は『言の葉の庭』までは鑑賞していたんですが、どの作品も自分には何が面白いのか分からず、結局『君の名は。』も未だに未鑑賞…💦
ただ、『君の名は。』の大成功により一躍大物監督の仲間入りをした新海作品を無視するのは映画ファンとしてはご法度だろうと思い、今回鑑賞させていただきました。
ネットの反応も賛否両論といった具合だったので、ほとんど期待せずに映画館へ。
外には、この季節特有の湿気が多く混じった生ぬるい雨が降っていました。
映画館の客層は男女比7:3くらいで男性客が多かったかなといった感じです。
遅い時間の上映だったからだと思いますが、親子連れはほとんどおらず、カップル客や夫婦連れのお客さんが多いかなぁといった感じ。
男同士や仕事帰りのサラリーマンのお客さんも目立ちましたね。年齢層も意外に高いかなといった具合。
流石の新海作品、映画館はほぼ満員でした。
作品の感想ですが、結論から言えば、良かった!いや、めちゃくちゃ良かった!
新海作品に漂うジメジメした男女関係が苦手だったんですが、今回はそんなことはなく、爽やかな作風。それでいて、新海誠監督の持つビターな世界観はそのままで、非常にエンタメ性と作家性のバランスが良かった!
以前までの新海誠ならバッドエンドで終わっていただろうし、クライマックスにわざとらしい感動ポイントを作っていたと思うのですが、今回はなんともサッパリとしたエンディングで、感動シーンも押し付けがましくない。
完全なハッピーエンドではなく、少し暗い影を落として終わる感じが個人的な好みにジャストフィット!
主人公の若さゆえの暴走は流石にやりすぎだろうとは思いましたが…。「GTA」かよっ😅
でもあのラストの疾走シーンでは、観客も「走れ、少年!」と思ったはず。宮崎駿作品のキャラクターの様な疾走ではなく、頼りないヘロヘロダッシュだったからこそ、あのシーンは大感動!
作風は相変わらずポエミーで、少し座りが悪くなる所もありましたが、後半は作品にのめり込めたのでそれほど気にならなかったです。
「家出少年はライ麦畑を読みがち」「男女の空中落下シーンは手をつないで回転しがち」というお約束もしっかり踏襲🤣
監督のジブリ愛と村上春樹愛がなんとなく垣間見える。
この監督の作品は本当に作画が素晴らしい。
背景の美しさ、東京の街並みのリアルさ、凄いですよね。
キャラクターの動きも生き生きとしていて、かつ繊細。そして雨や嵐の圧倒的なド迫力!
どんだけ手間が掛かってるんだろう…🙄
音響も迫力があって凄い良かったです。IMAXで鑑賞したんですが、これが大正解。映画の中に入り込んだ様な感覚が味わえます。
声優陣も良かった!上映前は本田翼の演技に批判が集まっていた様ですが、キャラクターに合っていてとても上手かったです。
個人的には野沢雅子さんと池田昌子さんの『銀河鉄道999』コンビが声優として参加されていたことに感動しました。このキャスティングは意識的でしょう!
気になる点は警察官の描き方かなぁ。
若者の衝動と公権力の対立は盛り上がるシチュエーションといえばそうなんですが、ちょっとステレオタイプすぎるかと。別に悪い人じゃないのに悪く見えてしまう描き方はうーむ、といった感じ。
あと前半が退屈。テンポが悪い。花火のシーンから後ろはテンポ感いいんですけど、それ以前はなんかモタモタしていて、もっと早く物語進めろよと思わなくもないかなっと。
それと、RADの曲を入れ過ぎじゃないですかね…。
作中あまりに何度も流れるので、何だかMVみたいに見えるところも正直あった。
『君の名は。』が同じ戦法で成功したので、今回もそれに倣ったのだと思いますが、やはりここぞ!という場面でドーン!と流すのが映画的だと思います。
新海誠監督の実力は確かなものなのですから、もうRADに頼らなくても大丈夫でしょ。
色々書きましたが、とにかく本作は素晴らしい!
この作品は雨の多いこの季節に、大音量の映画館で観ることで面白さが倍増するタイプの映画です。絶対に映画館で観なければいけません。
私は『言の葉の庭』の頃までの新海誠監督しか知らなかったので、本作を観て彼がこれほどまでに成長していることに驚きました。本当に素晴らしい監督になっている!
この監督の作品を映画館で、リアルタイムで観ることができるのは非常に幸せなことなのかもしれません。この機会に『君の名は。』も是非鑑賞したいと思います😆
映画館を出ると、これまで降っていた雨が上がっていました。映画と現実がリンクしているようなこの感じ。うーん、たまらん!
きっと僕らは大丈夫。
私は楽しめました。
登場人物の設定や内容が薄っぺらいとか言っている人をみかけますが、
なに偉そうにほざいてんだよって感じです。
新海監督がどんな思いでどれだけ時間をかけて制作したのか。
原作?の小説の最後にあるあとがきを読んでから言ってください。
きっと伝わるはずです。
さてさて、前置きが長くなりましたが。
この作品は私的にすごく好きです。
まず、絵が綺麗。ほんとに美しい。
そして、音楽が流れてくるタイミングがほんとに良い。
最後の「世界が」っていうところで涙腺崩壊した方もいるのでは?
ほんとにほんとにとにかく素敵な作品です。
個人的に君の名はを超えています。
まだ見てない方は絶対見てください。
みないと損です。
~おまけ~
君の名はの登場人物の、
三葉
瀧
四葉
テッシー
さやちん
がこの映画の中に出てきます。
探してみてはいかがでしょうか。
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