「けっこうよかった」天気の子 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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クライマックスはやっぱり警察に追われて逃げるみたいな見せ場が欲しいですねというような発注があったから拳銃を所持させた、ような後付け感が何とも残念で、特に代々木の廃ビルで、ライターのおじさんが主人公を屋上に行くのを強引に押しとどめるのも意味が分からない。それも場面ありきで、物語を後付けしているせいで、人格をないがしろにする表現で、嫌だなあと思った。
16歳とか15歳とか小学生が出てくるのだが、幼さが全くなかった。外見が幼いだけで全員精神年齢は20代以上な感じだ。感じの悪い人も皆無。
といったことが気になったけど、絵が素晴らしくて浮遊感のある場面もすごくよかった。気になるところはあるけど楽しい映画だった。
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