HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
全269件中、241~260件目を表示
世にも奇妙な物語
世にも奇妙な物語にありそうなストーリーでした。
①主人公(男の子)のところに未来の自分がやってくる
↓
②実は主人公の世界は過去の記録。3か月後に彼女が死ぬので、記録の中だけでも助けてもう1度笑顔が見たい。
↓
③記録改ざん検知システムが邪魔するが、何とか彼女を助けた。
↓
④未来の自分が彼女を連れ去る。実は、現実の彼女は脳死状態で、記録の彼女を使って助ける。
↓
⑤(ここで回想)未来の自分は、彼女を助けるために何度も実験して脊髄損傷し、歩くのに杖を突かなければならない状態になっていた。
↓
⑥現実の彼女が目を覚ますが、未来の自分を見てあなた誰?
↓
⑦現実だと思ってた世界も実は記録の世界でした。改ざん検知システムが襲ってくる。
↓
⑧主人公が彼女を助けにやってきた。彼女を記録の世界に返す。
↓
⑨未来の自分曰く、主人公と未来の自分で同じ人間が二人いるせいでシステムが自分たちを襲ってきている。(⇒システムは主に彼女を襲ってなかった???)
未来の自分が、主人公に自分を殺すよう伝える。(⇒あんなに彼女を助けるためにがんばってたのにあっさり死ぬんですね)
↓
⑩未来の自分が死んでシステムが止まる。
↓
⑪主人公と彼女が元の世界っぽいところに帰ってきて、彼女「元の世界に帰ってきた?」、主人公「いや別の世界かも」(⇒というか、彼女は何も知らずに連れ去られたり、脳死してたりしたのに案外状況把握してるんですね?)
↓
⑫死んだと思ってた未来の自分が目を覚ますと大人になった彼女が目の前に。主人公を目を覚まさせるためには強い記憶が必要だったとか。
↓
おわり
後半になるにつれてあれ?っていう点が増えて最後まで集中が続きませんでした。
あと、彼女のキャラクタデザインはまあまあ良いのに、
・性格や台詞回しに違和感
・主人公や彼女の声優があまり上手でない
・登場人物がCGで等身がなんか変
など、残念な点が多かったです。
もう少しうまくやれば感動的なストーリーにもできそうなのに、イマイチ盛り上がりに欠けた薄っぺらい展開だと感じました。
後になって野崎まどさんが原作であると知ったのですが、以前この方の他の小説も読んだときも、世界観だったり、ストーリーだったりがあまり自分には合いませんでした。
絵:3点(並)
ストーリー:1.5点(イマイチ)
音楽:2.5点(激しいシーンなどでちょっとうるさかった)
声優:2点(あまり上手でない)
絵は綺麗、登場人物の描き方や話の見せ方は雑すぎる。もったいない
ネタバレしない表現で、ダメだと思ったところをあげさせてください。
全体を通して何処かで読んだことのあるSFの寄せ集めに見えました
SFとしては王道なので悪くない設定なのに、これはどういう事なんだろう?と考える前に答えを説明してくれるので、考える暇がないというか、考えさせてくれない。
登場いちばんに「入れた」は、そりゃ無いわーとツッコミたかった。
すべての場面が次の展開への仕込みで、違和感を感じる展開では、次に当然そうなるだろうと思うと、やっぱりそうなった的な展開がずっと続いて退屈。それは最後の1秒まで。
そこまで説明がくどいのに肝心の大層なシステムが作られた理由は曖昧だし、右から援護してくれる者の正体も謎のまま。
室内のエロ本の隠し場所までどうやって監視してたのかも分からない
過去の記憶を辿っていたはずがラスト1秒の突拍子もない飛躍で実体験に基づく本当の記憶なのかどうかさえ信憑性を投げ捨てる。
ヒロインの心とかバックボーンをあまり描かず魅力が薄い。主人公は本好きという設定なはずなのに本を全く大切にしない。
言葉では大切とか愛してるとか言いつつ人生の小道具程度の扱いしかしていないのは、監督か脚本家の人間性が現れてるのかなと思いました。
なかなかに優れたSFアニメ映画
物語的には秀作「電脳コイル」を彷彿、またウォルト・ディズニーの硬派SF「トロン」のエッセンスも、そこはかとなく香る気がした。
構成は序盤から綺麗な軌道を描きながらもやや早足、一息付いた中盤、からの怒涛の終盤!終幕!と回転スパイラルジェットコースター!
作画的には「ブフキ・ブランキ」風味、最初少し違和感じたがすぐ慣れた、背景美術は「天気の子」までは行かないかな、でも悪くはない。
声優は俳優さんを使うことに私的には問題なし、逆にくぎゅが浮いてた感じ。
音楽は良かった。
総評、尺がちょっと短いかなー、
中盤の学園&ラブロマンス要素をちょっと端折り気味、なので大幹となる主役達の想いの深さなど説明不足の感有り、また可愛い可愛いかでのんが只の端役とか可哀想過ぎだろw
期待してよかった!
ストーリー・キャラクターともに、魅力的で、感情移入しやすく多少難解ですが、真実と瑠璃のラブストーリーを軸にすごく感動しました。さいごの今の真実と未来の真実ともにハッピーエンドでよかったです!
二度目で…
初回は京都のイベント、大雨の中の鑑賞だったので
雨が気になってなかなか話に集中出来ず
見落とした所も沢山あって、よく分からずでした。
音楽と映像は良いなぁ〜位の感想。
公開日の昨日劇場で二度目の鑑賞。
主人公 直実の成長や大人ナオミの心情が伝わって
後半はずっと泣いておりました😭
前半は平穏に、後半は目まぐるしいスピードで
ストーリーが進んで行きます。
一瞬も見逃せない、興奮の映画です!
正直、今回声優されてる俳優さん目当てで
アニメの事はよく分かりません。
難しい所もいっぱいありました。
でも二度観たことで面白さが分かりました😊
また行くと思います🌟
データとか記憶とか夢とか意識とか
AIの研究をしてる学者さんが、自分が死んでからも無くならないように、AIに自分の全データを入れたい、みたいなことを言ってたのを思い出した。
フィクションの世界で割と嫌われる「夢落ち」も、そうじゃない記録でさえも、機械の中にあれば、データだし、ヒトの中にあれば記憶、覚めれば夢?。
真実はいつも一つなんてことはなくて、、、
まあ、それは置いといて、楽しめました。現実よりもちょっとだけ未来の京都が舞台で、良い感じの手袋が出てからはイメージが溢れてた。クライマックスのあの階段までの畳み掛ける感じとか。
声優も北村くん、違和感なくていい。
ただ、最後の「やってやりました」は、いるのかどうかわからないので、星半分にしてしまいました。無くても、、、
良くも悪くも王道ストーリー
けっこうツッコミどころがありますが長編オリジナルアニメとしてはいい映画だと思います、王道ストーリー、可愛いヒロイン、主人公の成長、いろいろな謎、単純ではありますが難しい話ではないので楽しく観られました。
ただ、不満ではないのですが足りない部分をあげるなら、まずヒロインサイドの人物としての掘り下げが全く無いので感動的な場面でもイマイチ感情移入できませんでした、もう少しくらいヒロインと主人公の掛け合いや絡みを見せてくれても良かったんじゃ無いかな、と思います。
後は厳しめの意見を言うなら伏線の張り方が雑です。
言ってしまうとネタバレになってしまうので割愛しますがとにかく下手でした。
厳しめの感想ですが作品自体は面白いので興味がある方は見て損はないと思います。
『サマーウォーズ』は偉大だった
率直に言えば、細田守監督の『サマーウォーズ』は偉大だったなあ、と。
仮想空間と現実世界の入れ子構造的な攪乱、というのが物語上のコンセプトで、これが物語後半の狐面たちの悪夢のような集団襲撃(これは一見の価値あり)のリアリティを支えていて、この映画の目的のひとつはそれを描くことにあったのだろうだから、そういう意味では達成感はあるのだろう。ただ反面、物語の整合性が、あまり説得的でなくなっているというか、おざなりになっているというか。
たとえばクライマックスのワンシーン、ナオミが犠牲になるけれども、それまでの物語が示してきた世界設定からは、直実が犠牲になるのが合理的なはず。……実はこれが、ラストシーンのサプライズにつながる伏線になっている、と思えなくもないのですが……正直、ラストシーンを見て、思わず吹き出してしまいました。まあ、ずっこけたというか。
物語の前半、ナオミが明らかに矛盾した言動をしているのですね。これで、ナオミのうさん臭さが露わになる。このさりげないシークエンスは上手かったので、物語的に洗練されていると思ったのですが。
『サマーウォーズ』は、仮想空間が現実世界にクライシスを徐々に及ぼす展開ですが、両者の境界ははっきりしている。境界を超えてクライシスが発生し拡大するという展開が、のっぴきならないサスペンスを醸成していた。これに対して『HELLO WORLD』は、境界の融解が、物理的な恐怖感を伴って、主人公たちのアイデンティティーを揺るがしてくる。前述したように、境界の融解という事態が、怪物たちの悪夢のような物理的攻撃を可能にするという物語的設定は、観客に手に汗を握らせるが、主人公たちの存在の核のようなものが、入れ子構造的世界に、雲散霧消してしまったようで、そうなると恋愛の物語も、実存性を薄められたものにならざるを得ない。
『HELLO WORLD』の京都は、『サマーウォーズ』の信州上田よりも泥臭くなかった、ということかな。
ハローワールドの意味と記録に感情は宿るのか
小説の方は読んでいません。
考察アニメとしては大変面白い作品と思いました。これが攻殻機動隊やエヴァンゲリオンの90年代後半のユーザーに考察させるアニメ絶頂期の頃ならば結構受けていたのではないかと思います。
アニメーションは3DCGっぽさは残りますが比較的違和感なく動いていたと思います。また、3DCGの本領といったようにぐりぐりカメラが動き躍動感のある映像が大変魅力的でした。ただ走るシーンに関しては少し残念感がありますね……
また、ラスト1秒でひっくりかえるというキャッチコピーでしたが主人公がSF好きや大人カタガキの世界でセキュリティが出たあたりで、なんとなく察しがついてしまいラストが単なる答え合わせになってしまったのが個人的に申し訳ないと思ってしまいました。
あとは声優ですが、やはり本業の方ではないので多少気になったりしましたがまぁなんとか大丈夫でした。
ここから考察になります。劇場で見ている際に気になって後で考えたものです。
今回のお話はデータ世界の中にある精神(記憶)を元の世界へリンクさせて脳死の人を蘇らせるという点でつながっています。
仮に、ラストの大人一行さんの世界が第一世界、大人カタガキの世界が第二世界、子供堅書の世界が第三世界として考察します。
まず第三世界は何なのかという点でしょうか。これは第二世界が記録データ世界だったというラストから記録データ世界内にある記録データの世界ということがわかります。
次に、第二世界に第三世界一行が来た際、第二世界カタガキを拒んだ点です。これは、第三世界堅書が古本市を行ったからでしょう。起きた時にあの本という単語から推測でき、第二世界カタガキの記憶では古本市を行っていない為、ここで互いに意識の違いが発生しています。ということは堅書スキスキという精神状態はリンクしても気持ちという感情は完全一致しないことになります。まぁ記録データ内の人間に感情があるのか否かという点は置いておきましょう。
そして個人的に一番なんだ?と思ったのが、第一世界は一体どの世界線なのかという点です。第二世界が第三世界の十年後とすると第一世界はそのさらに後なのか、それとも違う世界線なのか。一番しっくりきたのが、花火大会で落雷の際に一行をかばって一行の代わりにカタガキが脳死した世界なのではないかという考察です。ラストの精神状態が100%リンクした理由は、第一世界の「一行の代わりに身代わりとなって助けた精神」と第二世界の「第三世界堅書の代わりに身代わりとなって消えようとした精神」が第一世界の器へ入れることができた要因ではないでしょうか。キャッチコピーのラスト1秒でひっくり返るというところからも、雷に打たれた人がひっくり返り、救助する人とされる人がひっくり返るのではないかと考えます。
ただ、この考察だと第二世界のカタガキは脳死した一行を蘇らせるために脳死した直前の高校生一行の精神を持ってこようとしたのに対し、第一世界一行は第二世界で代わりに自分が雷に打たれ脳死し、第三世界一行の精神をもってこようとして失敗したカタガキが第三世界堅書の身代わりになろうとしたカタガキの精神を持ってこようとするため、とてもややこしいことになっています。まぁ第一世界一行が高校生の精神状態のカタガキを第一世界のカタガキにリンクさせるより、代わりに自分が死んで精神が強くなった10年後カタガキを第一世界のカタガキにリンクさせたほうがいいみたいなことを考えたということにすれば問題はないんでしょうが……
あとは一行と堅書が戻った後の第三世界でしょうか。堅書が誰も知らない新しい世界みたいなことを言っていますが、これは第二世界でアルタラが停止され記録データ内の第三世界が第二世界の干渉を受けなくなったということで、なにものにも縛られない新しい未来が作れるようになった第三世界のことを言っていると考えます。ここで意味を持ってくるのが映画タイトルのハローワールドなのではと思います。ハローワールドと言えばプログラミングをやったことがある人ならばわかると思いますが、どの言語においてもまずhello worldを表示させてみようというプログラムが一番最初に教えられます。要は物語の主軸である第三世界が新しいプログラム(世界)に来ましたよということで、このハローワールドという映画のタイトルになっているのではないかと考えます。
大体こんな感じでしょうか。見ているときなんだ?と思って考えてみたものが以上となります。
色々と考察することができる面白いアニメーションだったと思います。
世界観に引き込まれる
原作未読。予告編に惹かれて観賞。結果、期待以上に引き込まれて楽しめた。
一見難解のようでも起承転結を明確に作られているのでわかりやすい。しかもどんでん返しが楽しめる。
前半のノリからグワッと急加速。怒濤のラストへなだれ込み、さらにその先へと。予測を上回る展開。劇中世界の構造性を巧みに利用した実によく練られたSFストーリーとなっていて見応えあり。
普段はアニメに俳優を使ってほしくないと思っているが、今回の北村匠、浜辺美波、松坂桃李は全く違和感なく耳に入ってきた。巧く演じています。
映画をリピートしてみても良いし原作も読んでみたくなった作品です。
野崎まどのファンで、小説版を読んでから公開を楽しみにしていました。...
野崎まどのファンで、小説版を読んでから公開を楽しみにしていました。
結果は期待していたよりも面白く、見に行ってよかったなと思える作品でした。
特に前半部分、小説版より映画版のほうがヒロインがずっと可愛くてやられてしまいました。
反面、残念だったのは2つ。
大人ナオミの10年間がダイジェストでまとめられてしまっていて
子供ナオミほどには感情移入しずらかったこと。
この点は是非小説版で確認してほしいところです。
そして劇場がガラガラだったこと。
話題性のために俳優や女優をキャスティングしてこういう状態なら、
本職の声優を使っていたほうが色々といい出来になっていたんじゃないかな・・・と思ってしまいました。
アニメを超えたアニメ
この作品は青春SFストーリー映画である
この映画はまさに最後の数秒で物語が逆転されそれまでの空間的な場面で過去、未来へと行くときの演出が見たことのないもので色とりどりだったり様々な形、空間で
最高の映画でした!
最後の数秒はこの映画を見れば理由がわかるものです
今作の青春SF映画は見たことのないジャンルでした
意味が分からん
ストーリーの流れは分かる。だが理解ができない。意味が分からない。
あの世界は何なのか、なぜあんなふうになるのか、最後のあれはどういう理解をすればいいのか。
頭に????が浮かんでシラケまくってしまった。
一行さんは可愛かったけど。
エンタメ映画なら、視聴者に複雑な理解を強いるストーリーというのはいただけないと思う。もしそれが必要ならもっと時間をかけるべき。
展開も速く、感情移入が全くできなかった。
一行さんは可愛かったけど。
インセプション+マトリクス
浜辺美波がイマイチだけど匠海くんは声優初とは思えないくらい上手いこと演ってるし松坂桃李も悪くない。
映像も音楽も悪くない。
ただストーリーに目新しさが無いのが残念。
ここまで既存の焼き直しだとハッピーエンドじゃなくても良いんじゃねって。
普段から映画それ程観ないのならかなり面白いと思う。
京都に詳しいのならなお楽しめるかと。
イマイチかな
結論は、イマイチでした。
たしかにラストでひっくり返りましたが、感動も面白さも弱くて物足りなかったです。
・悪かった点
メインキャラが声優じゃないせいか、気持ちや葛藤みたいなものが伝わってこない。
なぜ声優を使わないのか?
ストーリーは、ラストでひっくり返ったのも含めて理解できましたが、全体的に内容が薄くて感動が弱かった。
ソードアートオンラインのような仮想世界に対する理解がないと、ストーリーすら理解できない人も多いような気がします。
ソードアートオンラインの二番煎じ感もありました。
CGも微妙。
・良かった点
カラスが良かった。
音楽が良かったような気がした。
人によって好みが分かれるとは思いますが、仮想世界やIT系などが好きな若い人なら好みの人もいるかもしれません。
もう一回見たい!
なんか、SFがしっかりSFしてたって感じで、見ててとても面白かった☺︎
少し難しい気もするので、もう一回ぐらい見ると思う🤔
歌もめっちゃよかった✴︎
好みは分かれると思うけど好きな人はハマると思うなぁ🙄
私的にはとてもよい作品でした!
皆さんにも是非見てほしいです✌️
ここ最近では間違いなく一番!
予告を何度も見ていて面白そうだなーと思い会社帰りに見てきました。
結論から言って、とても面白い映画だと思いました。
序盤は少し間延びしている感がありますが、中盤からハローワールドの世界観へとドップリとはまり込んでしまい、最後までワクワクドキドキしっぱなしでした。
新開誠信者ですが、正直天気の子よりは面白かった?かもしれないです。
全269件中、241~260件目を表示