天気の子のレビュー・感想・評価
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土砂降り
もうずっと土砂降りだった。
怒られれば笑ってしまうほど限界だった。
成果も認められなければ頑張りも認められない。母はそんなに私を全否定してどうしたいんだ?
でもまあ、母には絶望しても世界にまだ絶望してないのでYahoo!で検索した。
「家出 方法」
そしたら何故か天気の子の考察サイトやらが出てくる。なんで?あーなるほど。サイトのタイトルで理解。
今日は朝から泣いてばかりだ。もうどうにかこの苛立ち悔しさ虚しさ消し去りたいなと思った。映画なんか観に行くべきではない状況。だけど、夜行バスに飛び乗って東京に家出するよりましだ。家出のつもりで映画館に逃げ込んでやろう。ご飯要らないから、とだけ言って家を飛び出して映画館のあるショッピングモールに向かった。
警報が出るほどの大雨だった。サンダルは一瞬で浸された。いつも雨は嫌いだった。でも雨以上に家が嫌いだ。あまりの大粒の雨、むしろ清々しかった。泣いて歩いてもバレないのがいい。
映画を観た。
良かった。今日来て良かった。今観て良かった。助かった。助けられた。日常は生々しい。でもそれが不思議と美しい。知っていたはずのことだけど、忘れていたこと。
観終わって、私が私の力で生きられないという根拠なんてどこにあるんだと思った。映画を観て強くなれたんだと思う。
私も、欲しいものに必死に手を伸ばそ。
映画館を出て、まだ雨が降っていたことにほっとした。小雨で傘が要らないくらいだったけれど、濡れながら、ちょっと笑顔で歩けた。この世界は誰かが作り変えたものかも、なんて思えた。強く願えば晴れそうだ。
とても良い映画だと思います。
稚拙な文章で失礼いたしました。
60点
映画評価:60点
この作品自体は上手くまとまっているし
とても分かりやすく世界観に入り込みやすい
間違いなく良作でしょう。
ただ、新海誠の強みは
魅力的な登場人物と、現実描写だと思っている身としては。
『言の葉の庭』の様な作品を期待してしまう
今作では(君の名は)の様な
現実と非現実の折衷系
詳しくは語れないですが
変な方向性を感じてしまい
私自身にはハマらなかったですね(汗)
素晴らしい作品です
「悪くはない」と言う評価の裏には
そんな事はないのかも知れませんが、新海監督はよっぽど「雨」と「東京」が好きなんだなと思わされます。自分も人生の半分以上を首都圏で生活してますが、根が田舎者ンで大都会には仕方なく居たようなもので正直好きではありません。ですが新海監督も長野県の小海町と言う自然豊かな町のご出身ではありますが‥‥
恐らく誰もが『君の名は。』を期待したでしょう。結果そのビジュアル・映像美は健在でコレ以上ない出来で、雨と晴れの天候コントラストも抜群、美術がひときわ輝いていました。ですが今作は、今更感濃いめのストーリーと、2名のミスキャストに難がありました。
家出少年、離島から。家出と発砲騒動などの強引さに加えて、青春・中二真っ只中の少年ホタカの無鉄砲ぶりと、ソレを支えるヒロイン・ヒナの可愛らしさと優しさ描写、歓楽街のチンピラや警察、須賀に至るまで男大人たちの敵意すら向けられる無理解の描写、その中にあってもナツミやナギほか周囲の安らげる存在、この辺が昭和の頃からワリとよく使い回されたテンプレで、あまり新しさや突拍子的なものは感じられません。それは『君の名は。』もそうでした。
ですが前作と今作で大きく異なるのが「エンターテイメント性のオプション」だと思われます。隕石・地方と大都会、時間跳躍、男女の切ない想いなど〝幕の内弁当〟だった前作に比べ、今回はオカズが〝標準(並)〟で、天丼の〝竹(松竹梅で)〟と言う感じ。つまり『悪くはない出来』の域にハマりきってしまった事による標準止まり感が強く、決して特上でも松でもない仕上がりに感じられるのみでした。『良い』と『悪くない』では目線の角度が違います。
もう一つは、もう何を言っても無駄でしょうが、中の人にソレ専門ではない有名人をプロモーション兼用で充てるのは食傷で、特に今回はホタカの耳障りな絶叫と須賀のキャラに合わなさ過ぎる声質が最後まで馴染めませんでした。平泉さんは事故だと思って諦めます‥‥w
そんな訳で、観客は前作の影響如何ばかりかと思いますが、個人的には厳しい評価をつけました。ですが実は新海監督は『言の葉の庭』や『彼女と彼女の猫』みたいな作風が寧ろ趣味な方だと思われますので、今作はこの仕上がりが規定事項だった事でしょう。
良い意味でなかなかのクセモノでした
個人的な好き嫌いで言うと、私は子供の頃から「雨の日」が大好き。雨の下に出るのは嫌いだが、屋根の下で雨音を聞き、降り注ぐ雨粒、小さく跳ねる無数の水しぶきを眺めるのはどこか安心する。そして雨が上がった風景のキラキラ感、雲間から差し込む光、街が色を変えていく瞬間の気持ちよさ。その一方で雨の振り始めるあの不穏な感じは、アスファルトが濡れる匂いまで伝わってくる。
そんな私にとって、作品全体に繰り広げられる「雨表現」を堪能するだけでも十分この作品を観る価値があった。
…とまあ、そんな個人的嗜好がベースにあることを前置きして。
物語の大筋は、意志とは関係なくいわゆる「異能力」を得たキャラクターを巡る、比較的昔からあるタイプ。
あの「君の名は」はストーリーに若干難解さがあったが、今作は子供たちでもさらに観やすくなっている。
ただし、その表面的に進む青春ファンタジーと並行して、劇中で明確には語られないキャラクター達の細かな背景が物語に厚みを持たせている。
特に小栗旬演ずる須賀という男。おそらく彼の視点でもう一本「天気の子」ができるんじゃないかと思わせるほど。
映画が終わると、清々しい気分の奥に何かモヤモヤが心地よく残る。
「んんん。もう一回観たい…」
前半はサントリーやら日清食品やら画面のそこかしこに宣伝が登場して辟易する感じも無くはないが、まあそれは新海誠作品の注目度であり、業界にお金が流れている証左として映画好きとしてある程度は歓迎すべきなんだろう。
叩かれがちなタレント声優たちだが、皆さん頑張っていると思う。
前作に続いてRADWIMPSの音楽も見事。
「あの二人」が登場するあたりのファンサービスもあり、観たあとにいろんな視点で皆で話したくなる話題が散りばめられている。
私にとっては雨を楽しむ鑑賞映像としても十分以上の価値があったが、作品としてはあくまでいい意味で、観客を掴む「罠」が周到に仕込まれた小憎らしい作品。
是非大画面で。
賛否両論。映像美は流石。
映像は流石。(東京の街並み、看板や建物、現地を知ってる人なら思わずニヤついてしまう)
結末も悪くない。
曲も悪くない。
退屈だと思った部分。
中盤以降の殆どのやりとりが不要に感じた。盛り上げようとしたのはわかるが全て退屈だった。(逃走劇、ラブホの部分、銃を向ける部分)
ホダカに関して島での家族関係や人格の描写がなかったこと。どんな人間なのかさっぱりわからなかった。
悩みを抱えるスガさんの方が感情移入出来た。
それに対してホダカは
好奇心旺盛なのか、語れない程壮絶な家庭環境なのか一切謎です。
内なる声がナレーションに入る。
やたら叫んだりして感情を高ぶらせる。
ですが人格が一切わからないのでサイコ野郎にしか思えない。(アマノを愛してることはわかるが)
前作なぜあんなに感動できたのだろうと思うのはキャラクター達の日常、性格、環境がしっかり描かれて、非情な運命とのギャップがドラマティックに見えたからだと思います。
マルチバース
いわゆる「君の名は」的なアニメ映画が本編前の予告で連投されて、ひたすら二番煎じが繰り返されている現実に萎え、もっというなら、このジャンルは消耗されたコンテンツだと感じさせられた。
これは新海誠のファン映画なのだろうか?
露骨に前作のワンシーンを連想させる演出が続き、あげくに本人達まで。マルチバースなの?
「新作」を見に来た自分にとっては、これまた萎える演出だった。
企業ロゴが次々に画面に映り込み、大ヒット商業映画は辛いね、と感傷に浸る。
救いは、クライマックスシーンに共感出来たことと、RADWIMPSの楽曲は今回も素晴らしくキャッチーだったということ、かな。。
※8/18追記※
一ヶ月ぶり、2回目の鑑賞
話の流れが分かった上で改めて観ると、
心のノイズが邪魔せず、細部の描写までしっかり感じることが出来た。
ひたすらに真っ直ぐなストーリーも、2回目の方が感動出来た。
「君の名は」に囚われていたのは、自分の方だったのだと気付いた。
商業主義に走りすぎて未完成品みたい
上映前に突然ソフトバンクの犬を探せとか宣伝が入って
見る前に少し映画館で見るための雰囲気が壊された。
その後も、当初のシナリオにはなかったけど実在の商品を
見せつけるために変更したんじゃないのか、と
疑いたくなるような商品名を見せつけるようなカットが満載。
飲み物系はまだいい。
お菓子とかも少し無理やりだったけどまだ許せる。
でも「生徒」と呼ぶべき年齢のヒロインが風俗で働く
決意をするような内容で、ガチの風俗の宣伝
(バニラバニラうるさいアレ)を流すのはどうなの?
天気の子は子供の風俗就業を応援でもしてるの?
なんかそこで一気に一回映画の世界から追い出された気分。
物語も、最初主人公が顔に怪我をしていた理由が一切明かされなくて、露骨な宣伝カットや、リピーターを誘うためなのか
前作(君の名は)のキャラが出てくるようなシーン、とかに
時間を割いたせいで説明のシーンがカットされたんじゃないかって
思えてきたら、なんか未完成品を見せられた気分になった。
でも、映像そのものはやはり圧倒的に綺麗。
曲も、主題歌を何回も聞かせられた前回の構成からすると
きっちりと世界観に浸らせようとしてくれる。
それだけに、シナリオに粗悪な広告を投入してちょいちょい
映画の世界から追い出されてしまったのは残念この上ない。
正直、今作は少し商業的に失敗して欲しいとすら思う。
あまりに商業主義に汚された物語のように思うから。
その上で、次回作は映画館の外では幾らでも商業に塗れてもいい。
でも映画の、映画館の中では世界観を大事にして欲しい。
実に素晴らしいの一言です。
エンディングの余韻につつまれた中、京都アニメーションの惨事が頭から離れなかった。極上の絵を支えた全スタッフの皆さんはもちろん新海監督の手腕にすっかり魅せられました。好成績の前作で予算がかなり増えたと推察しますが惜しみ無く使ったんでしょうね。私は大満足でした。この作品に関われた方、全員にありがとうそしてありがとう。
よりエンタメに寄せてきた
前作の「君の名は。」以上にエンタメに寄せてきたって感じがする。これが、NHKで語っていたより批判が来るようにと言うことか…。
これはこれで面白いと思う。何か前作以上の感動を期待していた人はガッカリするかもしれない。まぁ、良い意味で新海誠ブランドを確立するための作戦と思えれば。
で、今後どう進むかを期待したい。このままエンタメ志向として進むのか、それとも昔のような新海誠ワールドに戻すのか。
次の作品が勝負の分かれ目かも。
圧倒的な内容の薄さ。新海誠はタマなしになったのか?
内容うっっっっす!!!!!
ジャパニーズコンドームかな!?!!??
決して過度に貶すわけではなく、本当に言葉通り“絵が綺麗なだけで他になにも無い虚構のアニメ”
もしもこんなクソみたいなコンテンツが評価されるのだったら、日本の優れたアニメーションの定義は『綺麗な絵が動いているもの』になってしまう。そんなことは断じてあってはならない。
これまで触れてきた新海誠の作品の中でも圧倒的にスッカラカンで煮ても焼いても食えない醜い作品に仕上がっている。
君の名にあったような脳みそ空っぽにして見れるようなチープで安直だけどわかりやすいエンターテインメント作品でもなければ、新海特有のこじらせた気持ち悪さが発露している振り切れた作品でもない。(個人的には好きではなかったが)新海誠の作品には、しっかり本人が描きたいテーマがあったはずだ。どうしたんだ新海誠。川村元気にタマを切り取られたのか?
とにかく、この作品で何を描きたいのか、何を訴えたいのかが全くわからない。
恋に盛ったガキが社会や体制を敵に回してたった一人の少女を救うなんて図式はオタクコンテンツに限らず擦られ切ったフォーマットだが、それに対する独自のテーマ設定が全く為されていない。よくあるセカイ系の骨組みに一切味付けがされていないようなコクもうま味もないシナリオは、もはや見ている人間の感性をバカにしているかのような印象すら受ける。
何故これをさも議論を生む深淵なシナリオなどと新海誠はほざけるのだろうか。
もしもこの作品が「東京水没の災害よりも、人間一人の命のほうが尊い」という人命至上主義的なヒューマニズムを描くことが主題だとしたら、もっとそれにフォーカスしたシナリオが描けたはずだ。「自己犠牲なんてクソ食らえ」ということを訴えたいのだったら、主人公とヒロインのために自分達の立場を犠牲にした圭介や夏美はただの道化役に成り下がる。
代わりに詰め込まれてるのは。親なしの子供がいい感じにオシャレな部屋で暮らしていたり、なかなかイカしたユニフォームのフットサルチームに参加しているようなエセ貧困家庭やら(これで若者の貧困を描いているなどとほざくなら本当に脳を疑う)、漠然と就活うまくいかない色っぽいサブカルお姉さんだとか、特に理由もなく子供と物理的な距離感のある男やもめだとか、不必要にモテるクソガキだとか、とにかく登場キャラクターの個性に統一性や連続性がなく無駄に満ちている。描かれているものが点で散らばりまったく線をなしていない。そしてどれもが極めて浅い。
そんなバラバラの要素が、薄っぺらな『新海誠がオシャレだと感じた画面映えするシーンを描くための設定』としか機能していない。まったくもってバカバカしい。
主要キャラクターの魅力も致命的に薄い。この東京を滅ぼす判断をした帆高は、別に大それた理由も明示されることもなくなんとなく家出してるボンクラで、出会って数日の女に惚れて勢いで犯罪に手を染める。親を殺して飛び出してきたわけでもないのに「帰りたくない」の一点張りで官憲に盾突き、たまたま出会った美少女に異様な執着をする。そんなアホが何も考えずにノリで下す決断に、我々視聴者はどう共感せよというのか。
世界を大幅に悪い方向へと変えてしまい、それでもそれに対するもっともらしい大人の見解(天気など人間が本来コントロールできるものではない)が用意されているにも関わらず、ラストシーンでは希望にきらきらした目で「いや、僕たちが世界を変えたんだ!」とか吠えてるこの男はサイコパスか何かなのだろうか??
自分達の決断を背負って生きていく覚悟があるんだったら少しは神妙にしろ。大災害に見舞われた東京が、さも平和で美しく生き生きした街として描かれているのもなんとも間抜けで偽善に満ちている。
あらゆる側面がクソな映画だが、しかし背景美術の美しさだけは評価すべきだろう。
広告をここまで盛り盛った映画はなかなか類をみないが、結果としてリアルな東京の情景や生活感を演出するのに役に立っていたのでなかなか興味深い。広告商品のなじませ方という点では、これまでのどの作品よりも上手くいっていた。成功の理由のひとつはとにかく数が多いこと。だからひとつの商品が悪目立ちしなかった。そしてあくまで作中のひとつのオブジェクトにしかなっていなかったこと。きっと広告出稿社とのネゴシエーションを行った人間が有能だったのだろう。
そのほか細かい感想
・婦警さんが可愛い
・帆高は終始東京怖いとか言ってるけど、神津島も東京都だぞ?
・バーニラ!バニラ!バニラバーニラ!
・婦警さんの太眉が可愛い
しかし、もはやジャパニメーションの中で児童相談所は完全に悪の施設だ。おおかみこどものでもそうだった。現実世界では虐待の疑いがある児童を救うべく、法と訴訟のぎりぎりのラインで戦っているというのにフィクションの中では悪役ばかりにされているのだから、やりきれないだろう。
圧倒される絵と音楽
RADWIMPSと新海誠監督の3年前と同じタッグで似たようなものなのかなと少しの不安を抱きつつ映画館に行くと、
期待の何億倍も良かったです。
ストーリー構成はもちろん、テンポやスピード感、声あては素晴らしく
なんと言っても音楽と絵の一体感が凄かったです。
クスリと笑える、泣ける、鳥肌が止まらない、そんな素敵な作品となっていて
1500円の価値を遥かに超えて来たな。と思いました。
見て本当に良かったです。
主人公の選択には確かに意見が分かれそう
雨降りの都内、晴れていく空、窓に跳ねる雨粒など、天気の描写がどれも美しく情緒的です。映画を観た後、見慣れた都内の景色を美しく感じられるのは新海監督作品ならでは。特に今回は雨と晴れのコントラストにより、どちらかにも違った美しさがあるんだということを描き、細かな風景描写とRADWIMPSの楽曲が彩りを与えていました。
映像の美しさやマッチした素晴らしい楽曲、疾走感は良かったのですが、主人公2人に好感が持てず、後半30分の展開に首を傾げてしまいました。うーん。
このあたりは合う・合わないだと思います。これはこれで一つの選択だし、若さ故の行動や考え方なんだと理解もできる。ただ、前半までの主人公と後半の行動を、選んだ答えとは無関係に、ただただアンマッチに感じてしまった。なので私は合わなかったのでしょう。。
せめて映像美だけでも
広告、宣伝、PRもあり、一度は見てみようと、映画館へ。
新海誠の映画は映像が綺麗で、これはテレビ等ではなく、真っ暗の大きなスクリーンでみるべきものだと思っていた。
雨の描写は言の葉の庭でも取り上げていてから、今回も綺麗だろと思っていた。
それらの期待をすべて過去形にしてしまう今回の映画。
みた位置が前回と違かったからだろうか、
いや、違う。
雨の描写もどこか言の葉の庭と違う気がする、あれは緑との対比が大きいのか、
今回は曇りが多かったからだろうか。
雨、一つ一つの粒はたしかに綺麗だった、魚の形をしているところはストーリーにのっとっていたが、空と魚(鯨)はどこか過去のアニメ映画と被る。
ストーリーにもっと妄想を掻き立てるような、ふくみのある話がほしい。
よくわからんものを見せられたが、新海誠の集大成か?
好きな新海誠作品は秒速と雲の向こうという新海誠ファンの個人的な感想をつらつらと書かせて頂きます。
私はずっと新海誠という人物はアニメーション映画監督だと思っていました。だからこそ、彼の過去作品は視聴者を選び、大衆受けしないという評価を受けていたと思います。
その中で、君の名は内容としては賛否両論あったにせよ、新海誠作品としては珍しい大衆受けするオチであり、実際の多くの視聴者の目に止まる所となりました。
そして今作の天気の子ですが、見終わった最初の感想は「よくわからないものを見せられた。テーマは何だ?」でした。
新海誠作品の共通のテーマとして私は遠距離恋愛だと考えていました。距離、時間、空間、立場……形こそ変えているものの内容としてそこは共通していたと思います。
しかし、今回の作品はちょっと一味違いました。
遠距離恋愛ものではないし、一体この作品は何だったのだろうと考えた時、一つの考えが浮かび、非常にしっくりきました。
「天気の子」はSFではあるものの「純文学」を映像化したものではないでしょうか。だからこそ、オチも無ければ山場もない。ただ、二人の主人公の日常を描き、それで終わり。
そう考えると、過去の作品にも合点がいく部分が出てきます。秒速では明里の結婚相手を貴樹は殴ったりしない(そもそも出会わない)し、雲の向こうでは佐由里が目覚めて終わり。純文学的には普通な気がします。
これまでの新海誠は、遠距離恋愛アニメーション監督でしたが、彼の本質は「純文学アニメーション監督」であり、その側面が彼の集大成として表に出来たのではないかと思いました。
内容的にはよくわからんが面白かったです。昔の作品と同様(笑)
今年の長雨とリンクしているのは偶然だろうか? ググッと引き込まれな...
今年の長雨とリンクしているのは偶然だろうか?
ググッと引き込まれないって思ったけど、終わって見上げた空の雨模様も悪くない。
傘を差すほどでない雨に、濡れて帰るのも悪くない。
最高すぎる、余韻にひたる、RAD最高
まじで感動した、最高すぎる、1回見たけどもう1回見たいと思う作品、音楽が流れてからの鳥肌が止まらなかった、ホントに見たほうがいい作品。
天気の子万歳🙌RAD🙌新海誠🙌
awesome
明日も頑張ろうと思える、そんな素晴らしい作品でした。
登場人物、ストーリー、RADWIMPSの音楽、綺麗な絵、色々な物が集まって1つの作品、1つの素晴らしい物語になっていると感じました。
前作、大成功した作品は次作でこけると言うことはよく耳にしますが、さすが新開誠監督、RADWIMPS。前作に引けを取らない本当に素晴らしい内容と音楽でした。
2回目も必ず観に行きます。
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