天気の子のレビュー・感想・評価
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両極端に分かれる作品
まず最初に私の意見としてはとても面白かったと思っています、しかしながら低評価をつけている人の意見にも納得できる部分があるのも事実です今回は嫌だった部分、良かった部分を挙げていきたいと思います。
嫌だった部分
1.多少なり本田翼さんの声に違和感があった。
(声を本業とされる方と比べ)
2.疾走感に欠けた。
(君の名はのような流れるような展開では無かった)
この二つが低評価の理由だと思います。(個人差はあるでしょうが)
それにどちらもあくまで”君の名は”と比べてです。
良かった部分
1.やはり映像は綺麗!神作画
2.ヒロインが可愛い!
3.発想が鬼才!
3の発想が鬼才というのは新海監督の発想の事です。オリジナリティがありとても好きでした
以上のことから私はやはり好きな作品でした。
というよりヒロインの可愛さで嫌な部分がほとんど目立たなかったというのが正直なところです。一本の映画としてはやはり高評価を与えるべき作品だと思いました。
雨ばかり
「君の名は。」の後だし、タイアップも多いし、ついつい期待値が高くなってしまったことが不幸。話の展開も前作の展開に似てるし。
ただ須賀さんのキャラが良い。帆高と似た境遇で共感しつつも、色々と諦めた大人。もしかしたら未来の帆高の姿かもしれない。それぞれのキャラに裏設定があるようなので全部わかった上で観るべきなのかも。(直接的で無くて良いからちゃんとわかるような描写にしといてよ!とは思うけど。)
そして、瀧と三葉はすぐわかったけどテッシー達には気付かなかった!もしかしてあの場面?
現実も雨続きなので鬱々としてたけど世界は元々こういう形なのかもしれない。
マジ泣き通し!
前作と比べる必要などありません。今回も前回も最高でした。彼の中にある祈りの精神みたいなものが中心にでんとあって、この世界にこの世に起きることには善も悪もなく、ただ活発に栄枯盛衰を繰り返すのだということを静かに、そして少年の心の叫びとして表現していると思います。
確かに芸術の世界、特に映画では、あらゆる愛のスタイルを表現し尽くしているが、まだまだ創造するストーリー、愛、恋は人の数だけあると言うことを、この映画は示唆しているのでしょうか?
新海さんの感性、物凄く判るので、マジ最初から最後まで泣き通しです。
やはり、生きていることそのものが感動であるが故に、涙暇なしなのでしょう。
ある意味、宇宙の愛を、見事なまでに映画の世界に表している新海さんは、やはり天才の一人なのでしょうか?
あの雨の一粒一粒が生きているようで、映像も感動感動でした。
なにを差し置いても観て欲しい作品です。
低評価への反論?
私としては「君の名は。」よりも好きだった。新海監督の「君の名は。」以前の雰囲気とエンタメ向けの作り方をうまくマッチさせた作品だと思う。
天気の子のレビューにおいて低い点をつけている人が理由にしているのが、ラスト付近のクライマックスの帆高と須賀の行動理由を理解できないというものが多い印象。
しかし、この映画の主題歌にもある「愛」という行動理念を理解できる人ならば理解できないことはないはずである。
帆高はもちろん、社会より陽菜の方が大切であるという本心を伝えられないまま消えてしまった陽菜への「愛」。
須賀は過去に事故で亡くしてしまった妻への未だ残る「愛」。クライマックスにおいては当時の自分を帆高に重ねて、常識をわかっている大人という側面よりも「愛」が優った故の行動だと思う。あの時に行動できなかった自分を帆高に追って欲しくない。それまでの帆高への説得は、帆高ではなく大人であるはずの自分へと向けていたのだ。
帆高と須賀が似ている云々もここにつなげるための伏線だと思う。
また、ファンタジーを描くには新宿代々木がリアルすぎるという意見には、むしろ現実にとても近しい所を舞台にすることで、その現実・社会よりも「愛」をとるという、帆高の選択が映えるのだと言いたい。また、今までのセカイ系と異なるのは、最後にあの瞬間社会よりも「愛」を取ったんだと主人公がうやむやにせず認識をした上で、それでも大丈夫なんだという結論を得た点だと思う。
あと、行動が子供っぽすぎるっていう意見。いやだから子供なんだって。
スッキリとした終わり方でとても好きだった。
君の名は、とは別のベクトルの作品
いろいろな場所でよく「君の名はより面白くなかった」とか「前作越えは無い」と聞きますがまず考え方が違います、この映画は天気の子であって君の名は、ではありません、固定概念に囚われながら天気の子を観てはいけない、単純につまらなかったのならそれは仕方のないことが。
「細かい説明が無かった」とよく言われていますが、これは自分的に考えて「あえて説明していない」のではと思います、
君の名はでは不思議な現象が起こり始めたら瀧君がいろいろ調べたりおばあちゃんから話を聞いて原因や詳細が分かり始めました、ですが天気の子の主役である帆高君や陽菜さんはまだ幼く調べる術を持っていませんし調べてもいないです。
これは天気の子と言う映画が我々第三者視点では無く主役2人の視点で進む、だから説明「不足」ではなく、登場人物が「知り得ない物を説明させるのは不可能」だから説明が無いのでは、と思いました。
今回も不思議な現象が起きてそれに振り回される話ですが全てに説明がついたら自分はつまらないと思います。
説明が付かず何が起こるかわからないから面白いのです。
紅より赤く(笑)
なんか、おっさんがダメで笑えました。
船を降りて、警察に引き渡して、ストーリー終了みたいな。(笑)
ことにはならなくて。
このおっさんのせいで、すったもんだのストーリーです。(笑)
空想感とメルヘン感をもっと欲しかったような。
設定も、最近は一人親が多いのか。
子供も大変なのか。
高校生も大変なのか。
昔も、窓の校舎どうのこうのどうのこうの回ったみたいな。(笑)
まあ、いつもそうなのか、どうなのか。
そこそこ映画館は人が入っていて。
まあまあまあ。
でも少しだけジーンとできた時間帯もあって。
なんだったか。
いやー最近の高校生も勉強のし過ぎなのかどうなのか。
なんか、みんな社会人のおっさんがしっかりしてないなと。
まあ映画の設定だから仕方がない。
世界を廻って欲しかった。
飛行機に乗って。
パスポートもって。
世界に。
ロケットに潜り込んで、宇宙に。
そんな感じの冒険青春アニメが観てみたい。(笑)
そんなかんじです。(笑)
ウェザリング!!!??
観ました。
音楽とそこそこきれいな映像で。
なんか退屈せずに一応見れました。(笑)
ストーリー的には台本が今一つというか、修正したい。(笑)
あとなんかもっとこうアクションシーンとかは派手にやって欲しい。(笑)
まあ、世界観的に無理なのかもしれませんし、むちゃぶりです。(笑)
うーーん。
高校生を対象なのかもしれませんが、20年前の高校生というか。
現代の高校生はもっと大人なのではとか思いながら。
仕方がない。(笑)
まあ、きれいだったような。
君の名はの方が良かったです。(笑)
そりゃそうでしょうけれど。
もう少しストーリー的には、
対立する、ライターなどとのやり取りややりあい、逃げあいなどから、
ポリスの立ち位置なども考慮しながら、アクション的なさらさらした、スピーディーなメルヘン感が良いとは思いましたが、
いかんせん、君の名はが良かったので。
熱さましということで。(笑)
第三弾勝手にですが、期待しております。(笑)
完成度の高さが際立つ
君の名は。で受けた批判
「主人公とヒロインが恋する過程が分からない」
「ミュージックビデオみたい」
「運命を都合よく弄るな」
....等々に応えたのが「天気の子」なんでしょう
代償として、前半部は前作と比べて少しテンポは落ちてます。これは主人公とヒロイン、あと脇役の描写を丁寧にやったせいですね
私的には全然有りと思いました。
本作のテーマは「天気の子」というタイトルに反して、天気を操る神様(龍神)と対決するシーンはほとんどありません。
強いて言えば、人柱にされたヒロインを主人公が強引に神様の元から連れ戻したところぐらいです。
それよりしっかりと描かれていたのは、社会のルール(大人)と、その枠からはみ出してしまった子供の価値観の対決です。
拳銃については、子供が大人に抗うもどうしようもなくなった時に飛び出すリーサルウエポン、いわばロトの剣ですね(^^;
この拳銃を某所で見つけてしまった主人公は「お守りとしてそのまま保持」してしまい、それを年下のヒロインに非難されたにもかかわらず2度発砲
その行為の持つ重さを理解していないほど社会的に未成熟、かつ純粋な心の持ち主です。
そして、主人公と同じくかつて枠からはみ出していたけど、今ではルールに従って生きざるを得ない須賀さん
クライマックスで主人公に立ち塞がる最後の壁となるも、最終的には潜在的に同情していたために主人公の手助けをしてしまう。
こういうところに私のような年代は共感してしまうんですね。
そういう意味では、影の主人公は須賀さんでしょう。
ラストについては、
大人の処世術(世界なんて元々狂っていた)に慰められ、自分を納得させようとした主人公が、能力を失ったにもかかわらず晴れるように、もしくは沈めてしまった街への贖罪のために必死で祈るヒロインを見て、自分たちのやったことを再確認
しかしその不都合から目を背けることなく、狂った世界で2人で生きていく....
こういう解釈でよいでしょうか?
前作のプレッシャーに負けず、作りたいように作り、しかも完成度を上げてきたことに敬意を表し、★5つとしました
感動の域の一歩手前で、
感動の域、一線みたいなものがあって、
それを超えたか超えないかで
自分の中で記憶に残る名作か、それほどでないか
自動的に判断されるのだとしたら、
その一歩手前で、踏み込めなかった自分がいた。
それは自分の感受性が薄れてきただけなのかも
しれないし、年齢年代によるものなのかもしれない。
また、リアルと非リアルの混合感ある設定に
うまく馴染みきれなかっただけかもしれない。
ネタバレしない程度に鑑賞評をメモしておくなら
・過去作より新宿感が増している気がする、
・某ホテルもどきが出てくる、
・少年…いや、青年の、相手を思う気持ちの強さや
なりふり構わない一生懸命さには心動かされる。
といったところだろうか。
純粋な愛!
ホタカとヒナさんの青春を描いた作品。
ホタカの純粋な愛と、真っ直ぐな気持ちに泣けた。
何をしてでも、守りたい、一緒にいたいかけがえのない1人をしっかり表現できている。
冒頭の拳銃をどう絡めてくるかと思ってましたが、少し強引な気はしました。
でも、絡めなかったらそれはそれでストーリーが成り立たないので、考えられています。
多少ツッコミどころはあるが、それを混みにしても良作だと思うので、この評価です。
あくまで個人的な意見です
新海誠の作品、評価が中々高かったので見ることを決め映画館に行きました。
しかし結論から言うと期待外れ、内容が薄くて物足りなかった。
まず二人の出会い方があまり納得いかないなぁ、マックでハンバーガーをいきなり奢ってもらえるとかあるのか?とか思ったり、そこから偶然道で出会って逃げてって…
銃持ってるし発砲しても騒ぎにもならず、その銃確か警察官が捨てた?銃だったんだっけ?(確か)
しかもヒロインの子も中学三年生で働けてない状態で弟と二人でどうやって暮らしてるんだとか思ったり、警察官から逃げるときに見事に振り切って見せるし、そもそも大人を小学生がタックルで吹き飛ばせるかと…フィクションだからと言われたらそれまでですが個人的に納得できなかったかなと思います。
それに今までの振り返りシーンもあったけど大してこれといった感動できるシーンもないし、音楽がいいなぁと思っただけ。
最後はヒロインが助かる代わりに雨が続いた…逆じゃないか?とも思うよね。
力を使って悪天候から救う…とかじゃダメなのか?8月に雪が降るのは困ったもんだろ笑
それにやっぱり君の名はと比べてしまうかな、全然超えれてないと思う。
お互いが入れ替わってそれぞれ生活していって恋をして実際に会いたくて、けど会えなくて、けど最後には思わぬ形で再開してどうなるでしょう…のような感動もあったのだけど、天気の子にはどうもそういった感動がなかった。君の名はのような壮大な世界観を感じられなかった。
泣けるシーンは一体どこだったんだろうと今でも思う。
「君の想像通りだよ♡」は思わず笑ってしまったけどね。
映像と音楽がマッチして鳥肌モノ!、、、だが
公開の初日に見てきました。
映像と音楽はとても美しく鳥肌が立つようなシーンが何度もありました。
しかし、ほぼ2時間の映画に私が求め過ぎているだけなのかもしれませんが、ストーリーが薄いように感じました。所々で「ん?」と思わされるようなところがあり、映像と音楽が素晴らしいだけに少し残念に感じました。
まだ、私は一度しか見てないので様々な点を見落としているのかもしれないので、時間があれば二度目を見に行き理解を深めあらためてレビューを書こうと思っています。
感動した❗
公開されてからすぐに見ようと思い、映画館へ。
「君の名は」も映画館で見て感動したので更なる期待を抱いて鑑賞しましたが、最高でした。
「君の名は」では、地形を変えてしまうような出来事を回避しようと奮闘していましたが、今作では、好きな子のために真逆の結末を迎えることになり、予想よりも遥かに面白かったし、感動しました。また、逃避行の要素が多く、話のテンポが掴みやすいため、非常に見やすかった。が、散りばめられた伏線があり、一度見ただけでは解らないところも多かった。二回見ることをお勧めします。
新海先生、今回は年下の女の子なんですね。
モヤモヤが残る良い作品
高校時代に新海誠映画に出会い、それから全ての作品を見ています。
共通しているのは続きが気になる余韻の残るという事で、今回でも同じような余韻をいただきました。
設定はかなりのものですが、映画の尺で全ての良さを表現することは難しかったのかもしれません。少し人物の背景が見えず行動の意図が読めない事が気になりました。
これは前作「君の名は」の登場人物より気になった点で、つまりは今回、監督の登場人物1人1人に思いを詰めたのだと感じます。
個人的には、アニメ化をしてほしい所です。
何度も見に行きたくなる最高の映画
素晴らしかった!
比べるものではありませんが私個人的には前作「君の名は。」よりも「天気の子」のほうがすきです。
あと5回くらいは見に行くと思います。笑
ネタバレになるのであまり多くは書きませんが映画を観て楽しみたい人にはとてもオススメです!
映像もとても綺麗で前半は心地よいテンポで進んでいき、中盤から後半にかけてだれも予想できないような展開になっていき、すごく惹きつけられ、映画で泣いたことがない私でもウルウルしました。
観に行った日の夜は興奮で寝れませんでした笑
本田翼さんの声が変だと言われていましたが、めっちゃめちゃうまかったですよ笑
まだ見ていない人は是非劇場に見に行くことをオススメします!! 新海監督天才です!
あと陽菜さんめちゃ可愛いです笑
天気の子
本日、鑑賞。
とても面白く、観させてもらいました。
どうしても、君の名はと比較してしまいますが、ストーリー的にはこちらの方が若干現実よりに感じました。ラストの世界感を除いて!
少し、中だるみ感はあり先も読めてしまいます。しかし、映像美と王道的なストーリー展開に嫌味がなく、素直に引き込まれました。
次回作、更に期待してます。
感動しちゃった
風景の描き方が大好きな押井守監督に似てるなと思って見にきた不埒なものですが、途中から引き込まれ、感動しました。RADWIMPSも良かった。作品と同化してより感動的な作品に仕上がっていた。感動しました。
みんな天気の子
しっかりと読み込めば素晴らしい作品。自分も見終わった後、?が多くてモヤモヤしたが、2回目の鑑賞によって君の名は。よりも感動し、好きになった。感情移入しづらいといった意見もあるので、推測だが、説明不足を補ってみた。
陽奈がなぜ人柱になったのか。
→母親の死にによって母の能力が継承された。言わば三葉ポジション。母の付けていたチョーカーが陽奈に受け渡されたこと、また、母の亡くなる直前に見えた光(母の能力?)からも推測できる。
帆高はなぜ家出したのか。
→冒頭で顔が傷だらけだったこと。さらに、帆高が言ったセリフに、ビッグマックが今までで一番美味しかった…。窮屈な生活であったことを察してほしい。帆高の持っていた本、「ライ麦畑でつかまえて」は、大人社会に反発する純粋な子どもを描いた物語であり、本の影響もあったのだろう。
銃の描写
→社会に反発することの象徴であり、自分、そして大事な人を守るための切り札。
線路を走る描写
→電車は過去の作品にも出てくる「男女のすれ違い」のポイント。その線路を自らの足で進むことということは、この先の運命を自分の力で変えるといった強い意思の表れなのでは?
犯罪行為について
→本作では、人柱の運命というよりも、社会の仕組みや大人たちのしがらみによって家族(大事な人)がバラバラにされることを訴えており、それらと戦うために必要な部分だったかと。映画やドラマでは許される範囲です。
他にも作品を通して新たな気づきがたくさんあると思うので、ぜひ映画で確かめてほしい。
ーーーーーーーーーー
ラストのシーンは、色々な受け止め方がある。多くの犠牲か少女の犠牲かといった考察など。個人的には、敢えて君の名は。と対照的な結末にする事で、監督の君の名は。に対する決着の表れのようにも感じ取れた。
それにしても、人を選ぶ内容にも関わらず、よくぞ作り上げたと思う。
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