天気の子のレビュー・感想・評価
全1963件中、1681~1700件目を表示
映像美と音楽と森七菜の声
気持ちが一杯になった
いいよ
残念、期待はずれ
ひとことで言って 君の名は の焼き直し。セルフカバー。
新海監督に特に思い入れはないので単純に面白いかどうかの評価です。
前作はとても楽しめたんですが、今作は前作の要素があまりに多すぎる。というか構成も含めほぼ同じで劣化盤。他人が作ったらただのパクりとなるでしょう。
だから前作知らなければつまらないことはないですがそういう人は少ないでしょう。
映像はキレイだし人物画もいいので残念です。
違う感じの作品がみたいです。
愛にできることはまだまだありますよ。
爽やかだった、ひたすらに
映像美が素晴らしい、特に水の表現と花火のところ
そういった意味で視覚的な感動はあるのだけれど・・
今までの新海作品は距離感と喪失にひたむきに向き合っていた。
時間、空間、国境、年齢、成熟により変わっていくもの、忘れていく記憶、そういった茫漠とした断絶、どうしようもない距離が、等身大の現実として突きつけられていた。
だから、喪失を痛み、強く乗り越えようとしていた。
なぜだろう、天気の子は、それが薄いような気がする。
今までは、本人ではどうすることもできない距離に葛藤する姿を丁
寧に書いてきたはずだ。
宇宙規模の距離間で想いをつなぐこと、
国境を超えて昔諦めてしまった約束を果たすこと
昔なりたかった自分と決別すること
地の果てで喪失の痛みを受け入れること
背伸びしても届かない年上の女に青臭い想いを伝えること
時も記憶の喪失も超えて想いを紡ぐこと
子供だけの逃避行と社会秩序との矛盾を思いの強さだけで乗り切る姿を、一途ととるか、無鉄砲ととるか。
彼女を迎えに空へ行くことに、主人公はどれぐらい葛藤しただろうか?
取って付けたような警察との逃走劇、
真夏の水浸しの都心を掛ける姿は爽やかだし、爽快。
世間も気にしない程に一途で、だから抜群に浅かった。
街が海に飲まれようが、最後まで社会との結びつきは薄く、透き通っていた。
総じて、爽やかだった、ひたすらに。
主人公の品性にがっかり...
物語 3.5 より新海流を貫いた、そんな感じ。前作よりもよりファンタジーに話を振ってきたが個人的には序盤のテンポがゆっくりしていて浮き沈みがない。やっと話が動くのも中盤の手前あたり。あと一つあるとすればいくらファンタジーといっても舞台は完全に東京をモチーフにしていたのでもう少し具体性が欲しかった。見ていて考えさせられる場面がいくつもあった。「なぜ?」のようにより物語に深く探求したいと考えている人には納得がいかないかもしれないです。
作画:5.0 これに関しては文句なし。臨場感ある描写と何よりも雨の描き方、タッチが細かく素晴らしい!特に雨の描写などは見入ってしまいます...
音楽:4.0 物語のテンポとセリフ、背景との相性も中々良かった。前作と比べると少し明るい雰囲気を醸し出す曲を入れてきた。監督には少しでもテンポの浮き沈みを激しくする狙いがあったのかな?1曲でそれまで続いていた雰囲気が一気に逆転する感じがありました。
キャラ:3.0 これに関しては下記にもある通り、帆高の品性については現在に類を見ないほどによろしくない。ここまで根が曲がっている高校生が一連の出会い、登場人物との会話としてきたと考えると寒気がする。ヒロインと他キャラクターについてはセリフと表情が合致していて良かった。
声優:4.5 これには文句なし。重要な場面でのセリフは圧巻。違和感がない技量に感服しました。やはり2000人という狭き門から選ばれただけのことはあると感じました。
これは評価がかなり割れそうな作品。出だしは前作と比べると大きな浮き沈みはなく、ゆったりと進んでいく感じ。個人的には少し退屈だった。自分がテンポの浮き沈みがある映画を求めているのもあるが前作には少なくともあった。まぁより新海らしい作品なのでそこは尊重したい。唯一あるとすれば今回のテーマは現代に見合った社会問題を取り上げていたがいくらファンタジーに寄らせていると言っても主人公二人に感情移入出来なかった自分にあの現象と幕引きには納得がいかなかった。感情移入とストーリーに納得がいかなかった自分にはあのエンドは厳しすぎる。それに何にしても主人公のあの品性。監督は主人公に何を求めたかったのか?過去の作品の主人公は少なくとも考え、悩み、そして苦悩の末、決断する感情だけに任せて動くキャラではないと思っていた。物語の中盤からそんな感じを漂わせてはいたがあのような形で現れてしまうのは残念。
前作には及ばずとも新海らしさが出た久しぶりの1作品。
次の作品に期待したい。
素晴らしい!
エンタメ映画の難しさ
君の名は。がエンタメに特化した作品であったのに対し、今作は新海要素が若干強まり相対的にエンタメ感が少し薄くなりました。
とはいっても基本はエンタメを意識した作品ではあると思います。
・相変わらずの絵の美麗さ
もはや新海監督のお家芸と化した圧倒的な絵の美麗さ。
東京だけでなく、日本全国の都市を彼に描いてもらいたいです。
・ヒロインの魅力
前作に続き、ヒロインがすごく可愛いです。
ビジュアル的なものもそうですけど、彼女のいじらしさ、健気さはザ・アニメヒロインと感じます。
本来15歳であるはずなのに、余計な心配をかけたくないと年上ぶる……あぁ健気。
まさに童○の好みそうなヒロイン。(褒め言葉)
カワイイ。
・薄められたセカイ系
今作は新海監督が好きなセカイ系の話でした。
ただし何倍にも薄められたセカイ系です。
普通のセカイ系ならば世界が破滅するとか、何万人も死ぬとかの事象をヒロインの命と引き換えにするのですが、今作はヒロインの命(?)と引き換えになるのは東京の正常な天候なのです。
実際には雨が止まなくなるってかなりヤバイですけど、作品内の描写的には雨が止まなくなってもそれなりにやっていけてるので、まぁ危機感は薄い。
・子供過ぎる主人公
おそらく賛否が分かれるのは主人公の人物像ではないかと。
恵まれた家庭環境でありながら「閉塞感がある。」という理由だけで東京に家出をする。
偶然手に入れた銃をその場の激情でぶっぱなす。
陽菜が消えたことに動揺し、大人への説明?意思表示?があまりに意味不明(そら精神鑑定言われますわ)。
どう見ても上手くいくはずないのに逃避行をする。
15歳でありながら大人っぽく強がるヒロインと比べて行動のすべてが子供すぎるのです。
ただ、これは視聴者である神の視点から見た感想とも言えますし、年上にも関わらず主人公がヒロインと比べて子供であることを強調したとも言えるかなと。
ただ見ていて気持ちのいい主人公でなかったことは確かかと。
あと見た目も幼過ぎるし、通行人Aみたいな顔なのも微妙。
前作の瀧くんも三葉に会いたい一心で行動していましたが、イケメン度が段違いです。顔も。
・終始暗い
ストーリーのことではなく、映像として。
テーマが雨なので仕方ないのですが、基本雨なのでどうしても画面が暗いです。
まぁそのおかげで晴れた時が美しく映えるのですが。
・微妙にリアルな生々しさ
生活のことだったり、ヒロインがいきなり水仕事をしようとしたり、引き離された子供を引き取るための打算とか……。
いや悪くはないんですが、絵の雰囲気には少し合わない気がします。
なんというか深夜アニメのノリで、一般受けはちょっとしないかと思います。
・ラスト
これも賛否の分かれるポイントでしょうか。
普通のエンタメ映画なら「ヒロインは帰ってきた! 天気も何故か(或いは死んだ母親が助けてくれて)正常に戻った! めでたしめでたし!」で終わっていたでしょう。
しかし今作はヒロインが帰ってきた代わりに東京が雨の止まない土地になって沈んだ……
かなり思い切った結末を描いたと思います。
それはヒロインを助けるために東京を犠牲にする選択を取ったことがというわけではなく、その選択肢があまりに地味であるということです。
先述したように現実なら東京の雨が止まなくなるってかなりヤバイんですけど、絵面が地味。
むしろ沈んだ東京が美しいまであります。
要はその究極の選択が究極じゃないんですよね。
雨が降り続けることによる今後の悲劇性が劇中で特に言及されていませんし、実際結末は住みにくくなったけどまぁ普通に生活できています。
あれ? これ迷う要素無いよね? 少なくとも主人公たちは。
そりゃその他大勢の人たちが聞けば「お前が犠牲になれよ!」ってなるかもしれませんが、周囲は真実を知りませんからね。
というかヒロインが巫女になったのだって、言わば偶然の産物なわけで……。
ヒロインが晴天を願おうと願うまいといずれは空と同化していたっぽいので、彼女に責任は一切ありません。
まぁ実際主人公はヒロインを助けて東京を犠牲にすることを一切迷ってなかったですし。
・エンタメ映画を描く難しさ
前作の君の名は。ってすごく好きなんですけど、正直それでも「あーこれは一般受けする、売れる作品を作ったなー」とは感じました。
パンフを見る限り新海監督もそれを感じていたようで、今作は自分の描きたいものを作りつつ、やはり観客受けするように意識しながら制作していたようです。
ただ同じ作品だと飽きられるから、迂回しつつ違う着地点に……。
自身のアイデアをスタッフに却下されながら(笑)
「売れる作品を意識して作れば評価が高くなる(評論家除く)のは当たり前!」だと正直思っていた部分もありました……が実際は売れて尚且つ評価の高い作品を作るのは難しいのです!
今作では高評価している人の中にも「賛否両論になるだろう」と評価する人が結構います。
君の名は。には高評価している人の中に「賛否両論になる」なんて評価をしている人はほとんど見ませんでした。
とある評論家さんは「プロデュース力すげーわ」と言っていましたが、そのプロデュース力だけでは、やはり売れる作品は作れません。
そういった意味で、君の名は。って傑作だったんだなと感じました。
色々長々と書きましたが、自分は面白かったと思います。
間違いなくもう一度観に行きますね。
次回作も楽しみに待っています。
前作より好きだ
面白かったですよ!
実在する商品は確かにたくさん出てきますw
でもそれが自分的にはリアリティに映りました。
架空の商品使われるとそのネーミング気になるタイプで、だからなんだろ、スクリーンの中の東京でこの子達は生きてるんだなーって。
そんなリアリティに厨二的ファンタジー。
天気を操れたらなぁーって子供の時やりませんでしたか?風を止めるとか、雨を降らせるとか。
なんか懐かしく思いました。
その頃の想像を新海誠監督が目一杯膨らませて映像にしてくれたって感じでした。
想像力が欠如しがちな、一度の失敗を許してもらえない今の世の中で、人間ってちっぽけだって思わせてくれるような作品でした。
最後に、主人公の家出の理由はわからないです。
でもそれは観る人が想像するんじゃないでしょうか?
それを想像しながら観れば楽しめると思います!
追記
父親との確執で家出をしたって事がわかりました。笑
船で顔に怪我をしていたので何と無くそうかなと思っていたのですが、スッキリした☺️
今回はトラウマを描かない、ただ夢に前にだけ進む少年少女を描きたかったみたいですね。
その言葉を聞いて納得しましたし、やはりいい映画だなと思いました。
私自身、監督の好き嫌いは無く作品の良し悪ししかないので特に新海誠監督を神格化はしてないですー笑
素晴らしい映像美
土曜の午前中に情報番組で出てたので思い立って観てきました。
美しい映像を大画面で見たい!そしてRADWIMPSの曲とどう絡み合ってるのか見たい!の2つだけ期待してました。
結果としてはもう大満足です。もう美しい、感動、号泣しました。特に好きだったのが、RADWIMPSと三浦透子さんの曲!CMでも見てましたが、映画館で見て大正解でした。あの映像と曲の美しさは是非劇場で見て欲しいです。
途中CMが多い気はしましたが、大事なスポンサーなら仕方ないじゃないか、と見てました。ラブホの唐揚げくん高すぎるので普通にLAWSONで買います♬
最後に東京沈んだのはちょっとびっくりでした。でも、巫女が人柱では無くなった以上、話の流れ的には自然な流れですよね。そこで今回だけは特別に何もなかった!では済まされないのが自然ですから。
話の内容でいくつか疑問に思う部分もありますが、全体的な流れ、構成、演出では満足でした。次回作楽しみにしてます。
面白かったです
諸手を挙げて最高だった!とは言えませんが面白かったです。
映像はいつも通り綺麗でした。映画館で見てよかったです。
話の展開や演出はどこかで見たような物ばかりで目新しい感動はなかったです。
音楽も良かったんですがさすがに二作続けて同じテイストでこられると飽きますね。
せっかく個性あるキャラクター達が揃っていたのにキャラ描写が薄くなぜこの行動をとったのか?というのが伝わってこなく、心を揺さぶられなかった。
新海監督は大勢のキャラを動かすのは向いてないのかなと思いました。
1人2人のキャラをじっくり描くのがお上手な監督ですよね。
最後のオチは個人的に大好きな終わり方なんですが似た作品と比べると中途半端で勿体ないと感じました。
余り暗くしすぎると商業的にまずかったのかもしれません。
文句ばかり書いてしまった感じがしますが面白かったですし泣けるシーンもありました。
夏休みに映画館で見るにはちょうどいい映画ではないでしょうか。
前作に負けない作品
物足りなさと満足感と
全1963件中、1681~1700件目を表示







