「「4Dで客を眠らせた」今世紀最大の「退屈な映画」カプコンが損害賠償してもいいレベル。日本の偉大なる作品が全力でけがされた。」モンスターハンター サラファンZarephath聖処女ヨナさんの映画レビュー(感想・評価)
「4Dで客を眠らせた」今世紀最大の「退屈な映画」カプコンが損害賠償してもいいレベル。日本の偉大なる作品が全力でけがされた。
未だに自分が、「信じられない体験をした」という気持ちでいっぱいです。
バイオのアンダーソン監督に、ミラジョボビッチさん、、これは約束されたアクション映画でしょ!
と期待していたのと、私はモンハン未プレイ勢ですので「原作との違い」は気にならないと思っていた。
もう後悔でいっぱいです。
この作品の顔といえばやっぱりアイルーでしょう。なんとこれが「終盤にようやく登場する」、、、
「そんなバカな!!」と言いたい。
アイルーが最後のチョイ役とは何が起きたんだ!
愕然とするのは、「人間らが逃げるだけ」で全然「モンスターをハンターしていない」のである。
バイオハザードの映画で、ゾンビがほとんど出てこないで、急にメロドラマが始まると思わないだろう。モンハンではそれが起きているのだ。
・「砂漠が映画の大半で、モンハンの豊かな世界観や大自然が皆無」問題
そして映画の7割近くが砂漠という、鳥取県民もびっくりの「砂場チャンバラお遊戯会」
である。確かに広大な砂場は異国情緒があり最初は美しい。砂漠の中を軍隊の車がさっそうと走るのはなかなか楽しい。しかし、こんな砂漠が映画の大半なのだ。
「不毛の砂漠」を見ていても何もないのでツマラナイのである。
そして、原住民的なハンターと格闘技したりするのだが、このシーンはぶっちゃけ要らない。
普通に考えて、あんな巨竜が舞っている世界で「人間同士が争う」などあり得ないのだ。
・「なんでも暴力で解決するアルテミス大尉」問題
ミラジョボビッチさんの演じるアルテミス大尉だが、ただの脳筋である。
原住民と殴り合ってる場合なのだろうか?
意味もなくバトルしたり、感情を爆発させて「ウワー!」と良く叫んでいる。
映画の内容が7分くらいで終わるような薄い話なので、「バトルシーンを無理やり入れて伸ばしている」ようにしか見えない。
・「数ある伏線が、本当に何も無かったという衝撃」問題
今作は、いろいろと伏線がちりばめられているように見える。
消えた仲間たち、チョコレート、結婚指輪、「手で△をつくり」家のジェスチャー、ハンターの男の正体とその家族、団長とアイルーの存在、、、、、、
が、驚愕するのが「本当に何もない」のである。
チョコレートは単に「宗教に支配されたおろかな原住民を手なずけるだけのエサ」であり、それ以上の意味は無い。
おそらく「次回作」も視野に入れていて、続編のためにあえて未解決にしたのだろう。
(いや本当に何も考えてない可能性が高そう。)
この映画は全体的に「え?さっきのなんだったの??」というシーンばかりである。
「過去は過ぎたことであり、あれはまあ嫌な思い出だし忘れよう」という何の深みもない、、、
じゃあ「あれ要らないじゃんww」みたいなシーンばかりである。
おそらく、無理やり話を伸ばすためにそうしたんだろう。
例えば、「クモの毒を手に入れる」というクエストがあるが、
肝心のクモの毒を使った毒矢は別に無くてもいいのである、、、そんなバカな!!
・結論、鬼滅見ましょう
この映画は、モンスターの毒で悪夢を見ていたんだと思いましょう。
鬼滅の刃の映画の方が40倍面白いです。
鬼滅見ましょう。