「楽しい!綺麗!泣ける!」アラジン Wakanaさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しい!綺麗!泣ける!
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メモ的に感じたことを残します。
小さい頃は毎日ディズニーを見ていましたが、大人になって改めて実写を見るとこんなお話だったんだと気付きがあります。
・ジャスミンと出会い恋をしたアラジンの前に現れたジャファーは言葉巧みにアラジンを動かす。ひとの心理は脆いことがうかがえます。きっと弱ってない時のアラジンなら、ジャファーの言葉には揺れなかったはず。
・国を大切に思うジャスミンが国政への意見を出すことは許されない、女に求められるのは美しさだけ、時代だなぁと感じます。
悔しくて悲しくて、でも諦めずに頑張ろうとするジャスミンの背中を押すのはアリ王子。大丈夫、君ならできるよ、素敵だねと、相手が見る夢を応援してくれる存在は本当に心強い。
・はじめにジーニーとアラジンが出会った時、ジーニーが今まで出会って来たようなご主人様のようになるなよと忠告します。ただ、ストーリーが進むにつれ、アリ王子となったアラジンはそちら側に… 目が覚めたアラジンは最後、ジャファーを言葉巧みに誘導して最強だけど不自由な存在にします。権力、願望を簡単に叶えることはできない。大切なものは何かを見失ってはいけない。
・ジャスミン役のナオミ・スコットさんの歌声がとてつもなく綺麗!今回の実写でアニメにはないジャスミンのソロナンバーは美しく凛としていてその力強さは心震わせます。
総じて素敵な映画だということは間違いありません。
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