天気の子のレビュー・感想・評価
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人生を棒に振るとは
自分が高校生の時に人生を棒に振ることに恐れがあったと思います。
自分勝手なことはせず、世間の価値観や周りの視線に逆らうことが出来ずにいたのではないか。
それで何もせず今に至ってどうなったか、何もしないことが人生を棒に振ることなのではないか、この映画を観てそう思うことがありました。
映画はご都合主義なところもあると思います。しかし、現実であの時自分勝手なことをもしやったとしても、結果は大したことにはならなかっただろうと思うこともあるので、映画が完全なご都合主義でもないかと思います。
映画としてはフィクション部分も強く感じさせつつ、世界観やキャラクターにリアリティを上手く出しているなと思います。
ストーリーの展開とキャラクターの行動に意見が分かれるとは思いますが、若い時の得体の知れぬ息苦しさや世間の冷たさ、個人の小ささを上手く描いていて、私としては観て良かったと思える映画でした。
もうこれ以上、新海の映画は観ません。
世界観に頼りすぎ
雨が重くて優しい
なにが大丈夫なんでしょうか?
スケール大きい
新海さん、まいりました。
【メモ】
凹んだ。
私はこの主人公達の親世代。
雨ばっかの世の中にして、
ごめんよ。
”何もない僕たちになぜ夢を見させたのか
終わりある人生になぜ希望を持たせたか
なぜこの手をすり抜ける物ばかり与えたか
それでもなおしがみつく僕らは醜いかい
それとも綺麗かい 答えてよ”
答えられなかったよ。
私達が降らせた雨で、
若い世代が犠牲になる。
そして、
春や秋の美しさを教えられなかった親世代の私は、
かなり凹みました。
この雨は、
雨のままでいい。
若い人達には、好きに生きて欲しい。
新海さん。
まいりました。
泣けたし考えさせられた
君の名は よりも好き。
酷評が多いけど、私自身は、心が洗われていき、いい映画を見たと思った。
ただ、銃のシーンは必要だったのかな?
とは思うけどね。
誰にも、起こりうる些細なことから、守りたい人のために歯車が狂って道にはずれてしまうことあるし。
主人公は家出少年で大都会に身寄りもなく生きていくだけでも大変なのに、生きる力を覚え身につけ少女と出会い惹かれていく。
ファンタジーとリアルな世界をわかりやすく調和させ描いていた。
監督が伝えたいメッセージが、深くてジンとくる。猛暑というより災害クラスの今年の夏の終わりに見て後悔はない。
雨の日に観ると甘目
序盤は、うわあ何このこの甘ったれで世間知らずのガキ、という印象。出会いから話が動き出して徐々に成長していくまでは良かった。
だが、途中で騙し設定が明かされるとちょっといろいろ許容できなくなってくる。妙に軽々しく考えているところも気になった。ストーリーの骨格自体は定番的なもの(ボーイミーツガール&セカイ系)なので目を瞑るべきところなのだろうが、この現代日本と近似の舞台設定で肉付けされると、最終的にあれだけのことになっているのを見ると、やっぱり甘ったれで世間知らずのガキという認識に戻ってしまう。
映像のクオリティ、カメラワーク、東京の風景の描写等は好きだが。たまたま雨の日に観たのでより没入感はあった。
君の名は。とはがらっと違うのが見たいなら
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