HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
全269件中、121~140件目を表示
映像は面白い
話がちょっと単純すぎるかな…
もうちょいひねりが欲しかった。
声優陣は皆さんお上手でしたね、
浜辺美波さんは何をやっても目を引いて
何をやっても可愛らしい。
10年前の自分に嫉妬してる未来の主人公の切なさも、もう少しグッとくるものがあれば良かったかな。
脚本の問題かも。
nestからnext
入れ籠構造のストーリーからその先の展開を探す、物語構築の新しい試みというテーマが本作らしい。というのも、他のレビュアーの方の感想を拝読しても、全体像を掴めないモヤモヤ感が印象として持ってしまい、ネット上でその解釈を探している内に、それらしき内容を読んでの自分なりの印象である。その新しい試みを体現する上で“恋愛”という普遍性を手段として用いたような穿った見方さえ感じられた。哲学的に言えば『ポストモダン』のその先にあるものの一つの提示を表現してるということ・・・らしいのだが、それがこの作品のややこしさを加速させているのではないかと感じたりする。勿論、その解釈自体は自分は全面的に賛同するし、高度な言及に目から鱗が落ちた思いも抱いた。しかしこれをターゲット層である中高生がどれだけ理解できるかと思うと、そんな概念を引っ張り出して悦に浸るのは野暮であろう。ここは純粋に、ウブな男子高校生が好きになった女の子の危機を守るその壮大な闘いが世界をも巻き込む、所謂“セカイ系”のジャンルとしての作品の一つとして落ち着かせるのが穏当に思われる。その肉付けや演出の為に、過去の色々な媒体のSF作品をヒップホップの如くサンプリング手法を用い、既視感の中でより親密性とドラマティック性を表現させた作りになっている。話題のラストは、まぁ“オマケ”みたいなもので、どんでん返しみたいな展開にストーリーとしての厚みを演出したに過ぎないと思う。そもそもストーリー上の齟齬をアナザーストーリーとして小説化している点も含めて、メディアミックスとしての商業ベースを勘案しての作品なのだろうから、目くじら立てる側が馬鹿を見るような構図になる現在社会に於いては、わざわざ罠に落ちずに良い意味で“諦観”する鑑賞を心掛けるのも一つの見方なのではないだろうか。凄いとも思えなかったし、だからといって駄作でもないし、しかし、少々“マネタイズ”が鼻につくって位かと・・・w
まあまあ?
安い焼肉のような作品。
恋愛模様に関しては風味が非常に薄く、変なところで臭みがある。それをごまかすために斬新っぽい鏡世界の存在というタレで無理やり味付けをして誤魔化そうとするもの。まあ、凡作だね。安い焼肉もそれなりにうまいが積極的に食べようとは思わない。
二度は見ようとは思えない作品。
絵
予告の段階から、3Dと言うのか…Vtuberのような雰囲気の絵があまり好みではないなあと思っていました。
しかし!たまたま上演時間と自分の空き時間が重なったのと、レディースデイという理由から勢いで鑑賞。
ラストのシーン、現実の世界に戻った瞬間に、絵の変化で、ここが彼らの世界なのだと、仮想空間ではないのだと分かり、おおおおお!!!!と!
どちらかというと私ももう大人ナオミの方にいる気がします。若かりし自分を、恥ずかしく微笑ましく思いつつも、その中に今の自分には二度と取り戻せないものをみて、切なくなりました。
まさか泣くとは思わんかったなあ。
わくわくどきどきしてしまうSF要素だけでなく、恋愛や成長といったドラマの部分も熱くならずにはいられない、すごいかけ算。
勘解由小路三鈴はどこへ行った?続編あるんだよね・・・きっと
なんだか評判が良いみたいで、つられて観に行きました。カラスを追いかけて追いかけて到着したのが伏見稲荷大社だったのですが、最近金沢にもこれを真似たような神社があります。しかも宮司の遊び心で境内に飲み屋まで出すことがあるという・・・果たして名所になるのでしょうか?そんなことしなくても観光客は来るし、結婚式だって多いのに・・・
さて、地元ネタは忘れて、HELLO WORLDです。タイムスリップもので大事なことを忘れてないところが気に入りました。大事なこととはパラドクスではなく、オマージュ、パクリ、お笑いだと思っているのですが、まずは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)の雷、『タイムマシン』(1960、2002)の恋人が死ぬというテーマ、『インセプション』(2010)の夢と街の折り畳み、そして『バタフライ・エフェクト』(2004)のカオス理論(用語だけ)・・・気づいただけでもこれだけありましたが、ラストの意味からしてもちゃんとオマージュしていたみたいですね。
ストーリーは、タイムスリップものとしてはそれほど面白くないし、二重、三重にもなった入れ子構造の展開も解釈次第では何通りにもなりそうです。もっとも興味を削がれてしまったのが、現代2027年の高校生の顔です。みんな同じじゃん!髪の毛が違うだけ。瑠璃だけは左目の下に黒子が強調されていたのでわかるのですが、アイドル図書委員の勘解由小路三鈴ちゃんはキラキラ光ってるだけでした。でも好き♪そして、この三鈴ちゃんがストーリーにそれほど絡んでこなかったことも残念。出し惜しみしてますね・・・
単純な時間旅行じゃなく、記憶をもとにした壮大なプロジェクトが絡んでいたことは面白いのですが、平和的すぎて練り込みが足りない気もします。タイムパトロールみたいな狐面も数だけすごいけど、弱いし、ダイダラボッチみたいな巨人の意味もわからない。建造物も破壊すれば記憶が変わるかもしれないのに・・・というわけで、ラストの月面移住計画がどのような経緯で行われたかを知りたくなりました。ちなみにキスした二人が行ったのも全く別の世界なんですよね?
設定は良かった
設定は良かった。あと主人公と女の子はかわいかった。おすすめできる要素はそのくらい。
説明が多すぎ。映像作品は、もっとざっくりでいいんだよ。興味ない人には説明はノイズでしかない。理解したい人は見終わったあとで調べるなりなんなりする。どうせ映画だけじゃ完全な理解なんてできないんだから。
あと、大人カタガキがなぁ。。。
主人公の成長した存在とは思えない。まるっきりの別人に見える。性格や考え方が変わることはあるだろうが、そこには納得できるきっかけが必要なはず。「こんな経験をしたら、そうなるね。仕方ないね」って。
ひょっとして、映画の尺では描き切れてなかっただけ? だとしたら、惜しい。
「ラスト1秒でひっくり返る」てキャッチコピーもどうなの。確かにどんでん返しはあったけど、物語の主軸とは関係ないでしょ。そこは強調するような要素じゃない。
SFファンの自分としては、終わった後で全体の設定を振り返ってかなりワクワクしたけれども。
B級映画としては及第点
はっきり言って何が描きたかったのか不明。
物語のSF的構造、ラスト1秒でひっくり返る驚きを描きたかったのであれば足りない。
映画の予告の時点で「10年後の現実世界から来たナオミと記録の中の直美」という二層構造まで喋っていたのでもしや...とは思ってましたが本当にやるとは。
あとラスト1秒じゃなくてラスト10分か15分くらいですよね?
二層の世界にキツネみたいなのがあらわれた時点で「ああ本当は三層構造なんだ」と気づくし、ナオミもセリフで言っているし。三層の人が誰なのかまでは分からなかったので、ラスト1秒で「ああ瑠璃か」とはなりましたがひっくり返りはしない。正確には「この物語はラスト10分か15分くらいでひっくり返る」だろう。
また矛盾点というか設定が曖昧な部分としては気になったのは、例えば改ざんされた記録を修復するキツネの存在です。彼らは瑠璃を殺すためならいきなり瞬間移動させたりなんでもやります。なのに雷が落ちる瞬間を回避できればOK?そんなことはないでしょう。修復のためならなんとしても殺しに来るでしょう。またラストで直美は瑠璃(高校生瑠璃の記憶を持った大人瑠璃)を連れて元いた世界に戻るが、戻ったら戻ったで瑠璃の存在が不整合となり修復されるのでは?というか博士によって装置は停止されたのですべて消えてしまうのでは?「彼らは新しい世界で生き続けるのじゃ」と言っていたけれどもただの記録にすぎないし、停止したら終わりでは。パラレルワールドとは意味が違う。
他にも記憶の同調はどの程度必要なのか?完全一致?なんかいい感じになればいいの?
二層目の世界のナオミを三層目の世界へとサルベージするときの同調基準がかなりいい加減。
これらのみならず全体的に説明がなさすぎる。「原作を読め」は怠慢、一本の映画を作っているのだから映画の中で語ってくれ。SFというのは説明があるからこそSFなのです。設定を曖昧にしてあとは考察してね、なんてのはSFではない、ただのファンタジーにすぎない。
では二人の男女のメロドラマが書きたかったのかというと多分違う。
ナオミが自分のことを想ってくれていると気付いて抱き着く瑠璃。いいシーンだけどもっとナオミを見る瑠璃視点を描かないと唐突すぎる。二人の距離が縮まるところとか恋に落ちるシーンとかもっとキャラクターに演技させないと感情移入できない。
声優がダメなのかCGだからダメなのかわからないけど、キャラクターが描けてなさすぎ。
個人的には世界設定をもっと削って、キャラクターをちゃんと描いて、SFではなくメロドラマとして作っていればよかったのにと思う。
そうすれば三重の世界構造の中で「10年後のナオミが瑠璃を」「さらに10年後の瑠璃がナオミを」助けるという大恋愛物語になったのにな~と思ってしまう。
またアニメとして見ても不足。
あれだけ三鈴を目立たせておいてなんの関係もないというのは何なのだ、何度も言うが原作読めというのは怠慢だ。ならば書かなければよろしい。
また直美がドローンで怪我をしたシーン。あそこはナオミが額の傷を見せて「俺は10年後のお前だ」というシーンを描くもんだろう。自由に変えられるアバターとか言っちゃうし、なんで直美に怪我をさせたのだろうか。
またラストの絶望的にセンスのないBGM。
CGも低予算感が凄い、顔が青ざめたり赤らめたりするときあんなにはっきり色を塗っては安っぽく見えてしまう。
いろいろ書いたが、最近凄い劇場アニメがポンポンと出てきたせいで感覚が鋭くなっていたのかもしれない。
これはB級映画なんだと思って気楽に見れば楽しめるのかもしれない。
『たとえ世界が壊れても、もう一度、君に会いたい』
原作?未読、予備知識無し
少し興味はあったがあまり期待せずに鑑賞。
面白かったか面白くなかったかで言えば面白かったです。記録やらなんやらといった難しい設定は一旦置いといて(理解できなかったところは他の人の考察を見ればいいかなと)、十分楽しめる作品だと個人的には思いました。
消えてしまった好きな人を取り戻そうと、もう一度会おうとする主人公…天気の子にハマった人はこの作品にもハマりそう。
絵も音楽も凄く良かったが、キャストが…
今までアニメや洋画の吹替で俳優さんや芸人さんの吹替に違和感を感じることは滅多になかったのですが、北村匠海さんの吹替はちょっと…
最初から最後までずっと違和感があったわけではないですが、たまに気になってしまうところがあったなと感じた。そこが−1です。
主人公が好きになれるかどうか
なかなかクラスに馴染めない主人公、ツンデレのヒロイン、かわいいみんなの人気者…
とある意味テンプレのキャラクターが登場。
個人的にどうしてもリアリティを求めてしまうので最初は抵抗がありましたが、観ているうちにだんだんと気にならなくなりました。
映像は美しく、後半の畳み掛けるような演出は「海獣の子供ルートに入っちゃった…!?」と一瞬思うも(はいりませんでした)、ドラマチックです。
ストーリーもひねりが効いていて面白かったので、あとはキャラクターが好きになれるかどうか、主人公の恋を応援できるかどうかで大きく変わるかもしれません。
まずは何も考えず見てみよう。
何も考えずに見てみよう。
えっ?なにこれエヴァンゲリオンの進化系か?使徒なのか?ってくらい動きがリアルな狐面!
かっこいいけどなんか怖い。
えーっと映像に関しては本当ただただ見惚れてすごぉいとしかいいようがなかった!
★5つ差し上げます。
恋愛面に関してですが、本当はロリ系統の子が好きだったんじゃなかった?
いつのまにか一行さんの事好きになり始めてたな。私は小説を読んでなかったからよくわからないけど図書館で一緒に過ごしたり古本市とかやってたから好きになっていったってことでいいのかな?
カタガキさんの頃はなにで好きになったんだろうか?
そしてなにを言おうと世界観の話。
全部で3つありましたね。
堅書君の世界
カタガキの世界
一行さんの世界
いいんだよね?あの手袋のカラスは未来の一行さんだったんだよね?アドバイス出してカタガキさんを元に戻して欲しかったんだよね?
つまりシステムの世界で実はみんな過ごしてたけど結果的には未来の一行さんの世界が現実世界に一番近いんだよね?カタガキさんみんなに看病されてたもんね。
脳死してたけど最後堅書君の気持ちとリンクしたからどちらもそれぞれの世界に行けたんだよね?
すいませんなんか上手く言えないです。
とりあえずもう一回見たらわかるかもしれないw
なんか世界観や映像にばかり目がいってしまい内容が追いついてこなかったです!
かっこよかった。
戦い方とかキャラクター。
特に自転車や車走らせてる時に沢山道がでてきて上に登っていくところとかぞくぞくした!
ロケットとかもでてきたし展開の早い戦い方は個人的には好物でした!
シナリオは素晴らしいがアニメとしては駄作
お話はなかなか凝った構造で、本場ハリウッドのSFにも決して劣らない力作シナリオだったと思う。
だからこそ低予算にありがちな3dのぎこちないアニメーションとクソみたいな表情、テンプレラノベ的な安っぽい演出、可もなく不可もない微妙な演技が本当に残念。
宮崎駿とか新海誠は絵の力だけで有無を言わさず観客を一気に引き込んで虜にするけれど、この作品は作業的で退屈。視聴者おいてけぼりでキャラクターが叫び始める。
やっぱアニメで一番大事なのはストーリーじゃないなって感じた。
期待したはものの…
野崎まどが脚本とだけあって中身の理解に時間がかかる。
その上、3DCG満載なので、頭の処理が普通にしていると、理解出来ずに終わり、
虚空感にいたたまれる…
SF好きにはたまらなくいいんだろうが、
コレはタダのアニメが好きとかいう分類には向いていない…
理解不能の90分
自分に自信のない少年と自分の好きな事にしか関心がない少女の恋の物語
原作未読です。
主人公は高校生の男の子、堅書直実。
人の輪の中に入ったり、自分の意見を言うのが苦手。
本を読むのが好きでSF本が好きだが、映画の冒頭ではHOWTO本を読んで殻を破ろうとして足掻いている可愛い男の子です。
ヒロインはクラスメイトの女の子、一行瑠璃。
本を読むのが好きで、冒険ものが好きな無口で、スマホとかは苦手らしいクールビューティな女の子。
押し付けられた形で図書委員になった二人が、10年後の未来からやってきたカタガキナオミと出会って、恋の応援をしてくれる…という話なのですがそこには悲しい初恋の記憶がありました。
SAOなどの監督という事でコンピュータサイエンスや仮想現実の世界、マトリックスなどのようなメタ要素を織り込み瑠璃を取り戻す、2人で元の世界に還ろうとする物語です。
他の登場人物は殆ど映画ではモブ扱いですが、図書委員会で一緒だった可愛らしさ全開の女の子:美鈴や、未来のナオミの同僚:徐依依など絶対深掘りするネタあっただろう魅力的なサブキャラにスポットが当たらなかったのは残念。
そして最後の最後に、なるほど…ネタバレ禁止で前情報なしで作品を観に行くことをお勧めします。
システムエラーを擬人化した敵キャラなど独特の世界観ですが、エンドロールで「うしをととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎さんの名前が。
なるほど、あの怖い感じは藤田さんの作品と確かによく似ている。どこに関わったのか知らないが。
映画だけでは70%程しか理解できない
Hello worldの映画だけを見ればだいたい70%ぐらいしか、物語であったり設定を理解できない感じがします。
内訳としては原作小説で5%。
これはキャラクターの心情や映像では伝わりにくかった部分を補足してくれているので。
スピンオフで25%。
厳密にはifの話になるのでストーリーや結末は異なりますが、設定や大筋は同じで、映画や原作で不明だった部分を補足してくれます。
このスピンオフで私自身不明瞭だった所が納得いきまさた。
ただ、あくまでifの話なので設定も若干違っているのかもしれません。
なので、この映画をみてもう少しこの世界を掘り下げたいと思った方は是非スピンオフ小説の購入をおすすめします。
映画に関してはCGは見ていくうちに気にはならなくなりました。音楽は素晴らしく、見たことある京都の風景も出てきたので面白かったですね。
もしかしたらこの世界も記録データ?
HELLO WORLD
鑑賞日 2019 9/24
青春、アクション、SF、恋愛、感動、色々な要素が詰まった良作。最初は3DアニメーションがVtuberを見ているようで違和感だらけだったが、だんだんと慣れた。ちょっとSFチックな恋愛ものかと思ったらいきなり物語はパラレルワールドを描く壮大な作品に!この作品のキャッチフレーズでもある「この世界はラスト1秒でひっくり返る」にも忠実で、期待以上だった。結局3つ世界が存在するわけだが、「現実の世界」、「HELLO WORLD
鑑賞日 2019 9/24
青春、アクション、SF、恋愛、感動、色々な要素が詰まった良作。最初は3DアニメーションがVtuberを見ているようで違和感だらけだったが、だんだんと慣れた。ちょっとSFチックな恋愛ものかと思ったらいきなり物語はパラレルワールドを描く壮大な作品に!この作品のキャッチフレーズでもある「この世界はラスト1秒でひっくり返る」にも忠実で、期待以上だった。結局3つ世界が存在するわけだが、「現実の世界」、「記録データの世界」、「記録データの世界の記録データの世界」があるという解釈でいいのかな?今度は3Dアニメーションじゃない、手書きのアニメーションでリメイクして欲しい!!
アニメの表現力
最近のアニメ映画の多さに正直どうかな?っておもいましたが、元々アニメ好きなのでなるべく大きなスクリーンを選んで観賞しました 異世界、タイムトラベル、マトリックスのような設定、何の違和感も感じず入り込めました
このHello,World !は。
この「Hello,World」は正しいか?
どのナオミが正しいのか?
どの一行さんが正しいのか?
どこの?いつの?だれが?とストーリーに振り回されながら一気にクライマックスへ。
端末とリセットが世界をのみ込んで浸潤してゆくさまはおもしろい描き方でした。ちょっとサマーウォーズを思い出しました。
ストーリーはどこかでみたような読んだようなものでしたが、全てのナオミと一行さんが幸せならいいかなと思いました。
頭で考えて作った感がスゴ過ぎて、置いてけぼり
物語の構造(絵画でいう構図)こそ面白いけれど、それだけ。設定が複雑過ぎて説明が長くなりがちなのが映画としてのリズムを壊してる。
おまけにスコアが冗長過ぎて、本当に白ける。主人公の声優も酷い。
純愛は何処までも美しい
評価は難解?それとも男女の純愛が素敵?で分かれそうですが、私は後者の純愛でした。一つは京都を舞台に、研ぎ澄まされた過ぎ去って行く美しい現実世界があって、もう一つは歴史的にデータとして蓄積された世界がありました。
やっとヒロインとつながって幸せになろうとしているのに、残酷な運命はヒロインを脳死させます。なんでそんなことが起きるのと私はストーリーを怨みます。
そのヒロインの復活させるために10年後の直実が現実世界にやってきて、歴史を変えるわけですが、たくさんの障害が起きても戦って戦って乗り越え、目的を成就してしまうのです。
最後は第3の世界に高校生の直実とヒロインが再開し、そのあと、10年後の直実もヒロインと再会します。
涙が出ました。
でも、本当を言えば、ヒロインと直実が親しくなって行く過程が一番涙ポロポロです。声優の美波のボイスが天使のようで私はメロメロでした。
5次元的なパラレルワールドの設定をのぞけば愛らしくて切ない恋の物語です。
愛のために皆んな戦うんですね。
そう、天気の子と比べると私的にはまったく同格です。良い映画です。
全269件中、121~140件目を表示