劇場公開日 2019年7月19日

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「現代版トレイン-トレイン」天気の子 コトナリさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現代版トレイン-トレイン

2019年7月20日
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鑑賞方法:映画館

昔はブルーハーツがいた。
その代わりを深海監督が果たそうとしているのか。

映像の美しさ東京の街並みの表現はさすがです。
花火のシーンも感動的。
RADWIMPSとのマッチングも良かった。
ただ前作の神がかった編集からすると物足りなさもあるかな。

最後に再会するシーンを作るとは深海監督らしからぬwが、(元)天気の子が祈る姿は本当に感動的。
何のための祈りか、天気を晴れにする為か、雨にしてしまって被害にあった人々の為か、穂高と再会したいと願う為か、亡くなった母への為か、、、。
なんでもいい。何の願いであってもいい。何も押しつけられなく、自由に、そして生きていることが素晴らしい。
このシーンのために全てがあった。

と言うことでトレイン-トレインです。前奏
===
栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく

見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない
ロマンチックな星空に あなたを抱きしめていたい
南風に吹かれながら シュールな夢を見ていたい

世界中にさだめられたどんな記念日なんかより
あなたが生きている今日はどんなにすばらしいだろう
世界中に建てられてるどんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日はどんなに意味があるだろう

栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
土砂降りの痛みのなかを 傘もささず走っていく
いやらしさも汚ならしさも むきだしにして走ってく
聖者になんてなれないよ だけど生きてる方がいい
だから僕は歌うんだよ 精一杯でかい声で

コトナリ