天気の子のレビュー・感想・評価
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新海誠を感じ取れる作品
今回の『天気の子』では、前半、後半部分に分かれていて、主に後半にドドんとのしかかってくるところが印象的でした。
感動も君の名は以上でしたが、前半がどうしても平和な関係に見え過ぎてもう少しあったらもっと楽しくなっていくのかなあと思いました。多分これが残りの0,5個分の星にたどり着けない理由です。この映画を見て「つまらなかった」「ストーリー性が伝わんない」は絶対ないです。十分に楽しめる映画になっていると思います。曲もRADWIMPSさんが手懸けているのでかなり演出が凄くて吸い込まれるかのように涙が出て来てしまいました。見たいと思った人は是非見てもらいたいです。
ノンストップの120分
前作から引き続き、テンポが最高!
行き着く暇なく、ずっっと興奮したまま最後まで楽しめた。
ストーリーも最高で、最後は考えさせる場面も。
というか高校生に戻りたい。
なぜ東京生まれ東京育ちなのに、私と穂高はこうも違うのか。
年齢的に遅いかもしれないが、明日明後日の土日を利用して代々木あたりに晴れ女を探しに行こうと思う。
いや、むしろ私も島に行って人生を見つめ直すべきなのか。
そんな妄想と現状への焦りを掻き立てられる重厚なストーリー。
最後の強烈かつ意味ありげな引きとカップル来場客の多さもあり、
見終わった後の奇妙な焦燥感と満足感はひとしお。
エンドロールを見ればわかるが、いたるところに嬉しい仕掛けが!!
(何かは劇場で自分で探したほうが絶対楽しい。
ただ、仕掛けがあると思って探す気持ちで行くとより一層楽しめるかも!)
物語のテンポと映像の美しさに圧倒されて、まだ見落としてるところが多数あるので、2回め、3回目と足を運びたい。
心がグッとして言葉が出ない映画
本当にとても面白かったです。ただし前作「君の名は」とは全く異なる映画だということをご留意いただきたいです。したがって、両者の面白さを単純に比較することはできません。
天気の子は、心理的にも経済的にも窮した年端もいかない少年少女が、血筋も土地柄も関係なく”たまたま”授かった不思議な力を介してお互いに救われ、そして引き裂かれ、もがく物語です。君の名はとは毛色が違いますが、とても切なく、心をうつ物語です。クライマックスでの帆高の言葉は真に迫るものがあり、必見です。とても面白いです。ぜひ安心して劇場でご鑑賞ください!
*ちなみに鑑賞後、劇場を出るときに何十名かいらっしゃいましたが、私を含めほとんど誰も言葉を発していませんでした。それほど余韻が強い映画です。鑑賞の後押しになれば幸いです。
君の名は、も壮大な伏線
考えすぎかな〜(きっと注目すべきは主人公じゃない)
初日に見てきました。
ストーリーの着地の仕方は賛否はあるかと思います。
ただ須賀圭介の奥さんは事故で亡くなったとなっていますが
人柱の話を刑事とした時泣いていたり
お盆に誰かを迎えようとしている廃ビルに居たり
多分この辺のストーリーが別にありそうで
そこはわざと省いてる気がするんですよ。
実は須賀圭介の奥さんも…(子供の喘息を軽くする為に)
深読みし過ぎなのかな?
そういう意味で
何回か見たい作品でした。
僕は好きです。
MVみたいになる場面はもう出癖だから
仕方ないかなww
美術5、ストーリー3
清々しくなんかない
この映画はネタバレありで感想書いた方が面白いと思うので、まだ観てない人は読まないでください。
まず前作『君の名は。』と違って全然ハッピーエンドじゃない。当事者2人だけはハッピーかもしれないけど、それ以外の全員にとってはバッドエンド。3年も雨が降り続いたら都市機能は麻痺するから職も失うし、農作物は枯れて食糧不足になるし、浸水による腐食で住宅も失う。死者が何万人も出ているはずの世界です。全然!清々しい終わり方じゃない。
前作はすごく好きなので、序盤で『君の名は。』の主人公2人が出演したとき「ずるい演出だなー!」と軽く感動を覚えたけど、あちらと同じ世界線ってことはハッピーに終わったあちらの世界もバッドエンドに巻き込まれたわけです。
全然!清々しくない。
それを理解せずに高評価つけてる人や、結末は賛否両論とか言ってる人はどちらも信用なりません。当事者以外にはあまりにも不幸な選択だから。
でも主人公は雨しか降らない世界を、愛を選択した。主人公にとってはとてつもなくポジティブな選択なんです。新海誠の作家性とやらがそれを選択させた。そういうお話なんです。
自分は高評価をつけました。結末に納得はしてないけどこの映画に十分満足できたから。
ストーリーよりも
天気の子の評価?君のそーつぉーどーりだよ☆
『君の名は。』の欠点を見事に補完
かつての新海映画といえば、「健気で脆そうなヒロイン」「脚」「田舎と都会の対比」「線路と鉄道」「猫」「日本の古典」「鬱エンド」など、独特のフェティシズムが伺えました。そうした要素を大きく転換したのが前作『君の名は。』でした。もちろん全てではありませんが、ヒロインは健気でしたが、気の強さを備えて方向が変わりましたし、ヒロインの描写で目立ったのは胸でした。あとは猫も殆ど登場しなかった記憶がありますし、鬱エンドではなく、始まりを予感させる前向きな終わり方になりました。結果としてこちらは記録的なヒットを飛ばしましたが、古参のファンは物足らなさを感じたでしょう。どちらが正しいということはありません。ネタバレ回避の為に抽象的な話になりますが、今回は、前作の良さを継承しつつ、新海ismをふんだんに盛り込んだ名作と言えるでしょう。今回も、ストーリーの大枠は『君の名は。』と似た要素もありつつ、今回の大きな違いは、「会えないヒロインに会いに行く話」ではなく、少なくとも会えているのです。会えている、つまりお互いの人格を我々も彼らも知っているからこそ、主人公へのより一層の感情移入がなされるのです。あとは、新海作品にしては珍しく、恥じらいながらも、手探りながらも、ある程度恋心を自覚しているというのも胸キュンポイントです。前作が映画としての最高峰であるなら、これは「新海誠の」映画の最高峰と言えるでしょう。迷うならば是非見てみてください。新規や古参を問わず、誰にでも楽しめること請け負いです!
ホントに好き嫌い分かれる内容
第二回モノローグマラソン開催のお知らせ
良い意味で知られる監督になりプレッシャーもあったでしょう。
期待値も高くなりお客さんの数も増えました。
やっぱりある程度万人受けと言うか、さらなる作家性の親しみやすさを意識したでしょう。
大衆向け作品ではあるんですけど、
内容は本当に超個人主義ですよね。
自分の周りは善人しかいないし、
モブやその世界は外野で、
正論を言う大人は必要以上に悪人のような扱い。
ご都合主義とまでは言いませんが何か視野が狭い気がします。
あのラストシーンは嫌いじゃないですけどやっぱり超個人主義なんです。
そりゃあ「世界を敵に回しても君だけは守る」をやりたいんでしょう。
でも「だって好きなんだもん!世界なんて知ーらなぁーい」に見えちゃいます。
昔の新海誠みたで個人的には好きですが。
「君の名は。」でも苦手に思ったところは今回も健在で、
モノローグ進行、
キャラのカメオ出演、
不必要な性的描写、
曲待ち演出、
俗に言うケレン味??
そして最大の問題点である予告動画で内容の大半を予測できる事。
「言の葉の庭」から特に感じますが、伏線の張り方にちょっと無理がある気がする。
今回はモノローグマラソンをする参加権でしか無かった。
この人の作品で「なるほどぉ〜」ってなった事一回もない。
もう脚本書くの疲れちゃったんですかね?
悪い意味でここまでが新海誠イズムなんですよね。
「天気の子」はさらにマシマシ媚び媚び、
笑かすシーンも予定調和過ぎて寒い。
ごめんなさい、こんなので笑えるほど子供じゃないんです。
サブキャラの声優さんネタや、平泉成とか、メーカーズマークとか本編に関係ないところでニヤつかせないで下さいよ!
あと前作のあの人達の使い方も雑以上の何者でもなく本当にダサい。
このシーンはまあまあ尺を割いてるし、
人気作だっただけあって本筋がボヤケちゃいます。
その後とかいいですから。
あとはご想像にお任せくださいよ!!
もう少し視聴者を信じてほしい。
いらん心配かも知れませんがスポンサー多すぎて、あんまり自由に作らせてもらえなかったのかな??
今年ワースト候補です。
2回目鑑賞しちゃった…(笑)味わい深いスルメ映画☆
(2回目レビュー)
昨日観たばかりなのに、あの高揚感と不思議な感動をまた味わいたくて…映画館に飛び込んでしまった。
お金ない私は割安なレイトショーがあり助かった(笑)
ヘンテコで突っ込みどころ満載なストーリーだけど、映像美と音楽のパワーが圧倒的すぎて癖になる…(´- `*)
理屈じゃない。なんだろ?ホントに変な映画だ☆
(1回目レビュー)
観賞後の余韻が…いや~、ハンパないね。。。
新海監督は賛否両論を生み、問題提起を恐れず、癖になる独特の感動を与える天才だな。マジで。
浅くて陳腐な内容だな~と冷めた気持ちで見ていたのに、後半に進むにつれて深くて奥行きあるストーリーが隠されているな…と思わせるスゴさ。やられた☆
映像の美しさは圧巻すぎて、それだけでも、あと2回は観てしまいそうな自分が恐い(笑)
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