「迫力はすごかったけど…」モンスターハンター エニグマDNAさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力はすごかったけど…
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ゲームもやったことがあり、世界観が凄いし、IMAXGTレーザーで見たい作品だったので、見に行きました。監督にはもっとこのゲームをやってから作品に取りかかって貰いたかったと感じますね。大きな敵に立ち向かう非力な人間がどうやって戦うのかってのがゲームの『ハマリ処』であり映画の見処でもあるハズ!敵の圧倒的な攻撃をかわしつつ攻撃を何度も何度も与えてようやく仕留める事が出来るわけです。又リオレウスの頭の上に乗ったり眼球を狙ったりもしないはずです。映像だけがリアルで、例えば口から出る炎は熱くなさそうでしたし、体当たりや攻撃のダメージが殆ど無いのもリアルに欠けました。
肉を焼くシーンではお馴染みの曲を『鼻歌で口ずさむ』ぐらいの演出があっても良かったように思いますね。知ってる人なら「くすっ」ぐらいは狙えたかもですよね。
ミラジョヴォヴィッチを主役にするのは『いやらしさ』がないので安心して見れるんでしょうけど、『魅力的』な部分も個人的にはいまいちですし、バイオでお役御免でしたね。他にいくらでもいるだろうに無難なとこにいったなぁと感じました。
次回もありそうな終わり方でしたが、ゲームの世界を忠実に映像にする作業にもっと期待したいです。
例えば、剥ぎ取った素材から武具を作るところや『何の為にハンターをしているのか』この映画ではただの事故の延長です。ゲームではクエストが依頼されて自分の意思でハントしに行くわけですからそもそもこの辺りの設定が物語を浅くしているように感じました。
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