天気の子のレビュー・感想・評価
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綺麗なアニメーション
様々な要素のバランスがちょうど良い作品
天気の子
あっという間に終わった!
面白かった。
一応ハッピーエンドか?あの世界で生きていけるならまぁいいけど、首都変わってそう。てか3年降り続いたなら、もうちょい冠水してそうだけどね。日本版ウォーターワールド始まるな。
15歳と16歳の若気の至りな気もするけど、主人公の2人は幸せそうなのでいいでしょ。ほだかは警察に追われてからハチャメチャな逃げ方だったな。現代ならツイッターで拡散されるレベル。
途中で滝と三葉と四葉出てきたのはよかったな。君の名はを見た人たちも嬉しい。
君の名は効果だと思うけど、協力してくれる会社多くていいな。お互いwinwinな関係が生まれてる。
新海誠監督作品ということでバットエンドも不安あったけど、ハッピーエンドだったのがよかったかな。
東京の背景や空や雨の映し方がさすがだな思います。
あとRADWIMPSの曲も普通にいい。曲の導入もよい。
声優陣はおおむねよかったね。本田翼のギャル語はちょっと気になったけど。笑
映像は綺麗でした
前提として、私は新海監督の大ファンであります。大ファンであるが故に残念でした。
まず、映像は綺麗です。言うまでもない。
しかし、ストーリーが、勿体ないと思いました。
全体的に説得力にかけるのです。
具体的には主人公が家出した理由が全くないことや、最後の方で須賀さんの気持ちが変わって主人公を助けた理由がよくわからなかったり。。
なんとなく、凪のあすからみたいでした。
初の新海誠でした!
内容は軽いファンタジーで、面白かったです。
雨から晴れが差し込むシーンは何度見ても鳥肌が立って、特に出会って最初の晴れの時と花火の時は息を呑みました。
僕は最近の教育に幸せになるためには頭良くならなきゃいけないっていう風潮を感じてて、それに迎合してた所があったんですが、この作品はそれ以外の方法があるって教えてくれた感じがします。カップラーメンも殆ど食べたことないんですが、それを2人でわけるシーンや、みんなでカラオケするシーン。小さな喜びをみんなで楽しむことで大きくする。そんな印象を受けて、個人的な意見なんですが、新しい生き方を見せられたような衝撃がありました。
前作の君の名は、は見てなくてCMで見た主人公の名前と容姿しか知らなかったんですが、作中に瀧君のような髪型の子が出てきて、気になってたんですが、立花なおばあさんの孫と名前の出てなかったその子の名前が立花瀧とあり、もしかして君の名はの主人公か?と思って検索してみたらやっぱりそうだったみたいです。完全にネタバレなのでアレですが。
ただ、悪い印象を受けたシーンもあって、警察の無神経というか乱暴な行動だったり、タバコを吸う人への批判という印象も受けました。それと青少年の非行シーンがあり、そういったことに敏感なら不味いシーンかな。穿ち過ぎなだけかもですけど。
結構難しいところがあって、世界をとるか、唯一をとるか。映画で多くあるテーマではありますが、どちらの意見も理解出来るし、難しいです。ホタカの気持ちに共感しているので、僕個人は唯一を選ぶと思いますが、それが正解でないのも理解出来るので。
総評すると、いい映画でした。見所として、映像美とラッドウィンプスの音楽が合っていて映画を見てて気持ちが盛り上がりました。まだ観てない方がレビューを見たら、是非観て感動を共有したいと思いました。
よく考えたら昔の作品も「面白い!」じゃない
君の名は。の次ということでどうしても期待は君の名は。的なものになっていたが、君の名はと比べると中途半端だったと思う。
ただ、君の名は。は、以前の作品好きな人が見たとき、面白いけどこれ新海監督?と、思った人が多かったのではないかと思う。
天気の子はどちらかといえば暗いシーンが多くて結末にも明るさだけではなくて暗さというか責任のようなものがあって素直に喜べない感じになってて、"面白さ"で言えば君の名はの方がいいけど、よく考えたら新海誠の昔の作品って心に響くけど面白いとは思わなかった。
面白いが映画の全てではないと思うし、なんか少し自分の思う新海監督っぽくなっていると思う。そういう意味でも次回作もすごく楽しみです。
東京という大都市の描かれ方に注目
映像美が見所
18禁ゲームのオープニングで名を馳せた監督だけあって、映像はとても美しい。そしてキャラクターとストーリーがボロボロ。
主人公とヒロインの現状は説明されていても背景が描かれていない(あるいは薄い)ので、どうしてああいうことをするのか分かりづらく感情移入もできない。須賀の方がキャラが立っているのはどういうことだ?
クライマックスも映像と音楽の力で無理矢理盛り上げているものの、鳥居まで走る主人公の動機付けが薄い。ないわけではないのだが、盛り上がる場面なのだからもっとビビッドな展開にしてもいいだろう。それに妨害役の警官たちはただ仕事をしているだけで「悪」ではないから、妨害として機能していない。
これらは全て、監督がストーリー構築を不得手にしている上に興味も薄いせい。だからこういう作品になるのはある意味必然なのだ。プロデューサーが強権を発動してでもスクリプトドクターをつけるべきだった。
実は映像美のところでも疑問が残る。前半の新宿歌舞伎町や漫画喫茶、インスタント食品の描写はやたら細かく執拗なのに、最後の水没した東京の美しさがほとんど出てこなかった。水没後の東京を肯定的に捉えているのにこれは駄目でしょう。山手線が水上バスになっても立派に人々を運んでいるとか、魚の形をした水滴が東京のあちこちを元気に泳いでいるとか、いくらでもやりようはあったのに。
エンドロールで驚きました
音楽と映像が素晴らしい!が…
許しがたいダークファンタジー
「君の名は。」が観客へのサービスを徹底して作った『「非」新海的』な作品だったとしても直球弩ストライクで心に突き刺さり滂沱の涙を流した自分には、本作は途中で退席したくなるほど退屈なうえに最後には嫌悪感まで感じた、見たことを後悔させられた作品になった。
・拳銃、チンピラ、児童買春等等、東京の影の部分を執拗に緻密に描きながら「雲の上に別の世界がある」というファンタジーを強引にからめているが全然親和しておらず、違和感だらけだった。
・家出少年に孤児となった姉弟、そのキャラクターがそうなった境遇などが描かれることなくまったく感情移入できない。
・東京に異常気象による「避難指示」が出るシーンがあるが近年各地で死傷者の伴う豪雨災害が発生し、「避難指示」がリアルにニュースで流れる中、その人たちへの配慮はなかったのだろうか?言い換えるなら某大震災の後に東京が大地震に襲われ半分以上がなくなるような作品を作るようなもの。製作者側に意見する人がいなかったのだろうか?
・主人公が愛する少女を助けるためにした選択が東京の大半を水没させる異常気象の世界を到来させる。当然そこには破壊された市井の人の生活や甚大な死傷者が想像できるのだがそういうところは全く描かず言及もせず、主人公がそのことに対し罪悪感を抱く姿も極めて軽くしか描かれない。加えて何も知らない立花老人や須賀(奇しくも「君の名は。」の神社名と一緒)の言葉で免罪させているのは無責任ではないか。
せめて主人公には自分の選択のせいでどれだけの死傷者が発生したのか認識しているシーンが欲しかった。それでも最後「僕たちは大丈夫だ」という言葉の中に「青空も、住む場所も自分たちのせいで奪われたなんて誰にもわからないんだから大丈夫だ」とすら聞こえたのだが。
「君の名は。」が「代償なく多くの命を救った許しがたい作品」というなぜ「代償」が必要なのか根拠のわからない批判に対する「多くの命を代償にして自分の大切な人一人を救う物語」という意趣返しなのかもしれないが、このエゴイズムな姿勢を知ってか知らずか意外と多くの人が肯定的に評価しているのが自分には恐ろしい。
・ファンサービスとしてなのだろうが「君の名は。」のキャラと同姓同名の人物が脇役で出演していて、それにより「天気の子」が「君の名は。」と地続きな世界であることを印象付けているが、「天気の子」によって「君の名は。」の瀧の就活以降の世界がすべて否定されることになる(雨が繰り続く世界なので奥寺先輩との再会シーンや四谷での再開シーンもなくなると受け取れる)。
津波災害に遭った某地を「「君の名は。」の原点と話し、「幸せな気分で劇場を後に」出来るよう「誰かの幸せを願う話」として作った「君の名は。」のエンディングをわざわざ「天気の子」で否定した(そう受け取れる)監督の姿勢に許しがたい憤りを感じる。
「君の名は。」への批判が本作作成の動機(「もっと怒られる作品」を作ること)と、ことあるごとに公言しているが、自分には「もっと怒られるため」に批判をものともせずに作りたいものを作った、というよりも批判を気にしながら、さらに数々の応援企業への配慮から作品の自由を奪われあちこちに破綻をきたした痛々しい作品に受取れた。
作品の持つメッセージ性には最初から期待はせず見た。
コミカル、恋愛、社会への問題提起、アクション、これらが2時間という枠に収まりきらなかったように感じられました。
映画は映像美だけでなく、そのものが訴えるメッセージ性も重要だですが、
ただ、今回は上記の理由でメッセージ性がまるで、まるで相手に小声で、自分の耳に届かなかった時のように感じられてしまって、残念でした。
あくまで個人的な意見としては、メッセージ性は薄くても、ヒロインとの恋愛、須賀の親子愛、須賀と穂高の人間愛などを美しい映像美とともに描きあげていただくのでもよかったのかもと思いました。
新海監督の映像美は、良くも悪くも、描く対象そのものの持つ印象を拡大させる気がします。ですので、最初のシーンの東京での風俗店などのネガティブな描写は、新海監督の映像美をもって表現されると、いささかいきすぎのように感じられ、個人的にですが、受け付け難いものがありました。
バックボーンの描写の薄さがそれに拍車をかけた部分もあり、感情移入は厳しかったです。
あくまで個人的な意見としてですが、メッセージ性は薄くてもいいから、ヒロインとの恋愛、須賀の親子愛などを美しい映像美とともに描きあげてもらうだけでも自分は満足でした。
今までに比べて先行が不透明になりつつある現代においては、もはや良心の拠り所としての意義だけあれば、個人的には、すくなくともチケット代の価値が十分あったと思います。
ただ、それが映画の収入を支えるまでの多数の嗜好になりえるかどうかは別の話なのは承知ですが;;
奥深いメッセージ性も両立させた新海作品は、20年に一度でもいい。個人的にはそう思います。たまには、ただ楽しむだけの今回の天気の子のような作品があってもいい。
それは雨粒の中のような今の時代にあって、天気の子は雨雲からときおり差す日の光のように感じられ、それは疲れた人にとっては、夏の強い日差しにも匹敵する価値がある。そして、それは冒頭で神社に射した日の光に魅せられた陽菜も、もしかしたらにそんな風に感じてたので、外に駆け出していったのかもしれませんね。
「君の名は。」しか見たことない人へ
タイムリーな作品
めちゃくちゃ面白かった
君の名とは視点と結果からすると
正反対の作品だけど、所々で繋がりがあったり
して、君の名はの後対になるよな天気の子
を作れる新海監督は本当に凄いと思う。
賛否両論あるけれど、個人的には
主人公ぐらい極端に暴走というか
それくらいの強い真っ直ぐな意思と覚悟
がないと今の時代、愛する人、大切な物
を守れないなんて、メッセージがあったりする
かな〜なんて、ちょっと思ったり
そう考えると、刑事さん達は、
秩序の維持と世の中の象徴っぽいような
そんな感じがするような
フィクションなのだから、多少オーバーな
表現があったとしても、いいのでは
そっちのが 、フィクションでも、リアルだし
ただ武器ってだけでなくて、実際作中では
使用については実際、使って良い物としては
描かれてないし、そっから何を読み解くか
って事なのかも(`・ω・´)
つまらなくはなかったが、
•君の名はと同じようなパターンの演出で既視感を感じるシーンがいくつかあった。
•映画としては君の名はの方が展開のテンポがよく中だるみせず惹きつけられ面白かった。
•RADWIMPSの音楽は相変わらず素晴らしかったが時折楽曲を主張し過ぎたのか、楽曲に映画の中身が負けていたのか映画ではなくMVのようだった。
•盛り上がりが中途半端に終わるものがいくつか山場のシーンもしかり。
•題材は面白かったので、もう少しコンパクトに出来ないだろうか、盛り込み過ぎ、散らばり感があった。
•風景、背景とか、空の龍みたいなイメージ映像などの描写は相変わらず美しく綺麗だったので、若い男女の恋愛感を打ち出し過ぎない題材で、その美しさが存分に活かされる新海監督の映画が見たい。(星を追う子供は見たんですけれど)
•東京の街をリアルに描いていただけに、非現実的な行動が逆に浮き彫りになって気になってしまった。ファンタジーではあるので仕方がないのだけれど。
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