「映像美・音楽は素晴らしいが、ストーリーはダメダメ」天気の子 村人Aさんの映画レビュー(感想・評価)
映像美・音楽は素晴らしいが、ストーリーはダメダメ
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【良い点】
・映像の美しさ。特に水の表現は圧巻。前作「君の名は」と同じく日常にある風景(今回は雨⇒晴れに変わる東京、明治神宮の花火大会)と神の世界(積乱雲の上)を美しく見せる描写は期待通りで満足。
・音楽。RADWIMPSの音楽と映画のシーンがばっちりかみ合っている。特にGrand Escapeが流れるシーンは鳥肌がたった。
・キャラクター。嫌いになるキャラクターがいなかったのはよかった。主要キャラ全員がそれぞれ悩みを抱えており、それを彼らなりに解決する姿に思わず応援したくなる。ただし、その解決方法が犯罪なのは、「まあフィクションだし」でさらっと流せない人には嫌いになるキャラクターもでてくるだろう(特に主人公)
【悪い点】
・ストーリーが薄い。内容の理解が難しいところはないだろうが、それはストーリーが薄っぺらいからである。神頼みで全て解決!というのはいくらフィクションだからといっても安直すぎて冷める。
・エンディングは話の収拾がつかなくなって、問題を放置したままFinである。ストーリーについては誉められる箇所はない。
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