天気の子のレビュー・感想・評価
全1955件中、1361~1380件目を表示
え?終わり?
びっくりしました。
家出した理由に何の説明もない…?
最初顔に怪我してたから、暴力とかあったのかな、という想像はしました。
けど描写がない…刑事さんが持ってた写真も気になったけど怪我もしてない普通の青年だし…。
拳銃を打ってまで逃げようとしたのなら描写が欲しかった。…空に向けてるんじゃない、人に向けてるんだから。それなりの覚悟があったんでしょう?(実際に打ってない、脅しだとしても人に向けてる事実は変わりない)
けどけど、青春というものはこういうものかな、何か論理的な理由があるわけではない衝動というものなのか…ひたすらに言い聞かせる。
東京水没に関しては…
そういう結末もありだとは思いました。
神主さんやおばあちゃんの言う通り。
今だって十分異常気象で、こんな未来だって十分あり得る話です。
そこを上手いこと生活していくのが、人類でしょう。脳みそもらったんだから。
そこで愛を選んだ彼を責めようとは全く思いませんでした。
裏設定を読み解いていらっしゃる方も見て、本当にすごいと思います!なるほど、それならストーリーが繋がる。
しかし裏設定がないと繋がらないストーリーって、ありなんでしょうか。
裏設定ってストーリーに深みとかクスッと笑える面白みを足してくれるスパイス的なものだと思っていました。
その考えも大人の凝り固まったものなのかなー。
自問自答が止まらない。笑
まぁ、スッキリしない映画でした。
私の足りない想像力には、もうちょっと説明が欲しかった笑。
観る時の気分によっても感想は変わりそう。
また別の機会に観たらもう少し面白さを感じられるかもしれません!
今回は正直、たまったポイントで観て正解だった、と感じてしまいました…
気持ちが晴れ晴れとする
新海誠監督は「君の名は。」の評判がよすぎて、次作のプレッシャーは並大抵ではなかったと思うが、本作品でも思春期の恋愛模様を上手に描いている。子どもたちのドラマに大人を絡ませるのが得意な監督で「君の名は。」でもアルバイト先の先輩だったり、飛騨の民宿の店主だったりと、「わかってくれる大人」がいい働きをしていたが、本作では小栗旬が声優を務めた須賀圭介がその役割を果たす。
兎に角映像がいい。海のような空は青が引き立っているし、雨のグレーな世界は気分をどこまでも沈ませる。公園や神社のグリーンは砂漠のオアシスのようだ。このあたりの映像は職人芸である。観客を引き付けて飽きさせることがない。
映画のプロットには地球の温暖化、ネグレクトの問題、銃汚染、養育問題、嫌煙問題、警察権力の横暴など、現代日本と世界が抱える問題をリンクさせていて、アニメのファンタジーにしてはとてもリアリティがあると思う。こんな世の中が来ないとも限らない。
終始16歳の男の子らしい元気と思い込みの強い一途さと悲壮感が一緒くたになった思春期の精神状態で物語が進むが、どの登場人物にも悪意がないから平穏に観ていられる。ストーリー展開は早くて意外にスリリングでもある。ディズニー映画ならワクワクするようなファンタジックなシーンも、本作品では何故かヒリヒリする。そこがいい。敵か味方か善か悪かみたいな単純でノーテンキなディズニー映画とは一線を画す。
主役二人の声優は初めて聞く名前だが、物語の雰囲気によく似合う声だったし、落ち着いたいい演技だった。倍賞千恵子は素晴らしい。この人の声を聴くとホッとするし、懐かしさも覚える。
深刻な問題を内包するファンタジーではあるが、新海監督らしくプラトニックでシャイな思春期の恋愛模様を清々しく描いた作品でもある。それは「君の名は。」にも通じるところで、新海映画の真骨頂だ。雨のシーンばかりの映画だが、観終わると不思議に気持ちが晴れ晴れとする。いい作品だと思う。
少年
須賀さんと同じ年齢(42歳)で、5歳と2歳の娘もいる立場で鑑賞。
「君に貰った勇気だから、君のために使いたいんだ、君の大丈夫になりたい」 という真っ直ぐな少年の物語。
映画館での鑑賞中は、後半に須賀さんが泣いた意味が直ぐには理解できなかったが、「失った大切な君にただ会いたい、君の力になりたい」という少年の強い意志に過去又は今の自分を重ね、また「亡き大切な妻が柱に可愛い娘の成長を記してきたことを想い、自分が妻に対して力になりたかったこと」を重ねての涙なのだ と理解。
RADWIMPSのグランドエスケープのサビが流れる瞬間の爽快感はまさに鳥肌モノ。
最後に、陽菜の祈る姿を目にし自分たちの責任を認識しながらその重みを感じながらの「大丈夫」。本当に美しい映画でした。
タイトルなし(ネタバレ)
評価が意外に低いので確かめてきました
いやー、良かったですよ
映像美や場所がリアルですぐわかるし
前作と少しかぶったところも小憎らしいですw
場所が全て見たり行ったところだからなおさら
の人も多いでしょうね
ラストの東京水没は特に良かったです
東京一強や若者が古里を捨てて東京三昧への
監督のアンチテーゼでしょう
また、最後にどんな気象でも
二人の絆は消えないというところも
監督の強いメッセージでしょうか
気象的にはよく勉強されていると思います
たかだか100年の気候
江戸時代には真夏に降雪の記録や
南岸低気圧による品川2メートル積雪
1951年冬から春に千葉県で広範囲にメートル級の積雪が
実際に観測されていますから(気象庁の観測には無いが実証済
全てが良かった
この作品は映像や声も全てが良かったな〜
雨の絵や人物も良くその人の心情も捉えられていて何度も泣けた。
陽菜の運命に逆らおうとしている帆高の様子も上手く描かれていて帆高の一途な思いも伝わってもう3回も見た
今作は何度見ても泣ける
オススメな映画です
「君の名は。」と比較しないで!
晴れやかな気持が広がる作品
ここ最近の新海作品は毎度驚かされるので、本作もとても楽しみにしていました。
「言の葉」ではこれまでより一歩先に、「君の名は」ではさらにその先に踏み込んだ作品を描いてきました。
そして「天気の子」もまた、さらにその一歩先が描かれていたのです。本当にすごかった。
まずその映像美にはただただ魅せられます。本当に美しい。
私はどうしてもIMAXで観ると決めていたのですが、そうして本当に良かったです。
映像の奥行きとか一体感とか色々ありますが、空の広がりが本当素晴らしかったんですよ。観に行ける環境でしたらIMAXを強くお勧めします。
今回も映像と音楽の絡め方がうまく、曲数はいつもより多く使用。
RADだけでなく三浦透子が歌う楽曲もあって、それがまたうまくメリハリを効かせています。各シーンと共にとても心に残りました。
楽曲は歌詞が実に物語とあっていて、鑑賞前にいくつか曲を聴くか歌詞を読むかすると、より物語に入りこめると思いますよ。特に「グランドエスケープ」と言う曲がかかるシーンはものすごいものがありました。
また制作側の遊び心も感じられ、随所に色々カメオ出演が見られますよ。
それといくつかのパーツからか、何処か「雲の向こう」を感じました。私だけかもしれませんが。
他、設定とか細かいところで少し気になるところもあるのですが、演出と音楽と映像で全部振り抜いてます。でも雰囲気だけでハナからそこを描くつもりも無かったのでしょう。
シンプルな男の子と女の子のお話。様々な事に苦しみながら少年が選択する姿を描いた物語でした。
そうした末に迎えたラストシーン、それは実に心地良かったです。
鑑賞後劇場を後にする時は、良い天気の日のようにとても晴れやかな気持ちになってました。
そんなとても素敵な作品でした。
あとこれはレビューと違うのですが、キーとなる屋上に鳥居のある古びたビル。
あれは「代々木会館」がおそらくモデルです。
東京の九龍城と愛されてきましたが、とうとう8/1(2019年)から解体工事が始まります。
すでに入る事はできませんが、気になる方は早めに訪れるのが良いと思いますよ。
少し残念
申し訳ないが、、、
まず率直に、内容が薄いなと思った。
私のように、現実的ではないことが度々起こる映画を好まない人や内容が濃い映画を好きな人には間違いなくおすすめできない。逆に、内容の濃さよりもただただ映像が綺麗な映画が好きな人や、少女漫画でキュンキュンし、脳内お花畑な人には 美しい純粋な素敵な愛の映画として良いのではないか。
熱狂的な新海誠ファンでもアンチでもないし、映画をこよなく愛する映画ヲタクでもない。一般的な映画好きなため、細かい情景描写、映像の美、その他詳しいことは分からないが、シンプルにつまらなかった。
唯一良かったのは 目の付け所は面白いなと感じた。100パーセントの晴れ女。これは今まで勿論無く 誰もが気になる設定であった。
しかし内容は、 大人になれない、まさに厨二病を患っている男の子の物語だ。一見、自分の愛する人と一緒に生きられればそれでいいという純粋な愛を描いているように見えるが 私には自分さえ幸せならそれでいいという あまりにも身勝手な幼稚な考えにしか思えなかった。この二人のせいで雨が続き、自分の住んでる町が沈んでいくなんて許せる訳がない。 最後大学生くらいに成長した主人公が出てくるが 未だに 前半の中学生の時と、中身、考え方が変わってなく 驚き、また幻滅した。
天気の子になったヒロインは人柱となり、生きているうちは世の中の天気は異常気象になってしまう。異常気象を元に戻すには 消えるしかない。
これがこの映画の論点になってくるのだが、結局最後まで解決策はなく、異常気象はこの先もなおることはないが、これからも二人は一緒に居られるという 終わり方だ。微妙すぎる、、、呆気にとられた。
何故かたまたま拳銃が落ちていて拾ってしまい、警察に追われる身に、、途中では激しい警察との追いかけっこ、封鎖されてる線路を走る主人公を 何故か声をかけるだけで止めない 修復作業の人たち。よく分からない。きっと、この映画はそんなに深く考えてはいけないのであろう。
君の名は で期待して見た人も多いと思うが、今作は残念であった。ただのいつまでも厨二病を患っている犯罪者の話であった。中高生たち、銃は持ったらいけないよ 入ってはいけないところに入ってはいけないよ ラブホに泊まってはいけないよ 愛の力が無限大でも法律を侵すことは絶対に許されないんだよ。勘違いしないでね。
最後に、他のアニメ映画にも言えるが、みんなが見るアニメ映画にアニヲタが好きそうな 「気の強い女に尻に敷かれる主人公、童貞っぽい照れ屋な主人公、アニヲタが好きそうな男女の掛け合い」 などは個人的にやめて欲しい、
気持ち悪いし興醒めする。そっちの層がターゲットであるなら残念である。
これは見るべき映画
最初にひとつ言わせてもらいたいのは本田翼の声優が下手と批判していた人達に対するものである。実際映画を観ていて違和感を感じることはなかったし、むしろ個人的には好きなキャラクター像を出してくれていたと思う。
本編に関しては文句無しの名作。作画はもちろん音楽とのマッチングも良かった。「16歳」という難しい年齢の主人公の純粋で必死な姿に何度も胸を打たれた。終わり方についてはやはり賛否が別れるとは思うが、私はこの終わり方で納得している。「君の名は。」に引き続いて大きなプレッシャーを抱えて臨んだと思われるこの作品だが、素晴らしい作品だった。新海誠さんの映画には驚かされてばかりだ。
とにかく、この映画は特に高校生に観てもらいたい映画だ。恋をしてる人は特に。この素晴らしい作品がより多くの人に届く事を願っている。本当に鳥肌モノだ。
感想というかメモ
「君の名は」が新海誠のベスト盤なら、今回はそれを経た上での一歩先に進んだ代表曲みたいな感じ。
予告編を観た感じ、いつもの新海誠作品の男子女子が、いつもとは違って積極的に外の世界と触れあってて、「新海誠セカイ系やめたん?」とか思ってた。
実際、中盤ぐらいまでは家出した少年の東京での家族の形成だったり、恋愛未満のヒロインとの付き合いだったり、自分で金を稼いで生活できるようになるまでがなんならジュブナイルっぽく描かれてて、セカイ系が無理な僕は新海誠監督作で初めて乗れた。
「でも俺が乗れるってことは新海誠っぽさが薄れてるって事だよな…『君の名は』売れてひよっちまったのかな…」とか思ってた。
そしたらば、終盤に行くに連れ結局いつも以上にいつもの新海誠っぽさが全開の話に。
しかも今回は、主人公が開けた世界を経た上でセカイ系の世界を選んだり、登場人物の大人がセカイ系とか新海誠作品の青臭さをメタく批評してたり、実際に劇中の二人の行いで割とディストピアな世界になっちゃったりした後を見せてる分、その「新海誠っぽさ」がより強固に。
「俺はコレが本気でいいと思ってるし、コレで飯食ってるから!」感をドン!とやられたみたいでデルトロ的なジャンルに対する偏愛を感じた。
コレは、「君の名は」で自信のやりたいことがある程度一般の眼に触れた後にその本質を自分から語り直してるようなものだと思う。
生きづらくなったとこで生きるとか言うてはりますしね。
セカイ系に対するメタな批評にもとれる。
俺も須賀さんと一緒で「新海誠青臭くて食えたもんじゃねぇわ」派だけど、そこまで言うんだったら勝手に生きろ!くらいには感心しました。
特に、閉じた世界と開けた世界とを主人公が選ぶっていうのはよいですね。
そういった、開けた世界とセカイ系の世界の対比はSNSだったり公の象徴の警察だったり、ちょこちょこと小出しにもされてる気がします。
生きづらくなった東京も、それを暗示する雨も決して綺麗には描かれてないのもよいし、そらでも最後のカットに咲いてる花、っていうのもベタだけどいいじゃない。
それ以外だと、観光地以外、特に代々木側を含めた新宿がリアルな東京の風景も観てるだけで楽しいし、最終盤の東京も多摩とか小金井とかが地価上がってそうとか思いつつ、アトラスのゲームみたいでいい。
あと生きづらくなった東京も結局市民は普通に暮らしを営んでるらしいってのを描いてるのがよかった。
天気予報とか。
特等席
感動しました。
映し出されるスクリーンの世界は美しくて、たぶんどの席に座っていてもじぶんだけの特等席から観てる。打ち上げ花火、上からみるか横からみるか、真上からみれましたね。
雨、水、汗、涙が切なくなるほど美して生きている。動きのあるそれらが自然も人間も生きているということ、生かされて生かされているということ、生きていていいんだということを伝えて くる。感動。
穂高が走る走る。そのひたすら上を目指す姿から、おとなたちもこどもたちも息苦しい、生き苦しい今こそ、なんといえばわからないけれど、まさに「大丈夫になりたい」としか言い表せないような気持ちがふりしぼるように湧いて沸いて。感動。
いろんな解釈がありそうですが難しいこと抜きに映像とストーリーに何を言っても足りないし、表せないけれど、とにかく感動してしまった。
また明日も観に行きます。
天気の子は愛の讃歌だ
特に良くもないし特に悪くもない
自分としては君の名は。が4点なので天気の子はそれに劣るので3点
この作品を観ていたらエディット・ピアフの愛の讃歌を思い出した
愛のためなら
主人公の数々の犯罪行為も
ヒロインが雷をおこしてトラックを大破することも
キャラの過去の情報が皆無に近いことも
降り続く雨で水位が大幅に上がった東京も
ベテラン刑事の声が平泉成だと誰でもわかることも
そのほかいろいろな?も
どうでもいいのである
人を愛するということは素晴らしい
若いって素晴らしい
アオハル万歳
自分には合わなかったです
無理だった
ヒントを投げて考察させたいのだろうが、そんな気力も起きないぐらい、観るべき点、ツッコミどころ、考えなくてはいけないことが多すぎる
おそらく1回観ただけでは追い切れない
計算されていないようで計算しつくされてる、みたいな評価をしているサイトがあったが、普通に計算して欲しい
テーマについては、社会からの脱却、恋愛、おじさんの成長(信じる勇気・諦めない心みたいな)で良いのか
ラストは何が大丈夫なのか全く分からず呆然
主人公の選択については否定する気は無いですが
主人公達は事の次第が分かっているのでそりゃ大丈夫なのかもしれないが、二人以外の事は本当にどうでもいいんだな、と
暴力のようだと感じた
この映画を観て泣いていた方もいらっしゃったのですが、何も感じることが出来なくて正直焦りました
二度観る気にはならないが
こういうことを書きにくるぐらいに考えさせる内容ではあった
これを観て自分は何かを得たのか
この先、監督の作るものとわかり合うことは無いのかもしれない
前作や何かの映画で観たようなシーンばかりだが、絵や音楽自体は綺麗
全1955件中、1361~1380件目を表示