天気の子のレビュー・感想・評価
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今回は、口コミで失速する予感^^;;;
君の名は。は、公開から1ヶ月経っても減らない観客に興味津々観てみたら想定以上の作品でした。
今回もその流れでかなりの人が観るとは思いますが、公開4日目の月曜レイトショー鑑賞者は、4割ほどの拍子抜け(^◇^;)
雨の描き方と音楽のマッチングは、素晴らしいけど前作には遠く及ばない。
小栗旬が、小栗旬すぎて、平泉さんも平泉さんすぎて冷めた(^◇^;)
いつどんでん返し的に盛り上がるのか!?と期待しながらも起承転結が、浅く曖昧で、見終わった後にモヤモヤ感が残る。
私的には、前作からの超サプライズ場面だけ、微笑ましくイイ感じで観れました。
まぁジブリ作品も公開毎に騒がれても2000年以降はイマイチ万人受けしてるわけではない。
ただこの作品もハマる人にはハマると思いますので、観る予定の方は、低評価レビューが溢れる前に先入観なしに見た方がいいと思います。
☆2.6
この作品単体では評価できない
映像・音楽◎ ストーリー△
新海さんの作品は「秒速五センチメートル」「言の葉の庭」「君の名は」を視聴済み。
ハッピーエンドが好きなので公開前から期待してました。
映像と音楽はこれぞ新海誠というような圧倒的な美しさと迫力でとても良かったです。
声優の声もそんなには気になりませんでした。むしろ味があって良かったなと。
ただ、ストーリーだけはもう少し何かできたんじゃないかと思いました。
他の方が既に述べていますが、帆高が東京に来る理由、陽菜のお母さんが死んでしまった理由、最後に警察に保護された後に陽菜達がどうやって暮らしたのかなど物語を進めていく上で大事な箇所が説明されておらず、観ている途中で?となることがありました。
また、前作「君の名は」のキャラクターを出演させるのはいいのですが、あまりに出演させすぎでは?
てしがわらやさやかみたいに後ろ姿って気づく人には気づくレベルで出演させればいいのに、滝や三葉みたいに物語中に分かるレベルで出演させられると観ていてくどく感じてしまいました。
ストーリーについては△ですが、それを補って余りあるような映像と音楽なので、トータルでは観に行くことをお勧めします!!
とても感動したしとても面白かった
2回見に行って
1回目は、ただただ映像美と素晴らしい音楽に圧倒されてしまって、はあ~なんか……綺麗…で終わってしまった…。
登場人物たちの感情がうまく読み取れず、また映画のラストにも、モヤモヤしたものが残った。
これはもう1回行かねば!と思い立ち鑑賞。
……感動。
なぜ登場人物達が、あの場面であの行動をしたのか、セリフ一つ一つに耳を傾けると、
はぁ~…うんうん…と、納得出来た。
また、劇中の曲も、1回目は、
うーんなんか泣かせにきてるわーくらいでしたが、よく聞くとキャラの気持ちともすごくリンクしてる歌詞で素晴らしい!
主人公達が感じる生きづらさだとか、会えない人にもう一度会いたい思いとか……。
言葉では伝えられないけど、とにかくリアルで鳥肌だった。
ラスト、最後の主人公のあの気付きのセリフに、全てが詰まってた気がする。
深い映画だった。
余裕を持って鑑賞できる2回目だからこそ
その良さに気がつけた。
ギャーギャー言われてるけど面白いじゃん
いまいち
気持ちが晴れ晴れとする
新海誠監督は「君の名は。」の評判がよすぎて、次作のプレッシャーは並大抵ではなかったと思うが、本作品でも思春期の恋愛模様を上手に描いている。子どもたちのドラマに大人を絡ませるのが得意な監督で「君の名は。」でもアルバイト先の先輩だったり、飛騨の民宿の店主だったりと、「わかってくれる大人」がいい働きをしていたが、本作では小栗旬が声優を務めた須賀圭介がその役割を果たす。
兎に角映像がいい。海のような空は青が引き立っているし、雨のグレーな世界は気分をどこまでも沈ませる。公園や神社のグリーンは砂漠のオアシスのようだ。このあたりの映像は職人芸である。観客を引き付けて飽きさせることがない。
映画のプロットには地球の温暖化、ネグレクトの問題、銃汚染、養育問題、嫌煙問題、警察権力の横暴など、現代日本と世界が抱える問題をリンクさせていて、アニメのファンタジーにしてはとてもリアリティがあると思う。こんな世の中が来ないとも限らない。
終始16歳の男の子らしい元気と思い込みの強い一途さと悲壮感が一緒くたになった思春期の精神状態で物語が進むが、どの登場人物にも悪意がないから平穏に観ていられる。ストーリー展開は早くて意外にスリリングでもある。ディズニー映画ならワクワクするようなファンタジックなシーンも、本作品では何故かヒリヒリする。そこがいい。敵か味方か善か悪かみたいな単純でノーテンキなディズニー映画とは一線を画す。
主役二人の声優は初めて聞く名前だが、物語の雰囲気によく似合う声だったし、落ち着いたいい演技だった。倍賞千恵子は素晴らしい。この人の声を聴くとホッとするし、懐かしさも覚える。
深刻な問題を内包するファンタジーではあるが、新海監督らしくプラトニックでシャイな思春期の恋愛模様を清々しく描いた作品でもある。それは「君の名は。」にも通じるところで、新海映画の真骨頂だ。雨のシーンばかりの映画だが、観終わると不思議に気持ちが晴れ晴れとする。いい作品だと思う。
「君の名は。」と比較しないで!
晴れやかな気持が広がる作品
ここ最近の新海作品は毎度驚かされるので、本作もとても楽しみにしていました。
「言の葉」ではこれまでより一歩先に、「君の名は」ではさらにその先に踏み込んだ作品を描いてきました。
そして「天気の子」もまた、さらにその一歩先が描かれていたのです。本当にすごかった。
まずその映像美にはただただ魅せられます。本当に美しい。
私はどうしてもIMAXで観ると決めていたのですが、そうして本当に良かったです。
映像の奥行きとか一体感とか色々ありますが、空の広がりが本当素晴らしかったんですよ。観に行ける環境でしたらIMAXを強くお勧めします。
今回も映像と音楽の絡め方がうまく、曲数はいつもより多く使用。
RADだけでなく三浦透子が歌う楽曲もあって、それがまたうまくメリハリを効かせています。各シーンと共にとても心に残りました。
楽曲は歌詞が実に物語とあっていて、鑑賞前にいくつか曲を聴くか歌詞を読むかすると、より物語に入りこめると思いますよ。特に「グランドエスケープ」と言う曲がかかるシーンはものすごいものがありました。
また制作側の遊び心も感じられ、随所に色々カメオ出演が見られますよ。
それといくつかのパーツからか、何処か「雲の向こう」を感じました。私だけかもしれませんが。
他、設定とか細かいところで少し気になるところもあるのですが、演出と音楽と映像で全部振り抜いてます。でも雰囲気だけでハナからそこを描くつもりも無かったのでしょう。
シンプルな男の子と女の子のお話。様々な事に苦しみながら少年が選択する姿を描いた物語でした。
そうした末に迎えたラストシーン、それは実に心地良かったです。
鑑賞後劇場を後にする時は、良い天気の日のようにとても晴れやかな気持ちになってました。
そんなとても素敵な作品でした。
あとこれはレビューと違うのですが、キーとなる屋上に鳥居のある古びたビル。
あれは「代々木会館」がおそらくモデルです。
東京の九龍城と愛されてきましたが、とうとう8/1(2019年)から解体工事が始まります。
すでに入る事はできませんが、気になる方は早めに訪れるのが良いと思いますよ。
少し残念
これは見るべき映画
最初にひとつ言わせてもらいたいのは本田翼の声優が下手と批判していた人達に対するものである。実際映画を観ていて違和感を感じることはなかったし、むしろ個人的には好きなキャラクター像を出してくれていたと思う。
本編に関しては文句無しの名作。作画はもちろん音楽とのマッチングも良かった。「16歳」という難しい年齢の主人公の純粋で必死な姿に何度も胸を打たれた。終わり方についてはやはり賛否が別れるとは思うが、私はこの終わり方で納得している。「君の名は。」に引き続いて大きなプレッシャーを抱えて臨んだと思われるこの作品だが、素晴らしい作品だった。新海誠さんの映画には驚かされてばかりだ。
とにかく、この映画は特に高校生に観てもらいたい映画だ。恋をしてる人は特に。この素晴らしい作品がより多くの人に届く事を願っている。本当に鳥肌モノだ。
特等席
感動しました。
映し出されるスクリーンの世界は美しくて、たぶんどの席に座っていてもじぶんだけの特等席から観てる。打ち上げ花火、上からみるか横からみるか、真上からみれましたね。
雨、水、汗、涙が切なくなるほど美して生きている。動きのあるそれらが自然も人間も生きているということ、生かされて生かされているということ、生きていていいんだということを伝えて くる。感動。
穂高が走る走る。そのひたすら上を目指す姿から、おとなたちもこどもたちも息苦しい、生き苦しい今こそ、なんといえばわからないけれど、まさに「大丈夫になりたい」としか言い表せないような気持ちがふりしぼるように湧いて沸いて。感動。
いろんな解釈がありそうですが難しいこと抜きに映像とストーリーに何を言っても足りないし、表せないけれど、とにかく感動してしまった。
また明日も観に行きます。
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