劇場公開日 2019年7月19日

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「ジェネリック青春映画」天気の子 toribirdibonさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ジェネリック青春映画

2019年7月31日
PCから投稿

まず、期待しすぎてしまったから低評価というのが大きいとは思います。
デートムービーとして教科書通りの作り方をしていると感じました。設定は面白かったけど、描き方と展開が既視感満載でした。「BLACK CAT」みたい。

年間に映画を何本も観る人を対象にしているのではなく、1年にこれだけを観る人を対象にしているという印象です。

今までずっと新海作品を観てきましたが、「君の名は。」で感じた違和感は今作でさらに大きくなり、自分が新海作品の対象外になったのだなぁ、と感じました。それが、少し悲しかったです。

「言の葉の庭」を観た時のあの気持ちを新海作品から感じることは、今後もうないのかな、と思うと寂しいですが、映画界全体としてはこれがヒットすれば潤うと思うので、良いと思います。

toribirdibon