マリオネット 私が殺された日のレビュー・感想・評価
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ダミ〜これがデビュー作なのか〜ダミや〜😭 引き込まれて肩上がりっぱ...
ダミ〜これがデビュー作なのか〜ダミや〜😭
引き込まれて肩上がりっぱなし
未成年犯罪に対する脆弱さ。今までにありそうあまりでなかったテーマかも?
主人公の再生物語
集団レイプ犯の凶行尾を描くにしては犯人達への制裁が足らず、被害者の再生を描くにしてはやや中途半端。犯人の正体も狙ったにしてはいささか拍子抜け。
個人的にはもっと犯人にひどい罰を与えて欲しかった。たとえ何歳でも。
とはいえこういった映画は日本では性被害者へのセカンドレイプが蔓延する日本ではまだまだ作れないだろう。
エグい良作
まず本作の主人公はオ・グクチョル元刑事です。
頼りないですが、ここに着目するといろいろと見えてくる景色が違ってきます。
彼は作中最も人間臭い人物ですね。
完璧なる善人ではなく、私欲を優先する側面もある。見方によってはこの人もわりとクズですが、一番マシな部類です。
最後の犯人については、一瞬アンフェアにも感じましたが、思い返せばヒントは見事に散りばめられており、なるほどなぁと。
これはひとつ、観客の推理力が試されます。
本作はバッドエンドだ、という意見も散見されますが、そうは思いませんでした。
これはひとりの女性が、破壊された人生を再生させる物語であり、ひとりの男が人生の区切りをつける物語でもあります。
ラストシーンまで見て、それを死と取るか再生と取るかは観客に委ねられる、といったところでしょうか?
ありがちな韓国映画
動画に撮られてネットに上げられてしまう、韓国映画こういう設定多いように思う。実際に社会問題だからなんでしょうけど、、、。め新しい所といえば、犯人が子供だったという事。子供だった事を主人公(被害者)が「子供でよかった」みたいなことを言っていたが、なぜ良かったのかがわからない。子供がこんな犯罪を犯してしまう事の方がよほど怖いことではないのか?
カラオケ店で窓に顔を押し付けてる映像が最も怖かった!
あ、ホラーじゃないのか。この恐怖顔と衝撃のラストだけはホラーテイストだったけど、高校時代のミナを演じているのが『The Witch 魔女』のキム・ダミだったので、スーパーウーマンぶりを発揮するんじゃないかとドキドキしながら観てました。残念ながら高校時代の映像は少なく、結局はもやもや・・・大人になったミナは名をハン・ソリンと変え教師となったのですが、どことなく黒木華に似ていた(だから?)。
“マスター”と名乗る正体不明の人物からSNSメッセージが届き、再び過去のトラウマが甦ってしまうソリン。婚約者もいるのだが、恐怖のために式場打ち合わせの約束もすっぽかしてしまうほど。ついに、14年前に世話になったオ刑事に相談することになるのだが、彼はその事件の責任を取る形で警察を辞め、ネットカフェ店長になっていた。
やっぱりキム・ダミのイメージが強すぎて、大人になってから弱々しくなった感じがして、徐々にストーリーがしょぼくなっていく。マスターは誰だ?と、婚約者とか記者とか想像してみるも、まったく外してしまった。おかげで衝撃の真犯人には驚いてしまったのですが、小6男子にも性欲があるんか!スケベ心があるんか!などと思いつつ、単なる「遊び心」で片付けられてしまい、日本と同様、少年犯罪が法律によって保護されている問題を提起していたようだ。
まぁ、その前に高校時代に忘れてしまいたい事件があったというのに、高校教師になるってところが納得いかなかった・・・もちろん「私が殺された日」というサブタイトルにも納得いかない。
タコ殴り不可避
惨い過去を捨ててなんとか幸せもつかみ生きていたソリン(ミナ)のもとに届く絶望的なメッセージ。
暴走した欲望の恐ろしさと醜さが浮き彫りになるサスペンスタッチの作品。
過去と現在を交差させた前半のつくりが好き。
幸せで楽しい日々が一瞬にして崩れる様子が苦しい。
特に高校生時代のミナがとてもチャーミングで可愛かったので余計に辛かった。
生々しい描写はあまりなく、ライトに観られるのが救いか。いや打ちのめされる直接描写が多いのも好きだけど。
ズンドコした元刑事おじさんが出てきてからだんだん作品が緩くなってしまっていた。
ひたすらに暗いこの物語にコミカルな要素を加える目的かもしれないけど、変に茶化していいものでも無いし…。
まあまあ有能ではあるけど、彼の犯した過去の業にドン引きした。
人生返して。私なら一生許せない。
普段から持っている先入観を裏切る展開が面白い。
しかし結末含めだいたい予想通りにしか進まないことにがっかりした。
見せ方があからさますぎて逆に大まかなことが読めてしまい、いやでもまさかそんなことは無いだろう、と一応物語の表面部分を信じてみても結局思った通り…という残念感。
先が読めたことの嬉しみも特にないので無感動に終わってしまった。
実話ベースだからか、現実味のある中途半端な後味の悪さがある。
重く暗く振り切るわけでもエンタメやホラー風に振り切るわけでもないのでモヤモヤとダルさが残って堪らなかった。
とりあえずマスターと関係者と元刑事を全員タコ殴りにしたい。
これでよかったなんて全然思わない。タコ殴りにタコ殴りを重ねてネット配信してやろうかくらいの気持ちである。しないけど。
この手の犯罪を知ると、性欲なんて無くなればいい!なんて安易に思うこともあるけどそれはまた全然違うし。
とにかく暴走した欲望を正当化する人間は嫌だし気持ち悪いな。
性悪説
高校生の頃、好きになった男に欺されて集団レイプ、及び、映像で脅迫された主人公が、14年後再び脅迫され始める話。
14年前の事件の後で犯人達は逮捕され、主人公は名前を変えている設定だけど、中盤までの描写が別の人であったり、新たにレイプされた様にみえて非常にわかりにくい。あらすじに記されていることだからミスリードという訳ではないと思うのだけど…。
和訳の問題かも知れないけれどイタズラだと思って何も疑わず云々かんぬんはおかしな言い回しだし、どこまでが実際の出来事かは知らないけれど、ちょっと展開にムリがあるし、全体的に生々しさや絶望感が足りないかな。
とはいえ虫唾が走る様な出来事とやり切れなさはなかなかのもの。
実はこうでしたみたいな安い騙し討ちより、不快さに特化してたらもっと好みだったかな。
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