天気の子のレビュー・感想・評価
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君の名は。の様に何度も見たくなる感動はないが…
音楽も耳に残るものがほとんどなく、君の名は。に似たようなメロディが多かった…
不規則な電子音などもあり、映画のイメージと合っていない。
もう少し雨の弾けるような、いい雨の日のような音をつけて頂けると良かった。
一定のリズムを流しながら主題歌を被せるところも、リズムがあっておらず雑では?と思ってしまった。
前回は良い意味でRADWIMPSのミュージックビデオの様に仕上がっていた。今回、全体的にはそのような映像と音楽の交わりはない。
(見せ場はいい味出てます)
映像について同じカットを2回(手を加えて3回)使っている場面や繰り返しの表現が多くあり、萎えた。
ラストは良いが、途中はダレる。
席を立つ人が多かった。
普通に面白いが前作のクオリティを超えるのは難しい……。
前回が綺麗な東京、今回は汚い東京。
アダルトな雰囲気が漂っており、小学生以下にはオススメできない。
全体的にそういう雰囲気であるのに、ファンタジー要素が強すぎてミスマッチな感じもする。
このまま青少年の恋愛を描き続けていたらみんな飽きると思う。
アニメを作るのが好きなら、アニメーションスタジオを作ったほうがいいなと思った。
その方が自由に色々作れる気がしますです。
しかし見て後悔はしない。
特に今回は突っ込みどころで常に笑い声が聞こえる、いい回であった。
君の名は。を映画館で何度も見た人は見ておくべき。
テーマは何か?ここがミソ。
好きな作品になりました。
受け止め方が人によって違ってしまうのは仕方がありませんが、この作品から、恋愛や天気を操るファンタジーを見出したのなら駄作になってしまうのも無理はないのかもしれません。
ストーリーの根底にあるものは、いったい何なのか。
私は、生きることの辛さや儚さを少年少女を通して伝えるという、社会風刺的な意図を感じました。
年金、医療、少子化、格差、虐待、子供の将来、そんな時代に東京で、ネット頼りの生き方の中に、銃という偶然が少女との出会いとなり、少女を取りまく境遇をなんとかしたい家出中の高1男子。
ネタバレはこの辺で。
大卒の大人でさえ、非正規の昨今、レールに乗れず、死ぬわけにはいかないと、必死でもがく人たちが、共感が1ミリもないことはないと思います。
もう一つネタバレ。
一番良かったシーンは、最後の、陽菜が高校の制服を着て空を見ているシーンに帆高が出くわすところです。厳格な手続きに基づいて高校へ行っていることは理解していた帆高であったでしょうが、その現実と出会えた事への安堵感は半端なかったでしょう。見ているこっちのほうがうれしくなりました。
虚構と現実の融合
この物語は一発の銃声で動き出す。高校生がたまたま拳銃を拾い、人に向けて発砲するという、現代日本においては現実味のない展開である。これにより、本作は虚構であることが宣言される。しかし、その後に描かれるのは、親の不在により社会から弾き出され、もがき苦しむ姉弟であり、息苦しい地方から出てきた家出少年と生計を立てるという疑似家族の形成である。彼らは福祉行政に繋がっておらず、自らそれを拒否している部分もある。これらは今の日本が抱える病巣そのものであり、現実社会の問題を比較的ストレートに取り込んでいる。虚構の中に現実の問題をトレースすることにより、物語上と現実のリアリティを融合させ、物語を重層的に展開させていく。これほど注目される作品であるにも関わらず、このように踏み込んだ表現を選択したことは評価されるべき点ではないだろうか。
この作品には売春、ラブホテルといった直接的な性を匂わせる表現がいくつも登場する。それが、否応なく生々しい現実の生を感じさせる。もし彼女に天気を操る能力がなかったとしたら、彼らはどうして生計を立てていったのだろうか。もしかしたら、彼女は再び売春を選択し、彼は客引きにでもなった未来もあったかもしれない。考え過ぎかもしれないが、能力がなく天気の子になれなかった無数の子ども達がこの裏側にいることを考えると、最後の彼らの選択が胸に突き刺さる。間違いなく今見るべき作品。
光と音楽
光と音楽の使い方が素晴らしく、曲が流れるタイミングで鳥肌が立ちました。一度だけでなく、何度かありました。
宮崎作品が風と眼差しで作風を生み出しているとしたら、新海作品は光と音楽でしょうか。
『時をかける少女』さながらの走りを見せるシーンもあれば、『千と千尋の神隠し』のように二人で空中落下するシーンもあり、過去の名作を彷彿とさせる演出には心を打たれました。
『君の名は。』で岐阜に隕石を落とし、『天気の子』で東京を沈め、次はどこがどうなってしまうのでしょうか。日本が崩壊しないことを願っていますが、壮大な演出や発想は好きです。
時空を超え、天気を操り、やはり次は何をどうするのか、期待してしまいます。いわゆる超能力ものではなく、普通の少年少女が不思議な力を得てしまう展開が面白いです。
昔の言い伝えや日本古来の考え方を出してくること、そして現代の日本人の日常をリアルに描き出しているところが、なにかと共感できる理由なのかもしれません。
『星を追う子ども』を劇場で観た自分としては、その頃から変わらない光と音楽へのこだわりに感動すると共に、『君の名は。』から強くなったエンタメ色がストーリーを濃厚にしていることを嬉しく思います。
次回作含めて、実は同じ世界観の中で描かれた3部作だった、みたいな展開も期待してしまいます。次回作が今からとても楽しみです。
帰ってきた新海誠
親子でみられるのか?
帆高くんが家出した理由(推測)
映画の冒頭、帆高くんが顔に絆創膏をしていたのが気になったんです
映画の途中に、区役所の職員の方?二人の横を通りすがるシーンがあって、その時の二人が子供の虐待が無いか調査している職員のようなセリフでした
そこで、帆高くんは家で虐待されていて、家出したのではないかと思いました。
君の名は。はから、テーマは変わっても絵が美しく、新海誠ワールド満載なので評価は5です。
SFファンタジー新海誠ワールドを多くの人に観てもらいたいと思います。
残念ですね…
何も考えないで見たい人にはいいんじゃない?
雑に作るくらいなら、上映を先送りにしてもいいから、物語とキャラ設定はもう少し突き詰めて欲しかったです。
正直、主人公が何で東京に来たのかも、ヒロインが晴れ女になった経緯もマジで謎です。
帆高が東京ウロウロするシーンがとにかく長い。
ここで帆高のキャラを植え付けたかったのなら、もっと家出の理由なり回想を入れるなり出来たんじゃないの?
陽奈と凪も母との思い出シーン入れるとかさー…
ね…
バックボーンが皆無だから、キャラのセリフが全部薄っぺらく感じ、感情移入が出来ない。。。
他にも気になる点はありますが、
1番腑に落ちなかったのは、
売春から陽奈を守ったり、仕事を斡旋して生きる希望を与えたりしてるので、陽奈が帆高を好きになるのは分かるんです。
しかし、帆高が陽奈を好きになる材料が少な過ぎる気がする。
只ハンバーガー奢ってくれた可愛い女の子に惚れただけにしか思えず、警察から逃げ、拳銃を突きつけるシーンは大分滑稽でした。
最後に巷で話題の本田翼の演技ですが、別に気にならなかったです。
本田翼よりも帆高を演じた醍醐君?の演技が粘っこくてイライラしました。
大分酷評になっちゃいましたが、
雨が綺麗でした。。
感じ方は人それぞれなので、
「そうは思わない。純粋に面白い。」と感じたならその気持ちを大切にしてください。
以上。
予告編がクライマックスだった
君の名は。の二番煎じな感じかなー
と思ってて、でも予告編の第2弾?は晴れ上がる空、光を受けるビルの窓、コーラスの演出めテンションが上がったので、ワクワクしながら観に行った。
感想
良かったと思った点
・15分くらいの短編アニメにしてたら楽しめたかも
・あるいは夕方アニメ枠、スペシャル特番とかのアニメなら楽しめたかも
・描写は相変わらず綺麗 食べ物美味しそう
嫌いな点
・キャラクターが薄い、というか記号ぽくてステレオタイプなキャラクターの借り物感。映画で観たいキャラクターではない テレビシリーズアニメなら良かった
・またラピュタオマージュ織り交ぜるの?
・童貞ギャグもお決まりで寒いし痛い。中学生くらいが鑑賞対象なら納得できる
・君の名は で不自然なほどに入れたオープニングアニメなんでやめたの? ああいう、くどいくらいのエンタメが観たかった
・やりたいことが子供向けなのになんでラブホネタ入れた?
・主人公がもつ犯罪や大人に対する目線が幼稚、かつ最後まで浅い
・リアルな描写とやりたい内容が一致してない感
・貧困に対するイメージが雑 記号的すぎる
・CMカットが多すぎるので、プロモーションアニメづくりをすればいいと思う 工夫が薄い。違和感のあるカット
割と今年1番のがっかり映画。
別に君の名はの二番煎じで良かった。それに徹してほしかった。
お金払いたくなかったな
大人の自分が情けなくて泣いた
思いっきりネタバレ。
最後の15分、帆高の叫び。
「何も知らないくせに!」
奇しくも観に行った日が選挙日だった。
興味なんて微塵も湧いておらず、自分の日常生活を脅かさなければ誰でも良かった。
そんな甘えた自分に叩きつけられた16歳の帆高少年の魂の叫び。大切な人を犠牲にして安穏と生きていくくらいならと、ボロボロになりながら、世間から爪弾き者になるリスクを背負いながら、指をさされて笑われながらも走り続ける少年の姿に、涙が止まらなかった。
私達は知らず知らずの間に沢山の誰かの不幸を犠牲にして生きているはず。それでも自分の生活を守るために、見ないふりをしている。社会的に何の力もない16歳の子供があれほど大人に立ち向かっているのに、最近の自分は何と戦っただろうか。世界は私が動いたところで何も変わらないのに、何に遠慮して諦めたように生きていたのだろう。自分の絶対譲れないもののために世界を犠牲にするくらいの強い覚悟はいつからなくなってしまったのだろう。
最後の須賀圭介は迎合した大人の代表のようで、自分を見ているようで、彼の涙と共に情けなくて泣いた。小栗旬の演技が素晴らしく殊更に涙を誘った。
何よりも高校生の真っ直ぐさが心に突き刺さる大変良い作品だったと思う。しかしこれからも絶対に自分は帆高少年のようには生きられない。それでもほんの少しは、世界を変えてやろうと思うのである。
10人が見たら8人は首を傾げるストーリーかもしれない。だがどこか世間に窮屈さを感じている人、青少年の真っ直ぐな言葉に触れることで心を揺さぶられる人には素晴らしい映画として記憶に残るはずである。
君の名は。と比較したとしてもいい映画
”若さ“って素晴らしい
「君の名は。」が良すぎただけにあまり期待せず行きましたが、十分に楽しめる作品でした。
諸々の設定にしても、主人公の行動にしても、若さに任せて突っ走っている感があるので基本ふわふわしています。
そこに感情移入しようとすると、抵抗がある人もいると思います。「若いっていいな〜」くらいで観るのが一番楽しいかもしれません。
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声優もみんな上手で(本田翼も役がハマってた)、相変わらず脇役が豪華だな〜と思ってましたが、悠木さんの声を聞き逃したのが一番悔やまれます。
気になった点は、この作品において『銃』がどれほどのキーアイテムになっていたのか。
新海誠監督の作品は、「君の名は。」における『時間』、『記憶』のように男女の仲を引き裂く障害があるわけですが、今回はその役を『大人(警察)』が担っています。その警察に追われるために本当に必要だったのか、行方不明者の捜索だけでよかったんじゃないか。と『銃』の存在意義がしっくりきませんでした。
もう一つの障害である『人柱の役割』も、奪われたらそれっきりで介入してこないのが、ちょっと物足りなく感じました。
個人的には、最後『大人』からも『人柱の役割』からも二人で逃げ続けるという「卒業」のような逃避行でのエンディングが観たかった気もします。
メモ: 伏線を確認したくなって、もう一度見たい気持ちにさせられた
新海作品のお家芸、美麗な背景は健在。
一部CGシーンもあるが、そちらが浮いて見えてしまうほどの描き込み。故に情報量が多く、観客を飽きさせない。緻密な背景の中に物語を想像できる。
前作「君の名は」のキャラクターを登場させたファンサービスも嬉しい。今回は人数も多め。探しきれなかった。
天井画は背景美術界のレジェンド山本二三によるもの。
空とつながる巫女の話が、老神主から聞かされたあたりで、人柱や早めに亡くなるか、消えてしまうことは想像しやすい。伏線はもっとある(インタビューなど)
テーマの中に昨今の異常気象に対する、変わった視点?捉え方。異常気象、観測初とは言うけれど観測自体がここ数百年しか行われていないもの。近年の異常気象は本当に異常なのか?
名シーン
刑事「そこまでして会いたい人がいるってことは羨ましいもんですな」「大丈夫ですか?あなた今泣いてますよ?」
ここで須賀さんの中で、亡くなった奥さんと陽奈が重なる。後半の警察に囲まれるシーン。過去に大事な人を失った須賀さん。取り押さえられる帆高をみて感情を抑えられず帆高を取り押さえる警官を殴る。
っていう辺りが最高に泣けた。なんとか堪えた。
「言葉の庭」を見た後は小説でしか語られないキャラクターの心情を知りたくなった。
「君の名は」を見た後はそこまでの熱はなかった。
「天気の子」鑑賞後はまんまと小説を買ってしまった。自分の中では結構好きな部類なんだーと行動から読み解く。
豪雨被災者には向かない
平成30年7月豪雨で家が水没し全壊した者です。楽しみにしていた映画で途中までワクワクしながら観ていましたが、ラストがどうしても駄目でした。家が水没したことがある方には向かない映画だと思います。純粋な気持ちで観ることができません。
君の名は。を観てない人に薦めたい映画
なんかなぁ
素晴らしかったです
今回の予告ではまだ内容が把握しきれず内容が謎につつまれたままでの公開でしたが、まず何よりも画が美しい。普段何気なく通る新宿の道も新海監督が描くと煌めいていてそんな世界観に頭から涙してしまいました。1曲1曲流れる度全身に鳥肌がたちストーリーも飽きさせることのないアップテンポな内容で、でもどうにもならずにやるせない切ない気持ちを抱いたり様々な感情にさせられた2時間でした。前作どうこう言うのも好ましくないかもしれませんが、君の名はのようなエンタメ性もあり言の葉の庭のような甘酸っぱさもあるそんな映画でした。出来ることならばもう一度忘れて1から見たいものです。この映画を通して新たな体験ができたような気がします。
全1963件中、1501~1520件目を表示






