天気の子のレビュー・感想・評価
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泣けたし考えさせられた
君の名は よりも好き。
酷評が多いけど、私自身は、心が洗われていき、いい映画を見たと思った。
ただ、銃のシーンは必要だったのかな?
とは思うけどね。
誰にも、起こりうる些細なことから、守りたい人のために歯車が狂って道にはずれてしまうことあるし。
主人公は家出少年で大都会に身寄りもなく生きていくだけでも大変なのに、生きる力を覚え身につけ少女と出会い惹かれていく。
ファンタジーとリアルな世界をわかりやすく調和させ描いていた。
監督が伝えたいメッセージが、深くてジンとくる。猛暑というより災害クラスの今年の夏の終わりに見て後悔はない。
雨の日に観ると甘目
序盤は、うわあ何このこの甘ったれで世間知らずのガキ、という印象。出会いから話が動き出して徐々に成長していくまでは良かった。
だが、途中で騙し設定が明かされるとちょっといろいろ許容できなくなってくる。妙に軽々しく考えているところも気になった。ストーリーの骨格自体は定番的なもの(ボーイミーツガール&セカイ系)なので目を瞑るべきところなのだろうが、この現代日本と近似の舞台設定で肉付けされると、最終的にあれだけのことになっているのを見ると、やっぱり甘ったれで世間知らずのガキという認識に戻ってしまう。
映像のクオリティ、カメラワーク、東京の風景の描写等は好きだが。たまたま雨の日に観たのでより没入感はあった。
すごい!!!!
こんなに響かない映画はじめて!!
お金と時間もったいなかった!泣
私わりとどんな映画でもそれなりに何か得て帰るし見てよかった、って思うのに
ここまで腹立たしい映画もそうないな…笑
映像は綺麗。それだけ。
君の名は。とはがらっと違うのが見たいなら
君の名は。とは全く違うストーリーで2人が出会うのを見たいならあまりおすすめはできません。
終盤に差し掛かった辺りからは君の名は。とよく似ています。
ただ、映画としては面白かったと思います。作画がびっくりするほど素晴らしく、曲の入るタイミングも凄く、シーンにマッチした音楽がほとんどなので感動するシーンが曲のおかげもあって相乗効果により凄く素敵に見えました。
とても満足出来ましたが、ここまで来ると新海さんによる全く違う展開のアニメラブストーリーの映画が見てみたいと思いました。
声のくせ
君の名はの時みたいな衝撃は、ありませんでしたが、思春期の部分を丁寧に描いていたと感じる。
君の名はのキャストをひょっこり出すということで、視聴者の関心を掴む。そして、エンドロールでこの人も出でたのかと思ってもう一度確認したくなる作品。
そして周りの声のクセがすごい。平泉成は平泉成
説明や描写が雑
登場人物の描写が雑で、あまり感情移入や共感ができないまま、ストーリーが淡々と進んでいってしまう感じで、雑だなと感じた。
期待してしまったところはあるけど、泣けるほどの映画ではなかった。
ただ、絵がキレイなことや、メッセージ性や展開の意外性はあったので、そこは良かった。
なので、全体の評価として3だと低く感じるけど、4を付けるほどではないかなという映画。
映画館で観る価値有り
前作同様メインターゲットは、ティーンを中心に20代あたりまででしょうか。
それを、成熟した大人達がハードルを上げて鑑賞して落胆し、意気揚々と批判しているのが目に付いたのでレビューします。
まず映画館で観る価値があるかどうか、といえば、あります。背景やエフェクトの美しさは日本のアニメーション随一だからです。
ではストーリーはどうか。起伏は少ないがコンセプチュアルで飽きさせない。感心するような伏線回収はないが、一章一章、丁寧に書かれている。台詞に気にかかるところがあり不自然な点はある、しかしそれがリアルさを引き出していたりします。
無駄な説明を省いたことによる情報不足のところもあるが、それがあると却って説明的になり過ぎる部分であり、そのあたりのサジ加減は考えられています。
声優陣はどうか、酷評されている本田翼は悪くないし、むしろキャラクターに馴染んでいました。逆に浮いていたのは小栗旬や梶裕貴で、声に特徴がありすぎるせいか、ミスマッチだった。
若い層に向けた青臭さは変わらずにありながら、それでも大人でも新鮮に楽しめる作りにはなっています。映像に散りばめられたスポンサーの影は、確かに気になりました。
マイナスポイントはいくつも目に付きます。しかし、その分を差し引いても新鮮な映像体験には、レイトショーならまあいいかなという満足度でした。
総合的には74点くらいですかね。前作は83点くらい。
2回見みて!
この作品 1回目見たあとに絶対パンフレット買った方がいいです!
そして2回目も見た方がいい
一回目よりより内容が理解出来パンフレットを読むことで新海監督が考えている事を把握出来る
自分は2回目でより理解し泣いてしまいました
そのくらい違います!
前作のインパクトは越えられない
相変わらず風景描写が緻密で、本当に綺麗な作品になっていました。
舞台となった代々木は馴染みが深く、主人公の母親が入院していた病院や、メインの舞台となっている廃ビルも良く知っています。
ただ、病院は実在するのでむやみに立ち入ることができません。廃ビルは来月取り壊しになるようで、屋上に鳥居はありませんし、入口には警備員が立っていて中には入れませんので、聖地巡礼には注意が必要です。
で、ストーリーですが、拳銃が出てきたり関係者全員が警察のお世話になるなど、なかなか物騒なのは「君の名は。」譲りでした。
「君の名は。」の瀧くんや三葉などのメンバーがサプライズで登場するほか、ソフトバンクのお父さん(ただの白い犬ですが)も出てくるので、よかったら探してみてください。
天気の子
いやー、賛否両論分かれてますねー。
観に行きましたよ。天気の子。
私からしたら結構好きな作品です。ただ、君の名は。みたいに期待しすぎるのは禁物です。
良い点
・君の名は。とは全く違う東京が描かれてたこと。
・君の名は。友情出演合ったこと。
・言うまでもなく映像美。
ただ、今回のキャラデザはあまり私の好みではなかった。
・挿入歌の活かし方がとても良い。
・話がわかりやすい。
悪い点
・好きなキャラができない。愛着の持てるキャラがいない。
・声優が合ってない(一部)
・設定が薄い。主人公達の過去の背景をもっと描けばよかったんに。
・もう少しひねりのあるストーリーを。
・スポンサー商品が出まくる(良くも悪くも)
予備知識なしで観ました。小説を読んでたら見方が変わってたのかも。君の名は。から中高生の恋愛模様を描くようになったが次は言の葉の庭のような大人の恋愛が見たい。
凪が、子どもの頃のハウルにみえて仕方がなかった。
次作に期待。個人的には結構好きな作品です。(ダメ出し多いが)
・批評には個人の価値観があるのでご了承ください。
楽しめる映画だった
観て楽しめる映画だった。最後のドタバタはちょっと疑問符がつくこともあったけどエンタメなんでね。リアルがどうとか批判されている方が多いですがそれならなぜ映画を見に行くの?エンタメやフィクションに難癖つけても仕方ないじゃないか。「自分の感覚では面白くなかった」ならそれはしかたないけどね。
アンチが多いのも人気作であるが故なんでしょう。全ての人に受け入れられるものは存在しない。
中途半端な嘘くささが鼻につく
東京という現実の都市が主舞台となって展開されるので、ファンタジーとしては嘘くささが鼻につき、まったく面白くなかったし、君の名はに続いてストーリーの粗さも気になった。
見ながら、どうしたらもっと面白い話になるのかをずっと考えていた。
サマーウォーズのように、嘘の世界で通せばそんなことあり得ないだろうと思うことも許せるし、それはそれで面白い。
君の名はのように、主舞台が架空の世界であればなんとか許せることもある。(あれが限界)
今回はひどい。
(言葉が足りなかったので付け足し)
ファンタジーというのは虚構の世界というのは当たり前。しかし、何でもかんでもありというわけではないはず。そんなことをしたらめちゃくちゃになって訳のわからん話になってしまう。
現実社会をステージにするならば、現実と虚構を繋げる綿密な設定が必要。
創作する者はそれをどう繋げていくかに苦心する。
そんなことあるはずがないことを、見ている人(書籍であれば読んでいる人)にいかに納得させるか、そんなことあるはず無い話だけど、でもあるだろう、あったら面白い、あるかもねと納得させることができるかどうかが勝負。要するに納得性の問題。だから初めから現実世界と切り離し虚構の世界で話を展開させたり、現実と虚構の世界をうまく繋げながら虚構の世界で話を展開させる手法をとることが多い。
今回も、初めから東京でなく虚構の世界で展開させていたらそれなりに納得性が得られたかも知れない。東京であることが重要なファクターにもなっているのだろうが。
その納得性に乏しかった。だから嘘臭さが鼻につく。
ただ、映像はとても美しく心が洗われた。それが救いで星一つ。
特にファンタジー作品の創作に携わっている自分の見方が厳しいのかも知れないが。
帆高よくやった!!
東京に出てきた少年が天気を操る少女に出会う話。
賛否両論出てたから気になってみました。
僕は完全に賛成派です。
帆高よくやったと言ってやりたい!
10代のとき純粋に抱いてた夢や希望とかは、
大人になったらいろんなものを抱えてしまい
結局なくなってしまう。
そんなんでいいのか、
もっと自分に正直にいこうぜえええええ
と訴えてくる映画でした。
相変わらず映像綺麗だし、
勇気をもらえる素敵な作品だと思いました。
ファンタジーに手を出すべきではなかった。
彼岸にも関わらず雨が降りしきり肌寒い東京。離島からの家出少年・帆高と晴れ女の少女・陽菜のボーイ・ミーツ・ガール。ファンタジーであり超能力者ものである。
にしても序盤は説明不足。異常気象の雨に対する都民の認識がわからない。突如、離島から少年が東京へ家出してくる。理由は教えてくれない。離島なので特殊で説明してくれんと共感もできない。セカイ系なので、馬鹿な主人公じゃないと話が進まんのは無理もないが、新海誠に合ってない。新海は内向的な少年を描く方が合っている。ファンタジーと超能力のギミックに粗があり、ツッコミたくもなる。ストーリーの流れは好きだった。結構、君の名は。のキャラが出て来たり、主人公二人が恋ダンスやフォーチュンクッキーしたりするのが邪魔だった。野田洋次郎の楽曲が多く感じ、最後の一曲だけで良かった。
僕が好きなのは、新海誠が描くフェチズムとロマン、リアリズムである。今度は田舎フューチャーな大人向けの映画が観たい。
「主体性」を通して見る世界へ
なんとなく、気づいたら周りに広がっていた世界。
選ばずとも与えられていた物事のすべて。
それは気づく前から変わらずあったものだとして、果たしてこのままでいいのか。もう一度自らの手で選別しなおす行為は、以降の人生の質を大きく変えるはずだ。
ただ「知っている」だけの世界から、自ら「納得して受け入れる」世界へ。
疑問を持ち、選別しなおす主人公はすなわち、与えられてばかりの幼少期を抜け出し、主体となって取捨選択する大人へ変容してゆく。物語はその一部始終を「変容者の主観視点」で捉えたがゆえのファンタジー要素が秀逸と見る。
雨の描写もいいけれど、雨音も聞きごたえありだった。
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