「ライド・アトラクション」モンスターハンター コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
ライド・アトラクション
これが『モンハン』と思わなければ、CGたっぷりなハリウッド映画を久しぶりに観たという満足感を得られます!
ゲームの設定をなんとなく使って、モンスターと筋肉を戦わせるだけの、ハリウッドB級低予算な古きよき異世界冒険SF映画。
(低予算っていっても、邦画の何十倍もありますけど)
ゲームの映画化じゃなくて、USJなんかのライド・アトラクションを、肉体派女優で映画化ってノリ。
モンスターの種類は絞って、その分アクションを伸ばしているため、戦闘シーンが長くてダレ気味。
ドラマ性ナッシング。
ヒロインのジョボビッチ姉さんがカッコよければ、それでよし。
『バイオハザード』の3、4、5、『エイリアンVSプレデター』『モータル・コンバット』のポール・WS・アンダーソン監督だもの。
「俺たちの戦いはこれからだ」って10週完の少年ジャンプ打ち切り漫画っぽい、尻切れトンボな構成も含め
て、むしろちゃんとアンダーソン作品になっていると言えます。
海外の画面だけ派手なトンチキ・アクションを待ち望んでいた洋画ファンにとって、一服の清涼剤。
IMAXまでの必要性は疑問ながら、ULTIRAやTCXのようなでかい画面や、3Dで観るのがおすすめです。
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