「多少難はあるが、少しでもプレーした経験があるほうが良いかも。」モンスターハンター yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
多少難はあるが、少しでもプレーした経験があるほうが良いかも。
今年51本目(合計117本目)。
字幕版と吹き替え版がありますが、字幕版を選びました。
個人的には今週は「ファンタジア」が気になるところ。
私自身は、古い時代にPSP(懐かしいですね…)やPC版(今ではサービス終了)でちょこっと遊んだ程度で、本格的にのめりこんだわけではないです。
ただ、原作ありの作品であること「それ自体」は事実なので、多少なりともプレー経験があるか、最悪youtubeとかニコニコ動画で「どういうゲームか」という点は知っておいたほうが良いのかな、とは思います。
ただ、逆説的な言い方になりますが、ストーリー自体はモンハンのゲームを知らなくても全く問題はないし、モンハンのゲームの知識を要求するような部分はほとんどありません(せいぜい、肉を焼く「お約束のシーン」くらい?)。
そのため、結局はモンハンがどうこうというより、久しぶりのアメリカ映画をどう見るか、という点に評価は尽きるのだと思います(モンハンの促進映画や、これを観てモンハンを買おうとかという内容ではないので注意)。
それを鑑みてみるに、ストーリー自体はモンハンの元ネタ知識をほとんど要求しないし、いわゆる「狩猟もの」というカテゴリから大きく外れていません。また、「テネット」に代表される「時間軸の入れ替え」というものもないので、「ストーリーが全く理解できない」という点はないかな、と思います(登場人物も10人を超えない)。しいていえば、モンハンに限らず、こういう「狩猟ものRPG」をプレーした経験があると(たとえば「クロスボウ」って何?」とか)有利かな、とは思いますが(映画内では何ら説明はない)、その程度は常識扱いされているのでしょう(一般的な理解で構わないし、クロスボウの機構がどうとかという難しい話も出てこない)。
2時間ほどで、ストーリーの筋もわかりやすいので(変なひねりもないし、良くも悪くも「ひねり」がないので、集中してのめりこむことができる)、今週の公開分で迷ったら1番手か2番手に押せる内容かな、と思います。
採点は下記の減点0.1のみですが、大きな傷ではないので、5.0まで切り上げています。
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(減点0.1) 相変わらず、英文法に無頓着な部分が見られる点(私は字幕版で見ました)。話している内容と字幕とで乖離している部分があり(英文法的に間違っている部分を字幕で補っている模様)、正直混乱する部分がいくつかあります(特に、序盤の時制のミスはいつの話をしているわからず混乱する)。
ただ、好意的に解釈すれば理解はできるし、「誤っていてもそれ以外の解釈はできない」(複数の解釈は可能でも、一つ以外の解釈は理論的におかしくなる)という点ははっきりしているので、減点要素からはそれほど大きくは引きませんでした。
(中には、本当にどうにもわからない映画もあるので)
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