「新海作品をなめていた」天気の子 アスナさんの映画レビュー(感想・評価)
新海作品をなめていた
君の名はも勿論面白かった。
比にならないぐらい。
でも、それを遥かに超える作品があったようだ。
それがこの天気の子だ。
天気の子は、結構、いや、めっちゃ面白かった。
どうせ失敗するのかなぁと思っていたが、普通にすごかった。
CG技術が前作より上がっていたし、新海監督が天気に目を付けるとは予想外だった。前は、名前だったのに。
新海監督は日々の日常にある先ほど言ったように些細な事に点を置き、軸にして、話を作っていた。そこが新海監督の良いところであり、ヒットしていく、武器なのかもしれない。それを武器にしてこれからもっと面白い映画を作っていってほしい。
そして、もう一つ評価したいところがある。
それはいつもの東京ではないということである。
舞台は天気の狂い始めている東京であり、そこから話が展開していっている。
それも今回の評価点でもあった。
新海監督のことだからもう駄作しか、作らない。そう思っていたが、そう思っていたのが、自分の幻想の遥か先へと進み、最終的には、誰もが見ても面白い作品になっている。
あと思ったのが、新海監督とジブリ作品と似ているところである。ジブリ作品でも他の映画に出てきたキャラクターが偶にちょろっと出てきたりはするのだが、新海監督作品はそこいらもさらに上へ行き、なんと、セリフをつけたのだ。
新海作品は色々な所が進化して行っていると分かる。これからにも期待に胸を膨らませたい。
楽しみだ。
次回作が。
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