「スピーチレスが至高」アラジン 赤垣さんの映画レビュー(感想・評価)
スピーチレスが至高
アニメ版アラジンよりも、女性が意志を主張することにフォーカスを当てていた。
女性進出を促す昨今の情勢を考えると、ばっちり受けてのウケをいい意味で掴んでる。
劇中歌であるスピーチレスを歌い上げるナオミスコットの歌唱力と表現力に拍手👏👏
守られてるだけのお姫様という概念をぶっ壊してて最高でした。
王様に認められた時にバックで流れてるスピーチレスのBGMにも号泣!
しかし、スピーチレスが良すぎて、ホールニューワールドのパンチがやや薄れてたけど、制作側としてはスピーチレスの方にフォーカス当てたかったのかな?と。
アニメ版ホールニューワールドは様々な国に行ったりするけど、実写版はアグラバーや周辺の海や砂漠で完結していて規模が小さくなってる。自由に世界を感じたいアニメ版ジャスミンは前者、国を治める者として民を考える実写版ジャスミンは後者の表現に落ち着いたのかな?
貧困で泥棒ネズミと馬鹿にされるアラジン、女性だから姫だからと心身ともに城に閉じ込められるジャスミン、ランプに閉じ込められるジーニー。それぞれの”自由”もテーマになってて王道に良い☺️☺️
オリジナル要素がいい味だしてました!
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