天気の子のレビュー・感想・評価
全1226件中、141~160件目を表示
そこまで?、
話題にもなったということでたまたまテレビでやったのを見てた。
アニメの映画、イコール、ジブリ、という俺、なかなかこの「新海映画」に抵抗というか食わず嫌いなとこもあった。
まだ近年の映画なもんで、アニメの画質がキレイなのはいいけど、ジブリの「ありえない空想の設定」では興味もって見られるところ、この映画では「ガマンしてなんとか見てる」自分もいたり。
天気が晴れになってもどーでもいいよ、みたいにも感じてきた設定に疲れてもきた。
雨もドッサリまとまって「落ちて」きたり、ピストルなんかも出てきたり、そもそもなんで主人公は家出して?東京に出てきたのかもよくわかんなくて。
そんなにその監督のそんな作品はいいものなの?、と。
がんばって見ようとはしたけど、なんかワクワクして見られるほどでもなく。
よって、結局片手間に見てしまい、そこまで惹かれるものは感じられなかった。
途中で曲が流れてたりで、変に、「だから何?」って、その後の展開に興味もてなかった、という。
そして、ここに限らず、この映画にいい評価をする方々に、「ホントにそこまでよかった?」、「どこにそんないい要素があったの?」なんても思ってしまうひねくれた俺。
そして、映画の放送途中で、最後まで見ることなくたまらずこんなレビューをあげてしまった俺。
最後まで見てたら感動なりいい感想なりあるんだろうけど、そんな俺には途中でこうなんだから最後まで見る気力もなく。。。
君の名は、とは正反対のテーマ
相変わらず圧倒的な映像美!
ですが音楽の合わせ方やストーリー展開は「君の名は」のほうが好きでした。
なんというか…あまり救われない…(笑)
君の名はに比べたら、悲しい話だなと思いました。
後から監督のインタビューを詠んだら、「君の名は」で「何の代償もなく生死を捻じ曲げた映画」みたいなことを言われて、君の名はで怒られたことを全部入れた…みたいなことを仰っていて、なるほど、と思いました(笑)
確かに今回はしっかり「代償」が描かれています。
それゆえに物語としてすっきりハッピーエンド!ではなく、少し悲しみが残ります。
「君の名は」が、神様の力、運命、愛情によって君”も”世界”も”救おうとする物語に対し、
「天気の子」は神様は”敵”で、敵に立ち向かい「君”か”世界”か”」を救おうとする子どもたちの「怒り」の物語です。
「天気の子」は「怒り」で世界に立ち向かって、ある側面で勝ち、ある側面で負けます。
「君の名は」は、「喪失の悲しみ」で、世界を探り、そして世界に助けられます。
まぁ確かに、「天気の子」のほうが、現実に近いかもしれません(笑)
でも、どちらかというと「世界を天秤にかけられても、”君”を守ろうとする」のは、特に素直な子どもなら、当たり前じゃん…という感じで、
むしろ「君も世界も」救おうと頑張る滝君、みつはちゃん、その友人の行動のほうが、私は勇気がもらえました。(自分たちだけ逃げる方法もあったのに)
なので、「君の名は」と「天気の子」のどちらが好きかで、自分の共感するのがどちらなのか、浮き彫りになる感じがしますね。
東京百景
運命への反逆←厨二臭!
なーんて言ったら厨二臭いですが要は周りに流されないように。自分で決断して。って事ですかね。
物語ラストで帆高は世界を変えてしまう変わりに陽菜を助けます。ここで「自己中だ。」とおっしゃる方の気持ちも分かります。ですがね。ラストを見てください。誰一人として表情は変わっていません。サラリーマンはムスッとしてるし女子高生はバカみたいに笑いあってるし子供は楽しそうだし。私は誰か嫌な顔をしている、いつもは見せない顔をしている。というのが嫌いなので全然気になりませんでした。
まあ迷って迷って迷った末出した答えなら後悔は無いんじゃないかと勝手に思っております。トンチンカンなこと言ってるって?良いんだよ。こっちは勝手に学んだし考えたんだから。
まあネタバレ感想を見てるってことはあなたも本編を見てるんですよね。その他は多分みんなと一緒ですよ。作画は綺麗だし。演技上手いし。陽菜は可愛いし。陽菜は可愛いし。
賛否両論を招きそうだったラストについて書きたかっただけです。
良い映画だったなー。
天気の子
シンクロニシティ
いま日本でもっとも次回作が待たれる監督だ。宮崎駿よりも、細田守よりも、是枝裕和よりも、北野武よりも。書くのを自重していたのだけれど、もう興行収入も100億を超えたそうなので、そろそろいいかな。
友人のお父さんが亡くなられたことを知り、そうすると初盆かと聞いたら、四十九日を過ぎてからが新盆なんだそうだと教えられ、そうなんだ、いい歳になっても知らない常識ってまだまだたくさんあるなあ、初盆とも新盆とも言うんだ、と思っていたころ、この作品を観た。
するとこの作品で初盆について教えられる。
こういうことってある。なんら脈絡も繋がりもないのは明らかだけれど、短期間に関連性のある事柄が続けて起きたように感じられる。人間は無秩序な世界に秩序を見い出さずにいられない。
高齢者ドライバーの運転による死亡事故が多発するとか。
この作品の公開前にナントカ穂高代議士さんが話題になったりとか。ホダカ違いだけれど。
そんなときにはシンクロニシティだと、ポリスの最後のアルバムを聴く。歌詞を読み、声に出さずに歌う。私の洋楽原体験のひとつ。30年近くアップデートされないポップミュージックの嗜好。そして秋にスティングが来日することを知る。
すべての偶然は必然だ、みたいな。みたいなって言うな、みたいな。
矛盾は多いけど
子供向けアニメ
映像はきれいだが・・・・
観てよかった
若者向け
「君の名は。」は正直期待外れだったが、本作品はよかった。 天気を晴...
一見地味な設定を補って余りある映像美と不動の地位を得た「新海誠」というブランド力
離島から家出してきた高校1年生の森嶋帆高は大都会東京での文無し宿無し生活に困窮し、フェリーで知り合った雑誌寄稿の零細企業を経営する須賀啓介を頼り、住み込み食事付きの記者アシスタント生活を送っていた。
ある日「100%の晴れ女」という都市伝説的な噂を調べる取材の中で知り合った14歳の少女、天野陽菜が「祈るだけで周囲を晴れにする」能力を持った晴れ女の正体と知る。
夢のような力とその代償を受けることになった穂高と陽菜の2人を描く、「君の名は。」に続く新海誠監督によるアニメーション作品。
空前の大ヒットとなった「君の名は。」から約3年ぶりの新海誠監督の新作。
おなじみとなった色彩豊かな世界観や独創的な設定で多くのファンを魅了し、「君の名は。」には及ばずも2019年国内興行収入堂々の第1位に輝くなど「新海誠」のブランド力をより強固なモノにし不動の地位を獲得した作品。
「祈るだけで周囲を晴れにする」という一見地味な設定に当初は感じたが、キャラクターの魅力(夏美さん大好き)、「晴れ女」の能力の裏に隠された代償などでうまくストーリーを脚色し、離島から家出した少年帆高や実の母親を亡くした陽菜とその弟の凪などの過酷で孤独な環境を強いられた子供たちを優しく助ける者、犯罪者として追う過激な警察などの大人たちとの対比が特徴的な演出と感じた。
特に意味深な仕草や行動に謎めいたモノを感じる圭介の魅力が大きく、帆高と陽菜の関係が事故死した妻の明日香と自分の過去と同じ境遇だったのではないか、つまり妻の明日香も晴れ女で彼女を亡くした理由は事故死ではなく、人柱として生贄になったのではないかとの推測が飛び交い、より彼の孤独や世捨て人然とした振る舞いに哀愁を感じ、作品内随一のキーパーソンとして人気のようだ。
上記はファンメイドのストーリーではあるが、キャラクターの設定として非常に魅力的だし、悩みぬいた末の圭介の終盤の行動に感動した人も多いと思う。
そして新海誠作品でおなじみの実在の場所をモチーフにしたいわゆる「聖地」演出も健在でかつては新宿御苑や代々木を舞台にしていたが、今作はなんとJR田端駅の線路沿いの坂というなんとも絶妙なロケーションを採用している。
学生時代に通ったことのあるどうみてもただの坂と思っていた場所が見方を変え、演出を加えることでこんなにも魅力的な場所に見えるのかとその手腕に恐れ入りました笑。
さらにおなじみ(らしい)過去作品のキャラクターの登場に「君の名は。」の滝と三葉がサプライズで登場しファンを沸かした。
細かく調べると前作との時間軸的な面で矛盾が生じるそうだが、新海誠が「再開する前の2人を観たかった」とのことで登場させるに至ったらしく、完全に「新海誠ユニバース」と化していて何でもありだがうれしい演出と感じた。
瞬く間にアニメーション映画界のトップに躍り出た印象の新海誠監督。
どれもオリジナル作品として世に送りだしているようでなおのこと素晴らしい才能と感じた。
まだまだ若い監督なので、今後もますます期待をして次作を待ちたいと思う。
考察したいと思えたかどうか
ファンタジーすぎる
内容としてはとても褒められるものではないけれど
全1226件中、141~160件目を表示