天気の子のレビュー・感想・評価
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メモ: 伏線を確認したくなって、もう一度見たい気持ちにさせられた
新海作品のお家芸、美麗な背景は健在。
一部CGシーンもあるが、そちらが浮いて見えてしまうほどの描き込み。故に情報量が多く、観客を飽きさせない。緻密な背景の中に物語を想像できる。
前作「君の名は」のキャラクターを登場させたファンサービスも嬉しい。今回は人数も多め。探しきれなかった。
天井画は背景美術界のレジェンド山本二三によるもの。
空とつながる巫女の話が、老神主から聞かされたあたりで、人柱や早めに亡くなるか、消えてしまうことは想像しやすい。伏線はもっとある(インタビューなど)
テーマの中に昨今の異常気象に対する、変わった視点?捉え方。異常気象、観測初とは言うけれど観測自体がここ数百年しか行われていないもの。近年の異常気象は本当に異常なのか?
名シーン
刑事「そこまでして会いたい人がいるってことは羨ましいもんですな」「大丈夫ですか?あなた今泣いてますよ?」
ここで須賀さんの中で、亡くなった奥さんと陽奈が重なる。後半の警察に囲まれるシーン。過去に大事な人を失った須賀さん。取り押さえられる帆高をみて感情を抑えられず帆高を取り押さえる警官を殴る。
っていう辺りが最高に泣けた。なんとか堪えた。
「言葉の庭」を見た後は小説でしか語られないキャラクターの心情を知りたくなった。
「君の名は」を見た後はそこまでの熱はなかった。
「天気の子」鑑賞後はまんまと小説を買ってしまった。自分の中では結構好きな部類なんだーと行動から読み解く。
絵もストーリーも曲も素晴らしかった
新宿の風景などが綺麗に描かれていた。
ストーリーは最初は分からない部分があるが、そのわからなかった部分が後半で明かされていく感じだった。
えっ!!と驚くシーンもあるので絶対見に行くべき。
豪雨被災者には向かない
平成30年7月豪雨で家が水没し全壊した者です。楽しみにしていた映画で途中までワクワクしながら観ていましたが、ラストがどうしても駄目でした。家が水没したことがある方には向かない映画だと思います。純粋な気持ちで観ることができません。
君の名は。を観てない人に薦めたい映画
どうしたって大ヒットした前作と比較してしまうのがこの作品の宿命。
ボーイミーツガール物(もしくはセカイ系)で天災、神道、綺麗な絵、RADWIMPSというのが新海誠、川村元気ペアのフォーマットなのかなと思いました。
良いシーンで良い感じの音楽が流れれば、涙腺が刺激される自分みたいな人にはとても楽しめる作品です。
今回一番良かったのは大人に反抗し子供達だけで逃避行するシーンでした。危なっかしさがあり、アメリカンニューシネマを観ているような何とも言えない切ない感覚になりました。
とはいえ、前作を越える程の作品では無かったのが残念と迄は言わないものの、これからの作品には期待したいなと思いました。
なんかなぁ
なんか劇中歌の歌詞とシーンが合いすぎると冷めちゃうんですよね。
せっかく自分の中で色々考えながら見てる時に言葉で明確に言われちゃうと自分の言葉で考えさせてくれよって思っちゃうんです。
まぁ、とりあえず新海誠がかくおっぱいキャラは可愛いなぁと思いました。
素晴らしかったです
今回の予告ではまだ内容が把握しきれず内容が謎につつまれたままでの公開でしたが、まず何よりも画が美しい。普段何気なく通る新宿の道も新海監督が描くと煌めいていてそんな世界観に頭から涙してしまいました。1曲1曲流れる度全身に鳥肌がたちストーリーも飽きさせることのないアップテンポな内容で、でもどうにもならずにやるせない切ない気持ちを抱いたり様々な感情にさせられた2時間でした。前作どうこう言うのも好ましくないかもしれませんが、君の名はのようなエンタメ性もあり言の葉の庭のような甘酸っぱさもあるそんな映画でした。出来ることならばもう一度忘れて1から見たいものです。この映画を通して新たな体験ができたような気がします。
主人公とヒロインにストーリー全振り
後半の盛り上がり、BGMの入り方すべて完璧だった。みんなが快晴の空を見上げて嬉しそうに笑っているカットからの絶望した帆高の様子。とくに“グランドエスケープ”が流れたシーンでは特に鳥肌が立った。だが、前半の展開が悪い意味で早く、また彼らの行動がよくわからないところが多かったので正直最初のほうは今回のは自分に合わないなと思ってしまった。
帆高くんや陽菜(さん)たちが前半で取った理解不能な行動は「嫌なことや都合の悪いことから逃げ出したい、目の前に現実を突きつけられるまで未来のことなんか考えたくもない」と思ってしまう高校生特有のあの心情からきているのかなと自分の中で納得させました。
自分的には後半の盛り上がりがとてもよかったので結果的にいい映画になりましたが、他人におすすめできるかと言われればちょっと難しいかなぁと感じる作品した。
後日発売されるであろうBlu-rayBOXの中でもっと詳しい説明があることを願います。
最後に言っておきますが
映像はとても美しいです。さすがだなと思いました
映像だけでも見る価値があるのではないでしょうか
面白かったです。
新海作品の背景の緻密な書き込みは健在。
代々木や田端が出てきていい。入場券の価値はある。
たしかに、ホダカはなぜ家出したのか?2人が惹かれあったわけも、この話がどこに向かうのか、観る側に動機を作れていない。それを限定すると、チンケな話しになるのかもしれないけど。
普通は、ヒロインを連れ戻す話しで、ジブリだったら巨大なボスキャラが出そうなのにクライマックスは省略されてる。
もし、レインボーブリッジが浸かったら東京に住む人はいないだろうし、異常気象は世界的問題だろう。
他の作品でも思うけど、なんで新海作品のカップルは直ぐに再会しようとしないだろうかとは思う。
いろいろ考えさせる隙間があるのは、もう1回観る動機になる。とても面白かったと思う。
君の名はからのプレッシャーを感じる
前作に大ヒットした君の名は。からのプレッシャーでしょうか。今作には焦ったストーリー展開が感じられます。
登場人物の経歴やなぜ登場するのかという設定がほぼ無いです。
登場人物の意味がわからない為、テンポが悪く感じられます。
恐らく新海監督自身も感じているのではないでしょうか?
しかし、気づいた時にはストーリー修正が難しく、ごり押しで出したような感じが否めないです。
少し、君の名は。頼みのところもあります。
鑑賞する側としても前作の良さを知っているが為に期待し過ぎている部分もありました。
映像やサウンドはとてもクリアで良かったと思います。
観る視点によって良い悪いが分かれる作品でもあります。
ポイントはいかに主人公の気持ちがわかるか。だと思います。
個人的には良い作品だと思います。
☆4.0です。ありがとうございます。
一発当てた後の次作品の難しさ
映画を見た感想としては悪くなかった、と言った感じです
この作品が前作の様な社会現象を起こせるかと言うと、100%ない
期待した分だけ損した気持ちになり星2を付けるという、己の身勝手さに若干びっくり
漫画家が一作目を当てた後の二作目の連載は危険とよく言われ、実際期待度が大きくコケてしまう事は本当に多いみたいですが、映画も例にもれずそうなんだなぁと
勝手に期待して勝手に落胆して、ユーザーってのは本当身勝手
ただ今作も一定のクオリティの物を作り上げた監督への期待は益々大きくなりました、前作からのファンだったり、cmで目にして足を運ぶ人もいるから今作も一定の興行収入も約束されていると思いますから是非三作目でもう一度はねて欲しいです
今の日本を描いた作品
この映画は今の日本を描いている。「君の名は」は、3.11後の日本を感じさせた。「天気の子」もまた、現代の日本を感じさせる物語だった。あなたの周りにも「天気の子」はきっといるし、あなた自身が「天気の子」かもしれない。そんな人達を大切にしてほしい。そう願わずにはいられない作品だった
助けたいって思う気持ちが伝わってくる
好きな人の為なら世界がどうなっても良い
それを本当に出来る人は多分少ない。
1人の犠牲ですむならって皆が思うなら
その逆もありです。あの新海さんの世界の地球が、どうなるのか気になる。「君の名は」とか同じ世界に住んでるから、次回作は日本の地形が変わってしまった地球なのか。それとも世界線が違う地球なのか。
ヒロインが、今回もめちゃくちゃ可愛いです。
前回のヒロインやタキ君が出るなど凄く感激します。今回の主人公がどんどん罪が重くなっていくのは笑えました。
夏美さんもエロ可愛いです。魅力的で、とても頼りになる人でした。
圭介さんは、もう少しどうにかして欲しかった。
好きな人の一途な気持ちを理解して泣けるなら、その思いを助ける事を最初からして欲しい。
銃を向けてしまう程に追い詰めてしまってからでは遅いです。
大人のカッコ良さはあるんですが、もう少し決めて欲しかった。
警察が本当に邪魔しかして来ないので見ていて
可哀想になってきます。
雷を落として爆発したシーンでヒロインと主人公は、ニュースで怪我人等がいなかったか?は気にするべきだったと思います。
自分はやっぱりハッピーエンドが好きなだけに
賛否両論あるかも知れませんが、最後はあれで良かったと思います。
エモいのはこっち
君の名は。が、ボンボン同士の美しい世界を守る物語ならば、天気の子は、持たざる者同士の汚い世界を受け入れる物語である。
東京・新宿は貧乏人から見るとこんな景色だというのがよく描かれている。こんな思いをするなら主人公は早く島に帰ればいいのに、と思った人は、ぜひ彼の愛読書である「キャッチャーインザライ」(ライ麦畑でつかまえて)を読んでほしい。
本一冊で上京してもがくところや、考えうる最上級のプレゼントが安物の指輪であるところがエモーショナルだし、音楽を担当したRADWIMPSの本来の魅力である陰鬱性がよく引き出された映画であった。
君の名は。で新海監督のファンになり、爽快感や完成度を求めて鑑賞した客からは不評かもしれない。
しかし、私には天気の子のほうが刺さる映画であった。
「君の名は。」と比べちゃう?
「君の名は。」のようなストーリー展開を考えていた観客にとっては少々”期待はずれ“かもしれない。
ハリウッドでは「(500)日のサマー」でメガホンを取ったマーク・ウェブが実写版「君の名は。」の監督として制作に入ることは記憶に新しい。
2016年公開の「君の名は。」はアニメファンならず、老若男女、世界を巻き込みヒットを放った。
「君の名は。」から3年、ついに新海監督最新作
「天気の子」が公開された。
ただ一つ言いたいのは、「天気の子」は
「君の名は。」の続編ではないという事。
むしろ前作と対立するほど違いがあり、
一種の挑戦状にも受け取れる。
新海監督はインタビューで
”前作でお叱りを受けたのが衝撃的であった。
そのお叱りの元となる気持ちの正体を知りたい。
その正体を知る上で新作はもっとお叱りを受けてもいいのではないか“
というのが制作の根底にあることを明かしながらも
”エンタメ映画として終わった後に観てよかったと
思える作品にしたい“と語った。
本作では異常気象が続く東京を舞台に
家出をし憧れの東京に出てきた少年と
天気を操れる能力を持った少女の
出会いと別れ、そして再会を個性豊かなキャラクターとともに丁寧に描いている。
環境変化、少子高齢化、年金etc.....
「この先大丈夫なのかな?」と思いながら
現代を生きている人へ向けた監督からの
メッセージ性は強い。
もしかすると自分の中で咀嚼出来きれず、
観た後に”モヤモヤ感“が残るかもしれない。
モヤモヤを咀嚼した後に新海監督が伝えたかった
事がうっすらと分かってくるのではないかと感じる。
また、タイトルは当初「天気雨の君」であったが、
「天気の子ども」案を経て、
最終的には「天気の子」となった。
前者は主人公“帆高”から見たヒロイン“陽菜”を意識しているが、
後者は天気の下に生きている”我々“に見方が変わってくる。
また「子ども」だけだと対象が限定されるが、
「子」とする事で老若男女問わず人間全体を包み込む表現となった。
短いタイトル一つとっても新海監督のこだわりと
意気込みを感じられる本作。
かなりメッセージ性の強い映画ですが、
アニメーションの力を改めて感じることのできる作品です。
まずは観て、感じて、自分がどう思ったか。
是非劇場で観ることをお勧めします。
青春物語
主役達の年齢がかなり低い割に、境遇が過酷なため、それぞれ成熟した物事の考え方をしているところもあり、大人になっても共感できます。相変わらず映像が綺麗。ファンタジーと青春がうまい具合に混じった映画でした。感動する場面も多く面白かったです。ただ、やはり商業作品のため、利益を出さないといけないとは言え、少し高校生あたりを意図的にターゲットとした作品のように思えました。
P.S.
劇場で2回目を観ましたが、1回目とはまた違った印象を受けました。映画館で2度も見るというのも乙なものでいいですね。『君の名は。』で見るべきだったかな(笑)。
明日仕事に行きたくなくなる笑
個人的には前作君の名は。よりわかりやすくて好きです。
最後が、現実の世界(ずっと雨の世の中)を受け止めて、それでも二人で?生きていくっていうのも、現代社会に対する訴えかけみたいで、これもこれでアリなのかなーと思いました。
ただ前作が大成功したからか、がっつり色んな所とスポンサー提供していて、商業的に狙っている感がすごくしたのが残念。
ここまでくると、大人の事情があからさまで引く...。
新海さんの傾向、作風があるのは承知ですが、主題歌が前作と同じだったり、なんとなく既視感を感じたのでもうちょっと冒険してほしかったです。
自分は社会人なので、帆高くんをみてこんな頃もあったなーと思ったし、大人の登場人物の気持ちもすごくわかりました。
まあ端からみたら、帆高は頭おかしい妄想野郎に思われてもしょうがないけどね。
ターゲットを一応全世代に押さえてるあたり、さすがだよね。
凪くんが、よいキャラしててよかったです。
今回は東京が舞台だったので、都内住みの人は見慣れた景色が見れてワクワクすると思います。
映画観た後、帰りに田端駅を通るので駅の坂を聖地巡礼しましたが、私と同じ考えの人が既に2,3人いました笑 これから増えそう。
アニメにすると、色味とか陰影が強調されるので、何気ない風景が凄く印象的に見えますね。
でもやっぱり言の葉の庭が1番好きだー。
明日仕事に行きたくなくなる映画笑
映像:5 音楽:4 脚本:5 キャラ:4 映像:晴れ女、というコン...
映像:5
音楽:4
脚本:5
キャラ:4
映像:晴れ女、というコンセプトもあって雲の間から太陽が光差す描写は繊細かつ美麗に表現されていて、心を動かされる。
音楽:主題歌のインパクトはそれほど大きくはないが、良曲。歌詞とストーリーと照らし合わせると、歌詞の中に主人公の気持ちが含まれているのが分かる。鑑賞後に歌詞を見ながら曲を聴くと理解が深まり1層楽しめるので、CDの購入おすすめ。
脚本:正直最初は急展開で説明不足を感じる部分もあるが、全体としてはとても良かった。終盤の部分でそれぞれのキャラのとった選択と行動の理由を考えると楽しめる。特にケイの行動。考察できる部分が多いのもこの映画の楽しみの一つだと思う。
キャラ:結構いいキャラ多いと思う。主人公とケイの対比がいい。
番外声優:全体的に良かった。本田翼が声優でいろいろ言われていたが、最初は違和感を感じたが後半は全く気にならなかった。自分耳が慣れたというより本田翼が声優としての仕事に慣れて短期間で上手くなったのでは?と思った。2回目を見ても最初の方は違和感を感じるのではと思う。
天気の悪い日がきっといい日に変わる
二人の背景を考えながら観ていたら、終盤で自然と泣けてきた。この作品は今、学校に通っている子やそれが出来ない子、いわゆる学生さん世代が観たら強く背中を押されるかと思います。
一部のレビュアーが仰っている通りメーカーの名前が普通に出てきますが、自分はあまり気にならなかったです。むしろ自分たちの世界とリンクしているようで入っていきやすかったです。
新海誠さんの作品は3作目位ですが、一番個人的には好きな作品です。無理かもしれませんが、テレビアニメで作って貰えると嬉しいです。
あと、食事のシーンが何気に本当に美味しそうで←特に卵チャーハンみたいなのとチキンラーメンサラダみたいなのが。気づいたら晩飯に卵料理を頼んでいた。
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