天気の子のレビュー・感想・評価
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全く期待せずに観ましたが期待通りでした
そもそもどんな話だろう?とか何も考えずテレビcmも見たことあったかな?なかったかな?くらいのレベルでみました
秒速5センチメートルリリース当時にほしのこえ、雲の向こう約束の場所を後追いし、地下に潜るエセジブリみたいな話(あまりにも駄作だったのでタイトルを忘れてしまいました)もリリース時見ました
新海誠さんの創作者として優れている点は本当にただひとつ、「キミとボクのセカイ」をとても切々と、美しく、心の中にひたすら信仰のように大切に持ち続けることができることだと思っています
キミとボクのセカイ、そのココロのキョリ、セツナイキモチの表現の仕方が新海誠さんの場合は目に見えるそのへんのなんの変哲も無い日常風景に超現実的な光と色彩を纏わせて描くことなんです
少女漫画で言えばスクリーントーンのキラキラです
対象は人でもものでも芸能人でも絵でも音楽でも二次元でもなんでも良いです 若い時 人って恋をすると心の中がそれだけでいっぱいになってほかに何も考えられなくなっていつもそれのこと考えてて他にはなにもいらないそれさえいればいいって思う時ありますよね 空が青いのが何故か超綺麗で美しくて切なくなったり花が咲いてるのが綺麗でうつくしくて泣きたくなったりしますよね そういうやつです
ひとえに新海誠さんが創作をするのは、その「キミとボクのセカイ」の美しさを表象したいから、ではないかと私は思っています
要するにとても自意識過剰な「キミを想うボクのココロのセツナサ」です
新海誠さんにそれ以上のことはえがけない、彼のキャパシティを超える、と私は思っています
君の名は。は商業的に大成功しましたが 私は新海誠さんのキャパシティを超えたものを作ったと感じました。
いろいろ比較すると面倒なので秒速5センチメートルだけを例に取りますけど、秒速5センチメートルは第2章で出てきた女の子とその後どうなったかなど描かれてませんが、通して主人公を見るとこの主人公ならきっとこうなったんだろう、みたいな推測ができました。第3章もストーリーという点ではダイジェスト的で手抜きのようですが必要十分に情報が盛り込まれていたように思います。というか全てを説明しない手法が音楽と相まってドラマ性を高め作品の質をあげたと思います。(曲の良さの功績がでかすぎるので少しズルイですが映画でここまでズルいことをやるのはなかなかすごいのでやったもん勝ちとも思いました)作品全体的に突出した大きな出来事がなくトーンが統一されており、文脈に整合性がありました。秒速5センチメートルはストーリーは無いに等しいですが、「キミとボクのセカイ」「ココロのキョリ」「セツナイキモチ」これが完璧に描かれており、過不足のない間違いなく新海誠さんの最高傑作で彼の出せる全てがえがかれた作品だと思いました。雲の向こう、約束のの場所は秒速にはない「クライマックス」「カタルシス」があり(これは見えない世界で男と女が会えたところのことです)、とても良かったですが、新海誠さんがキャパを超えてストーリーを頑張ろうとしてしまったためややチグハグな映画になっていると思います。ただとても良いのでこちらも好きな映画です。秒速は男の子が魅力的ですがこちらは女の子の可愛さがピカイチです。
一方君の名は。前前前世でPRが大成功しsnsで口コミが大拡散し、秒速とは比べ物にならない社会現象バリの大ヒットを記録しました
実際問題、日本アニメーションは間違いなく世界最先端の技術で素晴らしいものが多いです。君の名は。なんてその中でも息を飲むくらい綺麗な映像なので、普段出来の良い深夜アニメなどと縁の無い層が観たらそのキレイさにひたすら感動してるうちに見終わってしまうと思います。私はアニメ映画は基本映像美のためだけに観てますが、お金を払って観る価値は確実にあると思います。日本にいるのだから世界に誇れる文化をいち早く目に出来る恩恵くらいは受けたいものです。
ですが君の名は。ってとにかく詰め込みすぎのわりに説明はなさすぎ、あと新海誠さんはキャラクターを描けないのにキャラクターを前面に出しすぎ、ストーリーを描けないのにストーリーを凝りすぎで、架空の試みとしてですがあの同じ話をあだち充の絵で作り直したらひどく荒唐無稽になると思います。たた「キミとボクのセカイ」の描写はさすがで、夢の中で出会うシーン、ラスト階段で追いかけて再会するシーン、要所要所の得意分野は完璧です。それに至るストーリーが貧相だったため、そこが気になる人はずっと気になったまま盛り上がれず、気にならない人には神シーンだったと思います。
ストーリーに関しては入れ替わって奥寺先輩とデートしていたなど意味も必要もない描写が多く入れ替わりに口噛酒に隕石にと4つくらいのラノベを混ぜて作ったキメラみたいな話でした。入れ替わりと時間ラグだけで充分だったと思います。
キャラクターに関しては特に奥寺先輩が酷く、可愛かったけど出てこないほうがよほど良かったと思います。
しかし君の名は。は大ヒットしたため
その流れで作られる新作だからまあ期待できんな、と思いながら鑑賞、タイトル通りそのままでした。
キャラクターが描けないのは新海誠さんの限界なので仕方ないことなのですけど、家出の理由、弟と二人暮らしの理由、それでなくてもなんとなくそういうふうにならざるをえなかったんだろうなと思わせるような人物描写が欲しかったです。今思えば最初に病院で女が見舞ってたのが母ですか?母病死で父に問題あんのかな。弟の性格見るとそんなんでもなさそうですけど。女の子もバイトをクビになるような性格でもないし「この仕事で初めて人に必要とされた…!」とか言い出すような不憫な生い立ちを感じる子でもないです。
まあ作者の能力の限界なのでそこには目を瞑るとして、出番のないピストルが出すぎです。これは比喩表現のはずなんですけどこの映画の場合マジで出てこなくていい拳銃が出てきます。拳銃だけひたすらにこの映画の中でひときわ目立って浮いてます。不可抗力的に主人公を女の子から数年引き離すための装置として拳銃所持→警察に追われるを使ったのは理解できますけど、それこそファンタジーでどうにでもなりますしそのほうがこの映画のトーンにふさわしいと思います。その他にも不必要なシーン、不必要な描写、いらんキャラクターたくさんいます。マジでいりません。すごい秘密のように明かされますが年上とか年下とかマジでどっちでもいいしかなりどうでもよいです。マジいりません。
まあ枯葉も山の賑わいといいますし(?)そこにも目を瞑るとして、ファンタジーとリアリティの境界が本当に本当にドヘタクソなのはさすがに目も当てられないです。3年毎日大雨降ってたらあんなんじゃ済まないと思います。またさっきも言いましたけどさんざん晴れ女だから人柱になって消えちゃう〜><て半分げるしぃ化しといて、結局二人を引き離すのが超常現象ではなく警察という権力なのがクソ。情緒がない。そもそも新海誠さんは現実の彼の中の情緒、「キミへのキモチ」しか描けませんので(付け加えるとそれに至るまでの過程もうまくないです)、ファンタジーは苦手分野だと思います。現実世界をまるで虚構のように美しく描き出す超現実がうまいんです。現実世界にマジのファンタジーを取り込む手法は異様にドヘタクソだと思います。そもそも、女の子が晴れ女の力を宿した理由がさらりと語られますが(病気の母に晴れを見せるためだったか?)その強い願いが叶ったのかその後母がどうなったのかなどの描写がなく、また謎の鳥居の晴れスポットについても匂わせすら何一つなく、マジでクソ意味わかりません。そんなんならわざわざ出さないで生まれつき晴れ女です!の方が賢明です。生まれつき晴れ女で気味悪がられて嫌われたから能力を使ってこなかったが、主人公に出会い仕事にして感謝されるうち、自分に自信が持てた…などのほうがストーリーとしてよほど妥当性がありフツウだと思います。
ただそれもストーリーを作れないのは今に始まった事ではないと思うので目を瞑ります。何を差し置いても一番言いたいのは、そもそものタイトル「天気の子」、クッッッッッッソほど!!!!!!れ!!!!!センスなさすぎる!!!!!!!!!!君の名は。の後だからバランスとったんだろうけどこれほどタイトル見て1mmも食指が動かないアニメ映画ってマジでヤバイと思います。「天気の子」。ダサすぎ。まだ「心が叫びたがってるんだ」とか「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ‼︎」とかのほうがアニメ文化として全然理解できます。「天気の子」。劇場版ちびまる子ちゃんのタイトルと言われたほうが100倍納得する。ダサすぎる。無理。情緒もへったくれもない。まじで無理。
しかも生まれつきの晴れ女でもないんだから別に天気の子でもねーじゃんって感じする 夏子の酒みたいに生まれながら酒の神に愛されてるみたいならまだしも
ほしのこえ 雲の向こう、約束の場所 秒速5センチメートル 言の葉の庭 と見て、まあ新海誠さんがタイトル一任してるわけでは絶対なさそうですが、あまりにもダサくて今からでもタイトル変えてもらいたい
あと、今回映像美もあんまり感じなかったな〜〜スクリーン小さかったからかな?
ラストに関しては、日本アニメーションにおいて「セカイなんていらない。ボクにはキミさえいればいい」は定番中の定番、鉄板、王道of王道なので、まあよくあるねって思いましたが、新海誠さんは現実とファンタジーのミクスチャが壊滅的にドヘタクソなのでセカイ系もどきのただのヤバイ話の終わり方になっており、主人公の選択に疑問を覚えるとかより、なぜこういう話の持っていき方にしたのか理解に苦しみます
私なら、というか先人たちの築き上げてきた王道を踏むのであれば、二人は手を取り謎ファンタジー反重力で空に浮かび上がりくるくる回りながら積乱雲を超えていき、ここではないどこかで二人だけで光に包まれながら見つめ合い笑い合う…その時地上では雨は止み太陽が燦々と降り注ぐ、事情を知る人たちだけは「あいつら…」と言いながら笑ったり悲しそうな顔をしたりする…つまり、キミが死ぬならボクも死ぬそれで永遠に一緒に生きようENDにしますが
しかし君の名は。の次作としてそんなバッドエンドを持ってくるわけがないので、やっぱ転生再会エンドですかね そもそもそういう生きるか死ぬか?!みたいな話にすること自体がセンスないというか…ドラマチックに行くなら力を失うか記憶を失うか、とかのほうがいいんじゃないですかね〜〜記憶を失ってまた出会って恋するのもおつなもんじゃないですか?しらんけどさ〜〜
いや、そういえば空でそんなシーンあったじゃん?!空で手を繋いでクルクルしてんの 普通はあれを1番のクライマックスに持ってくんだよ あれで帰ってきたのにあれで終わらないとかクッソ萎える 大ゴマの使い所ヘタクソ漫画家?!?!ジャンプの引き伸ばし漫画かよ
二人ともあの時いったん消えて世界が救われ、数年後転生して出会うとかでよくないですか?考えれば考えるほどいらいらしてきた 現実ファンタジーのやり方が全然なってない 新海誠 もうがんばるな ストーリーやキャラクターはもうがんばらなくていい できないの知ってるから求めてません キミとボクのセカイだけでいいから それだけでいいから 今の技術スタッフでほしのこえもう一回つくってみたらどうですか?ストーリーあのくらいでいいから 盛り込まないでシンプルでいいから ね…
描いてるうちにどんどんイライラしてきて最初☆3にしてたけど減らした そもそもほんと〜〜にキャラクターに魅力ゼロ 大体のアニメって登場人物年齢の割に物分かりよくて賢くて大人じゃない?ってのがほとんどだけどこの主人公の男クソバカの自己中のくせに16歳だっけ????!?!やばくない?こいつが警察から逃げるところとか普通にイライラしすぎて無理だった なんのあてもなく家出して新宿来るし拳銃もバンバン撃つし知能指数著しく低いわりに行動力だけが有り余るほどある 危険人物すぎる
何がしたかったんだろうか??
忘れた大切なものを思い出させてくれる
神や地球という生命体から切り離して生きてきた現代人への警告を強く受けた。このままいけば地球は自己浄化作用を起こし元にあった姿に変えていくだろう。それは雨が降り止まないことによって東京が水没した描写で表現されている。
都会の象徴であるような廃墟ビルの屋上に天界への通じるトンネルがありそれは彼岸の先でもあるとも言えるだろう。この世は人間だけが作ったのではなくこの神社の存在がこの映画のキーワードになっている。人は神と共に生きていくべきだと。
古来から日本人は自然神や八百万神を尊び畏怖し、人柱を捧げ地の平和を願った。現代人はその心を忘れた故、物欲営利主義に走り自然との調和を乱し、その結果天変地異がひどくなっている。
この映画は単なるラブストーリーではなく、地球や神、自然へのの畏敬の心を忘れた日本人に対する警鐘を鳴らすものであり、私たちの魂の本質を呼び覚ましてくれるとても有意義な映画だと思った。劇中地球の描写が大変美しく描かれているのが印象的。監督の地球という生命体に対する深い愛情も感じられた。
神やガイア意識といったものを信じない人たちにとってはつまらない映画に映るかもしれない。君の名はと違い評価は二分されるはず。私は1人でも多くの日本人にこの映画を見ていただきたい。そして忘れ去ってしまった神、自然、地球への畏敬の念を思い出して欲しい。
全編を通してとにかく雨の音に癒されます。心地よかった。
神は細部に宿る God is in the details
神は細部に宿る 皆さんはこの言葉を知っていますか?ドイツのミース・ファンデル・ローエ がスローガンにしていた言葉です。(諸説ありますが) 意味は細部を疎かににしているものは全体を 構築する事が出来ないということです。 私がこの言葉を知ったのは20年くらい前の宮崎駿監督のインタビュー記事です。座右の銘として、この言葉をあげていました。
ジブリファンの私は腑に落ちました。 まさしくその通り!その神は時を超え、海を越えて、私達の心を揺さぶります。ジブリファンは 世界中に拡がっています。ドメスティックな 内容でも共感されています。中国では千と千尋の神隠しが爆発的にヒットしています。
私が初めて新海作品を観たのは、「君の名は」です。その時の感想は物凄く映像は美しいがストーリーがよくわからない、そんな感じでした。しかし今思うと、その時の私に説教をしたい。 小一時間説教をしたい。
再見し、過去作を追いかけ、聖地巡礼し、松屋や新国立美術館の特設展に行った。少しずつ新海作品の神髄がわかってきた。
物語は何を語るか又はどう語るか。その二面性があります、ストーリーか映像か、と言い換えてもいい。 新海監督は多分、後者だ。
神は細部に宿る。多くのアニメーター クリエイターにとっての金言、金科玉条。
どれだけのロケハンをして、アングルをきめて ライティングを調整したのだろう? そして何を、犠牲にしたのだろう? その労力に頭がさがる、畏敬の念を抱く。
ただ、大団円とか予定調和とかを映画に求める人、そういう人はこの映画を厳しく評価するかもしれない。そういう方はリーアムニーソンの 映画を見ていればいいのかと、思う、、 元CIAのエリートでリタイア後子供が誘拐されて、、、 だいたい全部一緒!(テッドやデットプールでもいじられているが)覚えてない!
私が特に感動したのは雲の切れ間からひかりが 降り注ぐシーンの美しさ!英語では天使の階段、天使の梯子と言う、日本語の語彙にないのが少し寂しいが、、
とにかくどのシーンにも神が宿ってる。 皆さま。 観て下さい!細部を見て下さい!
エンドロールが終わっても、もう少しここにいたい。
ちょっと時間がなかったのかな
1度目の物足りなさと2度目の大感動
公開初日に天気の子を見ました。1度目の感想は面白かったものの何か物足りなさを感じ、2度目は行かないと考えてました、
しかし、数週間が経ち友達から須賀圭介の母は晴れ女だったとことなどを聞き、2度目を見ることにしました。
2度目を見て、ほたかが話す最初のセリフでもう泣きそうでした。須賀圭介の母が晴れ女の付箋もあり、最後の方の場面に須賀圭介が警察官に体当たりするところとかも感情移入してしまったりと鳥肌が終始たっていました。
一度見て微妙と思った人もネットの考察などを見た後に是非もう一度行ってみて欲しいです。
間違いなく君の名はとは違う感動を得ることが出来ると思います。
大人になって失っていくものを思い出せてくれます。
君の名は。にはあった、“あるもの”が無かった。
作画は綺麗、声優も良し。
けれど、脚本が微妙……。
結局アレって何だったの?っていう状態で終わってしまったため、秒速五センチメートルのとは違う、嫌なモヤモヤ感が残ってしまう。
それは自分で考えろ。と言われてしまえば、それまでだけれど……。
君の名は。のような清涼感を期待して行くと不満があるかもしれない。
それから感情移入が全く出来ないのが致命的だった。
例えば家出。
息も詰まるような家庭風景を描いていれば、家出した帆高に同情して応援出来たかもしれない。
しかし実際はただひたすらに「帰りたくない」と言ってるだけなので、「いやもうお前一旦帰れよ……」となってしまう。
とにかく感情移入出来なかったため、最後に東京を犠牲にしたシーンにおいても、「帆高と陽菜が結ばれて良かった!」とはならなかった。
ただただ「これからどげんすると……?」という不安ばかりが残る。
そもそも陽菜にたくさん祈りをさせた理由が金稼ぎだから、尚のこと感情移入出来ない。
そして1番残念だったのが、 “タイムリミットの不在” かな。
君の名は。には “彗星落下” という滅びへのタイムリミットが存在した。
けれど、今回に関してはタイムリミットがまるでない。
ただ警察の正当な抑止を振り払い、空の上へは鳥居をくぐるだけで容易く移動でき、空の上に普通に横たわっている陽菜と再会して落ちていくだけ。
ミッションインポッシブルはタイムリミットがあるから面白い。
別に爆弾解除すんのいつでもいいぞ。では面白くはない。と思う。
だから陽菜を取り戻した後で、雨の塊?(船の甲板や路地裏に落ちたもの)が時間と共に少しずつ東京の空へと溜まっていき、東京の空を覆うほどに膨らんで、落ちてきたら東京が水没する!あの水溜まりをどうにかしなきゃ!みたいな展開にしていた方が、もっとスッキリエンドへ繋がったのではないかと思う。
新海さんは望んでないんだろうけれど。
そういうわけで、タイムリミットがあった方が個人的には好きでした。
あとは小エロネタ挟む時間あるなら感情移入させるための深堀をしてほしかった。
それからしれっと東京水没してて怖かった。
君の名は。は鑑賞後すぐにでも観たくなったけれど、今回はそうはならなかった。
また気が向いたら観に行こうと思う。
良き。
君の名はよりは、、
映像美はやはり新海監督の真骨頂。降りしきる雨粒の一つ一つまで丁寧に描写されていて引き込まれるシーンが幾つもありました。
声優さんも特に違和感無く、現実に引き戻される事はありませんでした。しかし、、、
ストーリーに無理があるような。。
各キャラクターの掘り下げが少し不十分かと。。各キャラクターの動機が分かりにくく
感情移入が出来ないから最後まで観客でした。君の名はのような謎解きがある訳じゃないので、中盤も少し中弛み。
たまたま拾ったピストルをお守り代わりに持っているのもなんかリアリティーに欠けるような。。16才の少年なら持ち歩くのかな?
期待してた分、ちょっとの事が気になってしまいます。ラストもうーーん???って感じで最後まで観客でした。
キャラクターの行動の動機が少し現実離れしていてあまり刺さらなかったです。
なるほど、天気か。
天気をテーマにする。という着眼点が面白いなと思った。
天気って毎日接するもので会話にも良く出てくるとても身近な存在である。
でも意外と天気そのものをテーマにした映画ってあまりないのではないか?(災害的なのは別にして)
そして、それがアニメならではの超絶綺麗な画で表現されるからそれだけでも見る価値は充分にあると思う。
話も前回より一本筋が通っているからシンプルでわかりやすいなと感じた。
でも、なんだか主人公の行動に乗れなかった。
ラストの結末も全然悪いと思わなかったし、思春期特有の感じもいいと思うのだが、なんだか独りよがりというか…
なんでこいつこんな怒ってんだ?とちょっと傍観する感じ。
それは自分がおじさんになってしまったせいか?
普段映画を見ない客層をこれだけ呼び込み(映画を見に来ていた学生が一年半ぶりに映画見たと言っていた)数多くのレビューが書かれるのは本当にすごいなぁと思う。
今の季節に見るのがとても良い映画。
穂高君、心の声が漏れすぎてやかましいよ
新宿
歌舞伎町
池袋
代々木
田端
六本木ヒルズの屋上
外苑花火大会
花火大会の後から雨の描写がきれいに
思ったほどの美しさなし、もっとエッジの効いたクリアな映像を期待してたので。
後半の方はきれいやなと思うところもあった。
劇場じゃなくても堪能出来そう
TCXの横余ってた
小栗旬の顔がちらついて違和感
平泉さんも倍賞さんも分かりやすいけど問題なし
RADWIMPSのPV
女性の歌声良し
最後のタイトル出し要らない
エンドロールがTV編集を見越したかのような二段構え
指輪とチョーカーと冨美さんと
新海ワールドをずっと見てきた者たちの
「君の名は。」での大ハッピーエンドにぶったまげ、賛否両論&阿鼻叫喚の絶叫を横目に
大ヒットしていっきにメジャーの舞台に躍り出た新海さん。
で、「うん、うん。あの新海誠がぁーーー、こんなに立派になって」って涙目こすって
みんなで「前前前世から君をぉー」って歌って早3年
毎回毎回青春の叶わなかった恋を甘酸っぱい匂いとともに思い出させてくれる新海さん。
「今度はそうくるかっ-!」
「うーん、誠さいこー」です!
物語は、、、
パンフレットに書かれている新海さんのコメントを熟読してください。よーく分かります。
で、「愛にできることはまだあるかい」を聞いてください。
何度も何度も問いかけてきます。「愛にできることはまだあるかい?」って。
最後に「まだあるよ」って言ってます洋次郎が。
精霊馬や迎え火を焚いて彼岸を描くという描写は、御年46歳の新海誠氏ならでは。
彼の記憶の中にきっとあるはず。幼きころの夏の匂い、家族で迎え火を焚いた描写が。
ほんとうに繊細に
そして大胆に
この世界の根幹が何なのかを新海さんは探しているのだろう
「この世界は狂っている。」
文明の力がまだそれほどではなかった太古の昔
人々は自然の恵みを、自然の脅威をしっかりと認識していた
「向こうの世界」を信じ、尊び、毎年向こうの世界へ旅立った人々を
自分を造りだしてくれた祖先を尊んでいた
たかだか100年余りの歴史の中で
観測史上初とか
近年の温暖化がどうだとか
そんなことはどうでもいいのだ
自分たちが存在できた理由を
この世に生まれでることのできた感謝の思いを
向こう側へ伝えればいいのだ
変わりゆく環境は
すべて人間のやったこと
だから変わってしまった世界でも僕たちは生きていく
遠く向こうの世界に思いをはせて
この映画を見て、お盆にはお墓参りをしましょう。
みんなの考察までみてひとつの作品
娯楽映画
恐ろしい映画
穴の空いた説明不足の薄っぺらいエ○ゲーみたいなシナリオに、作画とキャスティングと音楽で盛りに盛って陽キャをぶん殴り感動と混乱を与え、オタクに考察と妄想という穴を埋める作業を延々とさせることで金を貢がせる恐ろしい映画
私は良かったと思います
タイトルなし(ネタバレ)
浅い映画、酷い映画、惨たらしい映画。どう形容したらいいのだろうか。ぜひ怖いもの見たさで映画館に足を運ぶことをお勧めする。
田舎の島から家出をしてきた主人公のホダカ。彼が辿り着いたのは2か月間雨が降り続く東京であった。お金も暮らす場所もないホダカだったかが、ひょんなことから2歳年上のヒナをやくざから救いだし、心を通わしていくことに。
(驚くことに、ホダカはごみ箱で拾った拳銃を常に持ち歩いておりヒナを助ける際にヤクザにぶっ放している。後々これが問題になりポリに追われることに。)
ホダカはヒナやアルバイト先のスガ、ナツミの協力で徐々に都会の生活に慣れていいく。そんな時ヒナから衝撃のカミングアウト。
ヒナ 私、雨、やませることできんねん。
ホダカ え、まじ!じゃあそれ使って稼ごやっ!
晴れ女ビジネスが始まる。
RADのええ感じの曲ドーン!
早送りの日常描写ドーン!
ヒナ曰く、雑居ビルの屋上にある鳥居をくぐった際に天空の世界に飛ばされて(死ぬほど宣伝してるあのシーン)このストーム的な能力を得たらしい。きっかけ浅あ。
雨を一時的にやます能力で富を築いていくホダカとヒナ。その顧客の中になんと、、、、
タキ君!?
そうあのタキ君ですよ。君の名は。の。
しかもけっこうがっつり。タキ君とホダカの絡みは5分くらいはあった。正直興ざめ。新海はマーベル的なのを目指しているのか。
そんなこんなでまたヒナから衝撃のカミングアウト。
ヒナ 私がこの雨の原因ぜよ。この雨やませて死なないといけんぜよ
ホダカ やめろおおおおおおおおお。好きだ――――――。お前のために指輪もかったんじゃーーーー。(この指輪もミズハから買った描写が。ミズハはええ年してちっこいジェウェリーショップ店員ワロタ。紐編んどけ。)
雨を止ませるために天に昇ってしまったヒナ。
晴れる東京。
雑居ビルの鳥居に行けば何とかなるんちゃうかと博打を打つホダカ。鳥居へ急ぐホダカだが、鉄砲の件で警察の手が迫る。それをかいくぐりながらやっと鳥居にたどり着く。
RADの曲ドーン
ホダカも天空へ。
ヒナ発見。
地上に連れて帰る。
雨降りだす東京。
まええやん、と自己満足の二人。
ホダカ島に帰宅。
3年後。
東京水没。
再開。
エンドロール。
ざっくりこんな話。
「大人」には楽しめないかも
特別悪い子でない主人公の少年がこの年齢特有の大人に対する反感がある中で社会の理不尽さや成り行きで社会から外れていってしまう。何の力も持たない子供が抗うことのできない運命に対して精いっぱい抗い、大きな犠牲のもとに願いをかなえるという社会規範や自己犠牲の精神に反する行動はいわゆる「大人」には響かないのだろうと思う。しかし、これはアニメというエンターテイメントであるから書けるものであると思うし、ますますポリコレ等々で生きにくくなっていく世の中で若者たちにはとても響く物語なのではと思う。
あと、とりあえず凪先輩がかわいい。
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