劇場公開日 2019年7月19日

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「突っ込みどころ満載」天気の子 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5突っ込みどころ満載

2020年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ツッコミどころがいつも多い新海誠の最新作。
総合して70点というところ。
さすがの映像美は常に進化をし続け、彼の背中を追いかけている若きクリエイターたちは、
またも舌打ちしながら観ていたことと思うw

しかし今回は「変態」新海誠はいまいち顔を出さず、
前作同様の強気の激愛もので、
この時代に背中を向けたいのかと思うほど。

ファンタジー考証という面で突っ込めば、
あれは魚ではなく、水龍の鱗だし、
せっかくなら水神・瀬織津姫を出してきたらスッキリまとまった気がする。
せっかくの野沢雅子、もっと活かせたのではと。

前半の映像美に圧倒されたからなのか、
それとも見慣れてしまったからなのか、
後半の雲海にいまいち首を傾げたくなったり、
3年の空白の理由もいまいちピンと来ない。
せっかく江戸弁の和尚さん出してきたのにね。

そんないろんなところを突っ込みながら観ていたので、
今回は70点。

ところで光の水たまりってなんじゃー?!

茉恭(まゆき)