天気の子のレビュー・感想・評価
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とても綺麗な映画だけど…
すごい綺麗で見ていて飽きないんですけれど、ストーリーに対して個人的にツッコミ要素がいくつかありました。
個人的に感じたツッコミ要素だけ載っけます。
1,帆高が家出した理由がわからなかった。
→何故家出して島から出たのか帆高の家族背景もわからないまま最後まで進んでいた。
2,帆高のバイト
→なんで年齢詐称して陽菜がマックでバイトやってんのに帆高はバイト何度も落とされてるんだろうって思いました。(しかも水商売のお店で全部落とされてる)
3,陽菜を天から連れて帰る方法
→陽菜が生贄になった時にどうやって取り戻したらいいのかって描写が少なかったかなと。あの鳥居に行けばなんとかなる!で終わったのが残念でした。
4,ちょっと夜の歓楽街描写が多い
→東京をリアルに表現していていいんですけど、ちょっと多めだったかなぁって…
(おそらく演出に必要だったんでしょうけど)
5,最後のシーン
→陽菜と帆高が再開してまた陽菜が天気を祈ってたんですけど、また東京を水没させるのかなって思っちゃいました。
大まかに言えばこんな感じです。
あと帆高が陽菜を救うために必死になるのはわかるんですけど、警察に銃を向けた上に結果的に異常気象で東京を水没させるようなことがあったので主人公に感情移入することができませんでした。なんか、まるでサードインパクトを起こしたシンジ君みたいでしたね。
神秘的!
新海監督の全身全霊の想いを込めた作品
この映画を、既に3回見た者です。
その度に涙し、辛くなっています。
主人公の帆高と、ヒロインの陽菜。
正直、前作「君の名は。」をかなり意識をしているとも思いますし、物語の結末は決して正しくないものだとも思います。
ただ、新海監督が描きたかった物語とは、多分こういうことなのだと思います。まだ少年である彼らが、自らの生き方を選択するという物語。その真っ直ぐな想いに、ひたすら心を打たれます。
賛否両論が巻き起こるのは必至でしょうし、ここのレビューを見ていてもかなり議論が活発なようです。
ただ私は一言申しておきたい。
この世界は、私たちの思い次第でどうとでも変わってしまう。だからこそ、世界を選び取るという行為が、一番大切なことだと思うのです。この映画に対して考えることをしないのは、自分から逃げていることと同じ。本気で、この作品と向き合ってみてほしいと、心から思います。
絵が、音が、声が、
新海監督をはじめとしたスタッフが、映画を通して、本気で語ってくれているのだから。
君の名は。が良すぎた
主人公はなんで家出したの?という疑問から始まり、徐々に明らかになり結びつくんだろうと考えながら観ていたがわからないままだった。
広告が多すぎて、あれもこれもと描写され、そこに目がいってしまうこと、
ストーリーも予想通りだったが、
東京に雨が降り続いたまま終わったのは意外、、
できるなら東京もひなちゃんも救ってほしかった
あのまま雨降り続いてたら、いつか2人とも死んじゃうんじゃないか。
晴れになったのと引き換えに、1人の女の子が消えたことを全国民が知らないということ、
帆高とひなちゃんが手を繋いだ瞬間、音楽が流れた場面は、普通に涙を流してしまいました。
君の名は。の衝撃を期待してしまったため何か物足りなさを感じる作品でした。
映像はとても美しい。素晴らしい。
大人にこそ観てほしい
事前に新海監督がコメントしていたように、確かに賛否両論あるだろうと感じた映画でした。
「自分勝手」と言わざるを得ない主人公の振る舞い。
大人から見ると不合理な行動の数々。
ただ、私はそれでいいのだと感じました。
RADWIMPSが歌うテーマソングの中でも言及されていますが(私の勝手な解釈なのですが)、私たちオトナは、純粋な感情に基づいて行動することをどうしても避けてしまいます。
誰かに迷惑をかけるかもしれない、今の生活を失うかもしれない。そういったことを恐れて自分の気持ちを殺してしまうことが少なくありません。
しかし、普段目を背けている本当の気持ちこそが、望む物を掴み取る力なのかもしれない。
そして確かに、自分本位な行動が、多くの人から望まれない結果を導くかもしれない。それでも世界はしっかりと、そして何事もなかったかのように回っていくんだと、個人的にこういうメッセージを受け取りました。
そう言った意味で、須賀のセリフ、行動の変化にはオトナとして心打たれました。
この映画、大人からは特に否定的な意見が出るのではないかと予想します。しかし、どうしても周りに気を遣ってしまったり、一歩踏み出せない大人にこそ見て欲しい。そんな素敵な作品だと思いました。
新海ワールド全開。
映像表現、描写の素晴らしさは文句無し。
音楽も申し分無し。
ただ、残念な点もいくつかある。
まず、少年帆高。
家出の動機が最後までわからないまま。
陽菜が弟と2人っきりで暮らしている理由も、最後まで明らかにならない。
洒落のつもりなのか、ファンサービスなのか、思いもよらない人物が何人か登場する。
それはそれで悪い気はしないものの、それを省いてでも上記の2つはきちんと説明すべきだろう。
あとは、新海監督の他の作品が思い出される点。
雨のシーン、雨の描写は『言の葉の庭』、
ひたすら走っているシーンは、『君の名は。』とダブる。
声優も、主役の2人はとても良い。
あくまで個人的な感想だが、本田翼は悪くないが、小栗旬に違和感を感じる。
公開直前に、京都アニメーションの件があり、どこか心から楽しめないところがあったのも事実だが、クオリティの高さは期待以上だし、もう一度観たいと思う作品だ。
神曲群と映像美だけは健在!
んー、ごめんなさい正直残念な所が多かった!
声優は有名所を多用しすぎ。
一人一人の声が強すぎてキャラが浮いていたし、君の名は。からのキャラが出すぎて興醒め。隠れキャラ的な感じを期待したらバンバン出てきて萎えました。
主人公、ヒロインもかなり浅めの設定でキャラの輪郭がはっきりしなかった。なんか色々中途半端な感じがしてモヤモヤが残る。
主人公達に共感出来ない。
ただ、RADWIMPSの楽曲は相変わらず神曲が並び、曲がかかるだけで場面が輝く。
映像美も健在で、雨の跳ね返りまで細かく繊細に描かれていて魅入ってしまった。
映像美と楽曲の為に観に行ったと思えば良いかなー
有名になりすぎると大量のタイアップや、メジャーな俳優陣が声優枠を固めてしまうという定番の残念なオチになりますよね…
とても観ていて「楽しい」映画でした
「言の葉の庭」や「君の名は。」を感動する映画とするなら、この映画は楽しく観ることができるといった印象を持ちました。
自己か世界かという究極の選択において、「自分を選んでもいいんだ」というある種の救われた感覚がありました。
相変わらずの風景の美しさはもちろんのこと、他の有名な作品を思わせる描写や、新海誠特有の言い回し、気づくことも多くて、どれを取ってもとても楽しく観れる映画でした。あと2回は考察や検証のために観に行かなければなりません。使命です。
一方で、反社会的勢力や警察、人の怖さ、児童相談所といった、社会の暗い部分が描写されているのも特筆すべきことかと思います。恐怖を感じることもしばしば。
新海誠監督はこれまで、人間の心に対する細やかな考察と、それを美しく彩る言葉と風景が評価されてきていると考えます。
しかし「言の葉の庭」の次である「君の名は。」や今作「天気の子」と新しい作品を生み出すにつれて、その傾向が変化してきているようにも思えます。例えば「君の名は」を感じる作品だとするなら、「天気の子」は考える作品だと感じました。
新海誠監督の新たな創作を期待しつつ、アニメ業界の復興と発展を願って。
「君の名は」に失望した物理学徒が絶賛
泣けた
・主人公の男の子(帆高)が家族に捜索願を出されてもかたくなに家に帰らない理由が全く描写されておらず、気になりました。
・私は、帆高が須賀に銃口を向けたシーンが、須賀の驚き、悲しみや帆高の陽菜に対する気持ちの強さを考えたら一番泣けたのですがレビューを見ていたらあまり良い評価ではなかったのでいろいろな捉え方があるのだなあと思いました。
・音楽が流れるタイミングが良くて泣けました。あまり映画を見ても泣かないのですが、私的には後半が感動するシーン多くて泣けました。
既視感
求人のバニラを筆頭に、視聴者に既視感のある描写を散りばめて、気付いた視聴者にちょっとした嬉しさを与えてくれる。
中でもスガさんが姪っ子とメイカーズマークのウィスキーを飲んでるシーンが特に秀逸だった。 某CMまんま。
劇中に幾度と無く登場する、企業案件とも捉え兼ねられない描写は、もはや一種のエンターテイメントであると感じた。
小ネタ以外にも、線路、駅名、地名、東京タワー、スカイツリー、ドコモビル、etc…。
普段見ている景色がスクリーンに映し出される事で得られる快感と、描写角度によって、普段見ているはずの景色をより美しく見せられることによる感動は、新海監督ならでは。
ストーリーは賛否両論あると思いますが、新海誠監督作品の素晴らしさである「音楽」と「映像」で充分満足されらる。
全編に渡って説明不足だった事は間違い無いと思います。しかし、前作「君の名は。」の次作で視聴者が求めるエンターテイメントの要素を取り入れつつ、バイクで逃げるアクション(?)シーンや、花火のシーンにおける監督らしくない3D CGを多用するシーンには監督のチャレンジングな姿勢を感じました。
見る前は「君の名は。2」のような作品を見たい、という期待を持っていたので、毛色の違う今作を視聴後に「少しあてが外れた」感があります。
しかし、それを充分に補えるだけのエンタメ要素があり、そして新海誠監督が前作を踏まえた上で視聴者の期待に応えようとして、且つ、ご自身が新たに挑戦していきたい、という姿勢をひしひしと感じました。
視聴後に未視聴者に、
「君の名は。」と「天気の子」どっちが面白い??
とよく聞かれます。
が、答えとしては
「どっちも面白いし、比べるもんじゃない」
とお答えしています。
改めて、新海誠監督が好きになりました。
次回以降の作品も期待してしまいます。
こう言うのもあり
攻めすぎ。。
結論から言うと、攻めた作品。
「未成年者の危うい恋愛」がテーマの作品と感じたが、あまりにも反社的な描写が多い。
確かにフィクション前提の世界観であるが、ある一定の過敏な世代への「他人を傷つけても尚、自分達が幸せならそれでいい」という危うい観念を植え付けかねない。
人を傷つけ、法を犯し、世界を崩壊させ(笑)ても、愛が全てである。と言い切った作品w
自己主義的で、今のユトリそのものを表現したかったのだろうけど、実際災害で被害に遭ってる人達が今年は多く、不快な思いをさせてしまう可能性が否めない。
ヒロインを救出するという大義名分があれば、秩序が崩壊していいという大恋愛の描写は攻めたなと感じる部分ではあるが極端的。
中性的でリアリティに合わせるなら、世の手本となる生き方を描写して欲しかったと感じた。
まぁこの作品のあり方を否定するわけでは無いけど、注目されるが故に未成年者への反社的な思考の誘発が懸念される。
新海監督の新しい方向性
これはちょっと…ひどい
海誠の数々の作品のファンだからこそ、
今回の天気の子ははっきり言ってひどいです。
脚本の雑さ。尺の配分。
キャラ設定が薄く、
内容が他の映画に似ていたり、
締め切りに追われたせいでこんなに内容が薄いのか?と思ってしまいました。
何よりも見終わってもかなりスッキリしない感があり、結局何が言いたいのか?
最終行き着くところは、
<自分が良ければそれでいい>
というような自分勝手な映画のように感じます。まあ若い子にはウケが良さそう。
余談ですが東京が沈んで3年経っていましたが食物連鎖的に食料不足になるのでは?
雨の中の桜は地面に花びらがベタベタになって汚いのでは?そもそも咲くのか?
空から落ちるシーンはまるで千と千尋だな〜
など冷めた目で見てしまいました。
新海誠の作品は映画が終わっても続きを想像してしてしまいたくなるような気分や、長い間余韻に浸りたくなるのに、今回は一切ないです。
今までの作品は複雑な感情を映像で表現し、音楽の間や全体の絶妙なバランスが素晴らしかったのに、今回は歌も映像も内容も万人ウケ狙いがミエミエでどうだ!?感動しろ!
と押し付けがましい部分が多く、
どの人物にも感情移入できませんでした。
ただ、君の名はを見て良かったから。
映画はただの映画だ。
と割り切れる方は良いと思います。
映像はもちろん綺麗ですし、
私が気に入ったのは花火のシーンですが、
内容に深く期待せず見に行くことをオススメしたいです 。
ただ2回目は当然ないです。
もし、監督ご本人がこのサイトを見るようであれば次回こそは!ほんまに!頼みます。と言いたい
内容は良かったが…
忘れないように…
映画に関してこういったレビューをするのは初投稿ですが、率直な感想を留めておこうと思い記述します。
概ね皆さんの評価を見ましたが星の低い方と同意見です。
終始主人公になんじゃそりゃみたいな気持ちが付きまとい…
特に嫌だなと思ったシーンは世話になった大人に銃口を向けるシーンですね。
愛があれば殺人する勢いがあっていいんですか?
未成年だから許される?
しかも序盤のボーイのチンピラに至っては発砲してますし、ヤバい奴ですよ彼は。
警察の無能感もひどいですね。青春を邪魔するやつは悪のような扱い。あんだけ大勢警察官がいて、少年一人に逃げられるという無能っぷりを晒すという。
現職の方が見たら泣けますね。クリエイティブな方は公務員を嫌うのですかな?
彼女と一緒に見たのですが、同じような感想でした。
帰り際皆さん感想を言っていたりするのはよくあると思うんですけど、静かでした。
付き合いたてのカップルは見ないほうがいいかも…
エンドロールで安っぽい愛だなあと思いつつ、RAD元々好きだったんですけど、それも揺らいでしまうほど悲しくなりました。
中盤からはイライラが加速、終わったあとは悲しみに包まれる作品でした。
中傷するために書いてるわけじゃないので、まだ書こうと思えば書けますけど、ここらへんにしときます。
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