「あり得なさ過ぎて」天気の子 バスキアさんの映画レビュー(感想・評価)
あり得なさ過ぎて
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前作の、君の名はを観た人は期待感いっぱいで観ると思いますが、個人的な感想としては、新海監督のファンなだけに、今回の作品はキャラクターの設定に無理があって、正直共感したくても出来なかったところがあります。少年が簡単に拳銃を手に入れてしまう所や発砲までしてしまうところとか、主人公の少女が雨の人柱に簡単になってしまう所など。ストーリーの急展開は新海設定だとしても、前作の様に「もしかしたらあり得る」的な大切な共感が得られなかったです。それと曲の入るタイミングがちょっとミスったように思えました。また絵の緻密さがちょっと緩いかもしれないです。新海ファンなだけに、ちょっと残念。もっともっとゆっくりでハートフルなストーリーこそ、新海ワールドだと思うのです。
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