「雨・雨・雨…」天気の子 erieeさんの映画レビュー(感想・評価)
雨・雨・雨…
家出して東京に来た16歳の帆高少年と母を亡くし
働きながら弟と2人で暮らす陽菜に起こった不思議な物語。
記録的な雨続きの東京の空に一筋の光を見つけた陽菜。
廃ビルの屋上に祠があり願いを込めて鳥居をくぐると体が宙に舞い上がった。空と繋がった瞬間だ。水滴の魚達が天気の神の使いのようだ。
綺麗な映像と音楽でワクワクが止まらない。
家出少年のバイト探しの難しさや寝泊まりするネカフェ代も尽き路地裏のごみ箱と並んで座る様子なんか見てるとこうして犯罪に手を染めていくのだろうか?と心配になる。
まぁ、そこはアニメだから偶然知り合った男を頼って住み込みで働くと言うラッキーな話。
『100%の晴れ女』陽菜と出会い帆高は彼女の為にネットで一儲けを思いつく。
晴れを願う人の為に有料で晴れにする仕事だ。
依頼は次々と舞い込んだ。
晴れを願う人がこんなにたくさんいるなんて!
爽やかな青春ラブストーリー。これで終わるならいいんだけど。
帆高は以前路上のごみ箱の中から銃を拾った。
陽菜を助ける為に路上で銃を発砲した事で帆高は警察から追われていた。同時に陽菜達も子供だけで暮らしていることが警察に知れ、児相に保護されそうになる。
3人は逃げた。
晴れを願う力を使い過ぎすると神隠しにあうという伝説や、天気の巫女は異常気象を正常に戻す人柱など嫌な話が現実となる。目覚めると陽菜の姿が無い。
雨は止み夏らしい晴れ間が。
帆高の必死の抵抗。
ただ陽菜に会いたいだけだ!
あの廃ビルの屋上へ…
天気なんてどうでも良い、陽菜に会いたい。
3年後
島に戻り無事に高校を卒業し、東京の大学に進学した帆高と陽菜の再会。
東京はあれからずっと雨続き。
水上バスが移動手段。
皆んなビル、マンションの上の階に引っ越している。
水没都市になるのかな?
瀧くん出てたね。