天気の子のレビュー・感想・評価
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指輪とチョーカーと冨美さんと
新海ワールドをずっと見てきた者たちの
「君の名は。」での大ハッピーエンドにぶったまげ、賛否両論&阿鼻叫喚の絶叫を横目に
大ヒットしていっきにメジャーの舞台に躍り出た新海さん。
で、「うん、うん。あの新海誠がぁーーー、こんなに立派になって」って涙目こすって
みんなで「前前前世から君をぉー」って歌って早3年
毎回毎回青春の叶わなかった恋を甘酸っぱい匂いとともに思い出させてくれる新海さん。
「今度はそうくるかっ-!」
「うーん、誠さいこー」です!
物語は、、、
パンフレットに書かれている新海さんのコメントを熟読してください。よーく分かります。
で、「愛にできることはまだあるかい」を聞いてください。
何度も何度も問いかけてきます。「愛にできることはまだあるかい?」って。
最後に「まだあるよ」って言ってます洋次郎が。
精霊馬や迎え火を焚いて彼岸を描くという描写は、御年46歳の新海誠氏ならでは。
彼の記憶の中にきっとあるはず。幼きころの夏の匂い、家族で迎え火を焚いた描写が。
ほんとうに繊細に
そして大胆に
この世界の根幹が何なのかを新海さんは探しているのだろう
「この世界は狂っている。」
文明の力がまだそれほどではなかった太古の昔
人々は自然の恵みを、自然の脅威をしっかりと認識していた
「向こうの世界」を信じ、尊び、毎年向こうの世界へ旅立った人々を
自分を造りだしてくれた祖先を尊んでいた
たかだか100年余りの歴史の中で
観測史上初とか
近年の温暖化がどうだとか
そんなことはどうでもいいのだ
自分たちが存在できた理由を
この世に生まれでることのできた感謝の思いを
向こう側へ伝えればいいのだ
変わりゆく環境は
すべて人間のやったこと
だから変わってしまった世界でも僕たちは生きていく
遠く向こうの世界に思いをはせて
この映画を見て、お盆にはお墓参りをしましょう。
みんなの考察までみてひとつの作品
娯楽映画
恐ろしい映画
穴の空いた説明不足の薄っぺらいエ○ゲーみたいなシナリオに、作画とキャスティングと音楽で盛りに盛って陽キャをぶん殴り感動と混乱を与え、オタクに考察と妄想という穴を埋める作業を延々とさせることで金を貢がせる恐ろしい映画
私は良かったと思います
タイトルなし(ネタバレ)
浅い映画、酷い映画、惨たらしい映画。どう形容したらいいのだろうか。ぜひ怖いもの見たさで映画館に足を運ぶことをお勧めする。
田舎の島から家出をしてきた主人公のホダカ。彼が辿り着いたのは2か月間雨が降り続く東京であった。お金も暮らす場所もないホダカだったかが、ひょんなことから2歳年上のヒナをやくざから救いだし、心を通わしていくことに。
(驚くことに、ホダカはごみ箱で拾った拳銃を常に持ち歩いておりヒナを助ける際にヤクザにぶっ放している。後々これが問題になりポリに追われることに。)
ホダカはヒナやアルバイト先のスガ、ナツミの協力で徐々に都会の生活に慣れていいく。そんな時ヒナから衝撃のカミングアウト。
ヒナ 私、雨、やませることできんねん。
ホダカ え、まじ!じゃあそれ使って稼ごやっ!
晴れ女ビジネスが始まる。
RADのええ感じの曲ドーン!
早送りの日常描写ドーン!
ヒナ曰く、雑居ビルの屋上にある鳥居をくぐった際に天空の世界に飛ばされて(死ぬほど宣伝してるあのシーン)このストーム的な能力を得たらしい。きっかけ浅あ。
雨を一時的にやます能力で富を築いていくホダカとヒナ。その顧客の中になんと、、、、
タキ君!?
そうあのタキ君ですよ。君の名は。の。
しかもけっこうがっつり。タキ君とホダカの絡みは5分くらいはあった。正直興ざめ。新海はマーベル的なのを目指しているのか。
そんなこんなでまたヒナから衝撃のカミングアウト。
ヒナ 私がこの雨の原因ぜよ。この雨やませて死なないといけんぜよ
ホダカ やめろおおおおおおおおお。好きだ――――――。お前のために指輪もかったんじゃーーーー。(この指輪もミズハから買った描写が。ミズハはええ年してちっこいジェウェリーショップ店員ワロタ。紐編んどけ。)
雨を止ませるために天に昇ってしまったヒナ。
晴れる東京。
雑居ビルの鳥居に行けば何とかなるんちゃうかと博打を打つホダカ。鳥居へ急ぐホダカだが、鉄砲の件で警察の手が迫る。それをかいくぐりながらやっと鳥居にたどり着く。
RADの曲ドーン
ホダカも天空へ。
ヒナ発見。
地上に連れて帰る。
雨降りだす東京。
まええやん、と自己満足の二人。
ホダカ島に帰宅。
3年後。
東京水没。
再開。
エンドロール。
ざっくりこんな話。
「大人」には楽しめないかも
特別悪い子でない主人公の少年がこの年齢特有の大人に対する反感がある中で社会の理不尽さや成り行きで社会から外れていってしまう。何の力も持たない子供が抗うことのできない運命に対して精いっぱい抗い、大きな犠牲のもとに願いをかなえるという社会規範や自己犠牲の精神に反する行動はいわゆる「大人」には響かないのだろうと思う。しかし、これはアニメというエンターテイメントであるから書けるものであると思うし、ますますポリコレ等々で生きにくくなっていく世の中で若者たちにはとても響く物語なのではと思う。
あと、とりあえず凪先輩がかわいい。
爽やかでキラキラとした青春、真っ直ぐな少年の心
批評が多く、DVDでもいいかなと迷いましたが、やはり新海誠が作り出す映像美を、ストーリーを、自分の目で見てみたいと思い、鑑賞。
結果、すごく良かった!!!!
個人的には『君の名は』より好き。
評価って、本当に人それぞれだなと改めて思いました。
人の性格が一人一人違うように、感じ方だって様々です。似ていたって、同じことは無い。
レビューを見て、鑑賞するか躊躇っている方はぜひ映画館へ足を運ぶことをオススメします。
レビューはあくまで参考です。
結果はどうであれ、良かったか悪かったかは、あなたの心で決めるものだと思います。
上のことをどうしても伝えたくてネタバレにはしませんでした。この映画が1人でも多くの方に伝わればいいなと思います。
ここから先はネタバレです!!!
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新海誠によって描かれる、東京の街、雨、空模様、エトセトラ。
色彩を豊かに自由に使って作り上げられたこの繊細で美しい映像には、いつも圧倒させられる。本当に、素晴らしいなあ。
そしてここからが本題である、ストーリーについて。
『君の名は』は、1度見ても全てを理解できず、ネットで解説を読みあさってその時やっと「そういうことだったのか!」と真に理解した一方で、今作は複雑な設定もほとんど無く、ストーリー自体は単純なものだったと思う。
見ていく中で、批評レビューに書いてあったことも確かにいくつか見受けられて、このことを言っていたのかと思った。
まず、主人公・帆高の家出の理由は最後まで本当に曖昧のままだった。何のためにわざわざ東京に出てきたのかはわからない。
拳銃を振り回し、周りの人を逮捕までさせる帆高に共感できないと感じる人だっていると思う。
やたらとCMが多い、警察が緩すぎる、天気を犠牲にしたことに何も思わない、万人受け、など。
色々な意見はあると思うけれど、私は、そこじゃないと思いました。
陽菜の為に自分の人生を棒に振ってでも、…いや、そんな“ 自分はこの後どうなってしまうのか “、なんて帆高はきっと考えていないよね。
陽菜という1人の女の子の為になら、たとえ自分以外の全員が反対だったとしても、誰も信じてくれなかったとしても、後先なんか考えずどんな手を使ってでも必ず会いに行って助けようとする、帆高の真っ直ぐで強い気持ちを見てしまったら、もうそんなの私にはどうでもよかった。
水に浸かった東京はもう元の東京ではなくて、確かに2人は世界の形を決定的に変えてしまったけれど、それでもそんな風に、世界よりも大事なただ1人として思ってもらえた陽菜が羨ましい。いいなあ、青春。帆高の真っ直ぐでキラキラな心。いいなあ。
圭介や凪くんに助けられながら帆高が陽菜の元へ走るシーンは涙が止まりませんでした。
グランドエスケープ、愛にできることはまだあるかいの流れるタイミング、良きすぎる。
三浦透子ちゃんの声がこの映画にとてもよく合ってた。
RADWIMPSもさすが。
素晴らしい映像と音楽のダブルパンチでそれはそれはもう終始鳥肌と感動でいっぱいでした。ごちそうさまです。
あとは凪くんがかっこよくて可愛かったです。
新海誠、万人受け狙ったか?とこれだけは思いました笑
女子がすごく好きそうなキャラ。Twitterとかですごい描かれてそう。少なくとも私はやられました笑
鑑賞したのは昨日ですが、終わった直後より家に帰って、1晩寝た今日の方が余韻というか、じわじわともう一回見たい気持ちが湧いてきて、予告や曲を繰り返し聞いてしまっています。☺️
本当に見てよかったなあ。
感受性が強い者には響きすぎて疲れるかも!?
悩みなんて吹き飛んでしまうほど、観たあとの余韻がおさまりません!
美しすぎる映像に一々感動させられて、心も涙腺も脳波も忙しい感じで受け止めきれずに倒れそうになりました。体調を万全にしてまた観なくては…!
祈る姿も、愛に生きる姿も、背景も本当に美しくて…この世界を惚れ直しました。空模様や街の光と影が、映画館を出た瞬間から輝いて染みてまた泣きそうになりました。
君の名は。を超える作品はそうそう産み出せるはずがないと思っていましたし、賛否あるとの事であまり期待はせずに、景色を見に旅行に出るような気分で足を運んだのですが、思いの外ストーリーも良かったです!
波紋が大きく広がるように心身へ響き渡りました。
潤ったー!
前作がドストライクで何回も観ておりましたが、こっちの方が癒やされていいです。何回でもこの世界観に溺れたいし、手元において何回でも見たいです。
各所に神様や自然を敬う美しい心が伺えて、疲れて荒んだ胸を打ちました。
万人ウケしない所もまた素敵だなあ!熱く語り合えたら嬉しいから。
見終わった最初の感想は、素人すぎて違和感ありすぎる夏美の声優だけが邪魔だった!ってなっちゃった所が玉に瑕。(笑)チョイ役の人達の方がよっぽど上手いんだから、残念過ぎてもう…。
ゴリ押しは世の常だけど、新海誠監督なら将来不動の地位に立てるでしょうし、思うがままにキャスティング出来ますよね!応援しがいがあるなあ。
この作品を世に出して下さった方々に感謝!素敵な作品を思うがままに創り出して、いつまでも幸せに暮らせますように!
主人公が東京を不幸にする変な映画
邦画独特の寒い会話。スベっている。
家出、度々の公務執行妨害、銃での殺人未遂、そして異常気象。これら主人公2人の感情的行動で人に迷惑をかけて、ついには東京が不幸になるという変な映画。
ふたりに愛があれば人に迷惑かけて良いのか。
気取ってるだけで中身がない。
何が面白いのか分からない。
残念。。
君の名は。にはまり他の作品もある程度見て、楽しみにしていました。本当に感動するつもりで行きました。が…。。
映像と音楽以外、なかなか感動できませんでした。
まず、ストーリーにかなり無理がある気がします。家出の理由もはっきりしてなく最後まで共感しにくかったです。ヒロインの年齢も無理がありますし。。
若者が若者の世界だけで物を見て考え動く。
恋に恋する時期…そんなことを感じて大人は見るべき対象ではないのかな、と思いました。
どう考えてもストーリーが雑に感じて、君の名は。で感じた緻密なトリックなどは全く感じなくて悲しかったです。
何度も見る予定が一度でお腹いっぱいに。
原点回帰でもあり新しくもあり。もっと深く知りたいと思いました。
過去作も見ていて、今回はどちらかというと過去作に近かったような気がします。今までの新海誠ぽさが出ていたと思う。
「君の名は」から新海誠を知った人がまた「君の名は」を同じ様なものを求めて見たとしたら微妙なんだろうな、という印象は受けました。
というのも過去作からしたら「君の名は」がかなり異色で、個人的にはかなりキレイな新海誠だと思います。
それに対して過去作は切ない思いや残念な思いをする鬱エンドが多いです。
で、今回はそのどっちも取りにいったという感じで登場人物にはバッドエンド要素は無かったと思うが結果的に世界はバッドエンドになった。でもそれでいい、というパッと見でこれどう解釈すればいいんだ…となります。
要は丸く収まってるのか収まってないのかわからない。
ここが見る人によって良し悪しが出てくるポイントかなーと思いました。
こういう部分に関しては世界が東京にしてもパラレルワールドなので設定資料集とか出して分からないところ埋めてほしいなと思います。
空の世界のこととか空の魚のこととか、他の天気の子のこととかもっと深く知りたいと思える作品です。
劇中の展開などは子どもぽさやご都合主義的なところは多いですが、感情まかせにゴリ押しで突き進んでいく姿は個人的には好きでした。
全体的にテンポもよく見ていて楽しかったです。
未成年を泊めたら誘拐になるあたりとか妙にリアルなところもいいですね笑
次の新海誠はどうでるのか、非常に楽しみですね。
耐えられなかった
新海誠のエンディング
君の名は。以前の作品を「鬱エンディング」と評されることも多い新海誠。
現実は上手くいくことばかりではない。初恋なんて実らないことの方が多い。子供にはどうしようもないこともある。そんな事実を突きつけた作品が多かったように思う。
しかし今作は決して鬱エンドではない。
確かに君の名は。のように全てがうまくはいかない。うまく行きようがない現実がある。
それでもその中でもがけるだけもがいて、やれるだけのことをやった帆高には勇気をもらった。
ハッピーエンドと言っていいだろう。
二番煎じ、の印象。。
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