HELLO WORLDのレビュー・感想・評価
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史上最高のアニメにようこそ
スケールは、君の名は、エバンゲリオン、アキラ、ガンダムなんかを全部足して、さらに向上させたようなものと、そういえば、どれだけ凄いか分かっていただけるでしょうか。
何より凄いのは、人物の心理、心の機微を、繊細かつ、丁寧に、これまでみたことのないような詳細な描かれ方をしているということ。
ストーリーは、常にはらはらどきどぎするだけでなく、大きなどんでん返しが3度あります。一つ目は大きな絶望、二度目はすさまじい高揚感、三度目は、マジカとの驚愕。
そして、主人公はへたれから、成長していきますが、究極の二択を迫られ、二つとも選択したり、別の道を新たに開拓したり、ヒーロー像が半端なく、斬新かつ大胆。
ラブストーリーも一歩的な情熱でなく、相互理解が凄すぎる、どんでん返しの伏線にもなりますが。
伏線も多くて複雑ですが、そのどれもが見事に回収されます。
京都の近未来が舞台ですが、堀川高校、府庁、宇治、伏見稲荷など、外形だけでなく内部も詳細に再現されています。
近未来なんで、そこで、凄い、アニメ史上類をみないバトルもあるのですが。
二転三転どころではなく、最後の舞台は、驚愕のあの世界へ。
とにかく観てください。凄い映画です。
難しいけど面白いよ
前情報無しに鑑賞、それなりに楽しめた。
ストーリーは複雑で分かりにくかったですね。
ざっくり下記の流れ。
舞台は2027年の京都。記憶データの容量が無限となったため、京都は全てのデータを保存するようになった。
主人公、堅書直美の前に、10年後(2037年)の自分、カタガキナオミが現れる。そこで、今後、直美がクラスメイトの一行瑠璃と交際すること、落雷によって彼女が命を失うこと、直美のいる世界が記憶データの中であることを聞かされる。
堅書は記憶データの改竄(落雷から守ること)を試みることになるが、システムがそれを防ぐために狐面の警備員を生み、堅書たちを捉えようとする。
堅書は一行瑠璃を落雷から守ることに成功するが、一行はシステムに捉えられ消えてしまう。この時堅書はカタガキから、一行瑠璃が落雷によって死んだのではなく、脳死になったことが明かされる。
カタガキのいる世界(10年後の世界)では一行瑠璃が脳死して眠っているが、記憶データの改竄(落雷から守ったこと)によって目を覚ます。
目を覚ました一行は目の前のカタガキを堅書と認識しなかった。カタガキは一行の目を覚まさせるために、システムにハッキング?を繰り返し、ようやくデータの改竄に成功したにもかかわらず。
システムが異常を検出し、一行瑠璃を消去しようとする。狐面の警備員が現れたことで、カタガキは自身も記憶データの一部であることを初めて認識する。
システムに消去されそうとなった一行を、間一髪のところで堅書が救う。堅書が10年後の世界に移動してきたのだ。一行は助けてくれた堅書(10年前(2027年)の堅書)を堅書と認識する。
なおもシステムは一行を消去しようとするが、加えて堅書についても消去しようとし、堅書たちがひたすら抵抗するという展開が続く。
カタガキの世界の博士(システムの管理者)は異常となったシステムを復旧しよう試みていたが、困難であるためデータのリセットを決断する(一旦データを全消去してからの復旧)。がシステムから大量の狐面の警備員が現れて、なかなかシステムに辿り着けない。
システムが抵抗するなか、堅書と一行は元の世界(10年前の世界)に戻ろうとする。システムは消去するために大型(駅ビルよりでかい)の化物を生み抵抗を続ける。
カタガキは、自身の世界(10年後の世界)に自分と堅書の同一人物が重複して存在していることが問題であり、システムの狙いが自分たちの消去であると判断する。そのため、堅書に自身(カタガキ)を消去するように命令する。
堅書はカタガキの消去を考えず、ひたすらシステムの生んだ巨大な化物に対抗するが、力負けし襲われる。この時、カタガキは堅書を庇い、カタガキは命を失う。
同時に博士がシステムをリセットする。これによってシステムはの生んだ化物は停止する。
このあと、堅書と一行は新しい世界に移動した。
一方、更に未来の世界(10年後(2037年)の更に未来)で眠っていた(おそらく脳死のように長い間寝ていた)カタガキが目を覚ます。そこには、そばに一行がいる。また、起きた場所は月の施設であった。
以上が私が理解した話の流れ。ざっくり。
つまり、最後に明かされた、月にいるカタガキの世界がリアルな世界である。
そして映画の大部分を使った堅書とカタガキの行動は、恐らく全て、月にいるカタガキを目覚めさせるための行動であった。という落ち。
なぜ目覚めることが出来たのかは分からなかったな。他の人の解説を読むと、堅書は一行を落雷から救おうと庇った際に、本当は一行ではなく自身が脳死となった。この庇うという行動と、システムから堅書を守るために庇った行動がリンクして、目が覚めた?ような話らしい。もう少し他人の解説を読んで理解したい。⇒つまり、難しい内容だった。
音楽も良かった。特にOKAMOTO's。こんなに歌が上手かったっけって位良かった。
観た人むけの、自分なりの解釈
感想としては、
確かに、SF青春ラブストーリーになっていて、おもしろかった!
初っぱなからネタバレにするのですが;
観た人むけに、自分なりの解釈を書いてみます^^;
解約のキーワードは、
瑠璃の「直実じゃない」から、、
事の始まりは、落ちた雷が、記憶以外に、
ALLTAREの三ヶ月間データをも消失。
悲しみの果てに、
恋人同士に戻るべく、嘘を送り込む。
(起きた悲しい出来事をも修正)
雷も他に落とす、、
それを器に入れて話は終わる。
あくまで
観た人むけに、書き込んでみました^^;;
ラストシーンについて
どんでん返しの連続を表現したいのは分かるが、映画ではもう一回り簡略化しても良いと感じた。
具体的にはラストの1秒のシーンを消して、ラスト15秒のシーンをエンディングとした方が良かったと思う。
2連続で間髪入れずにどんでん返しをやられると、どうしても後ろ側の衝撃が薄れてしまう。ラスト15秒で”えっ!?”と衝撃が走ったまでは良かったが、ラスト1秒で“は?”に変わってしまった。そう感じた方は多いのではないでしょうか。
私はSF作品で複雑な作品だと事前に把握していたので何とかついて行けたが、予告だけ見て初日に行った方には頭がついて行けなかった方が多かったと思います。
映画である以上、複雑化しても「君の名は。」ぐらいの“時間“と”空間“のズレぐらいが限度だと思います。2度見てやっと理解できるようでは映画としてはダメだと思います。
この内容と切り返し地点の多さから見て、テレビアニメの方が向いているのでは?とも思いました。
あと一行さん可愛い。
今年初めて寝てしまった……
おおむね良かったが
ラストも含めて楽しめたが、さすがにテンポが早すぎました。直美自身が一行さんに惹かれていく描写は良かったと思いますが、一行さんが直美を特別な存在だと意識する、「あの本」の部分が弱いかなと思いました。でないと、ヒロイン自身は割とストーリーから蚊帳の外で、巻き込まれただけでただただ二人の直美から想われる人みたいに見えるかと。
あと館内で小さいお子さん連れのお母さん?や中高生らし人を結構見かけましたが、多分ポカンという感じだったのでは。
面白い
色々と考察は楽しめるかも?
あずにゃん(シリアス版)
一行さんのキャラいいですね。
あずにゃんがちょっと大人になった感じ…
テンポよい展開で楽しめました。
でも最後のほうは雰囲気で理解、ちょっと説明求む!!って感じでした。
(えーっ…とつまりどういうこと!?とポカンとなる作品、嫌いでない)
SFとよぶには何かが足りない…
最深部
オリジナルの作品は製作陣たちが楽しんで作ってくれることが一番だと思ってます。
この作品も製作陣が楽しんで作ってくれた作品だと思っています。
だがしかし…
内容が深くとても凝っているので非常に分かりにくい。
あまり電子とかメカニズムとかは詳しくないので横文字を大量に並べられてもやはり分からないです。
もう1つの世界との行き来というのは分かったのですが、それまでの過程がまた分かりにくい…
突然不思議な能力を身につけていっても頭がまぁ追いついていかないです。私の理解不足な点もあるんですけどね。
中盤から展開が意味不明になってきました。
守るため、守るため、と言ってはいますが観客全員が全員理解できているとは限らないので状況説明の間を置いていただきたかったです。具体的な説明をよろしく。
途中作画崩壊が起きたのかな?と思ったけどあれは時空の歪みで起きたものですね。そうであってほしいです。
途中途中2Dに見えるのは仕方ないのでしょうか?
最後に関しては謎しかないです。
宇宙?シンクロ?
あとやたら多いキスシーン。
青春=接吻とは限らない。
絵はとても綺麗でした。
3DCGは良いが、ストーリーは残念すぎる…
9月21日に見に行ってきましたが、30%は満足で、70%が残念だと思った作品です。
[CG面]
業界人の立場で見ると、キャラクターの3DCGは悪くありませんでした。いや、むしろ驚きましたね。
キャラの顔の印象が(完璧とは言えませんが)作画アニメを見ているようなクオリティで、表情変化も作画とかなり近い印象でした。
しかし服装のディテールが残念でした。制服に関してはギリギリ大丈夫ですが、
それ以外の服装に関してはCGで作った印象が強く、まるで低予算の日本ゲームを見ている印象でしたね。実に残念なところです。(特に、10年後のカタガキナオミが着ている白い服は…;;)
キャラの動きは一部不自然でしたが、全体的には悪くありませんでした。
[ストーリー面]
ストーリー面は一番残念だったと思います。
レビューコメントでも何人かが共感しづらいとか書いてくれましたが、全くその通りです。
① あまりにも不親切な世界観の説明
予告編で言及された「データ」と「現実」の領域が曖昧過ぎて、見ているとイライラしてきます。
② 筋の通ったストーリーではない
人はよく、ファンタジーや非現実的なストーリーにハマることが多いです。
しかし、上記のストーリーも筋が通っていなければ、納得し辛いと感じてしまうのです。
以下の点が筋が通っていないところですね。
(※ネタバレというより、作品を見た方が理解できるような内容ですので、ご安心ください)
・ 果たして、この世界での軍隊や警察、政府は何をやっているのでしょうか?
・ どうして巨大な本を□□で使わなければいけなかったのか?
・ ブラックホールやミニ恒星が物理法則を無視している?!
・ あの手袋の正体は?! チート過ぎだし、ハイ・テクノロジー過ぎる… 使い方次第ではバランス崩壊だし、そもそも存在自体が謎だらけ…
・ ハイテクノロジーな世界のはずなのに、社会全体はそんなにハイテクじゃない?!
・ 恋に落ちる流れが不自然で、リアリティーがないから共感し辛い。何だか愛を強制しているような印象がどうしても共感し辛くなります。
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[総合判断]
ストーリーは突っ込みたいところが多すぎてお勧めできません。
ストーリー自体が不自然だから、人によってはキャラクターに共感することも難しいかも知れません…
おすすめできるポイントは「成長した日本の3DCG技術を楽しめるところ」です。
キャラの可愛さと豊かな表情をCGで表現できたところは個人的には高評価であり、
日本の3DCGアニメの希望になると思います。
結論としては、5点満点の2点を選びました。
今回の作品をきっかけに、貧弱なストーリー性を工夫してほしいです。
また、3DCG技術も段々成長して、ディズニーと同等なクオリティーでありながら、日本らしさが伝わる技術の発展を遂げてほしいです。
今後の作品も期待しており、応援します!
神作品。考えるのが楽しい
自分なりにまとめてみました
個人的には凄い好きな部類です。多分微妙とか面白くないとか言ってる人は理解出来てないんだなって思いました。
リアル→A
Aの仮想現実→B
Bの仮想現実→C
Aの堅書が一行を庇って昏睡状態?脳死?
↓
一行は堅書の記録?記憶?を保存してあるデータから移す必要があった
↓
そのためには現実で起きたときと同じ状態にしなくてはいけない
↓
Bを作り上げ一行と恋人同士になり仮想現実内の一行を脳死状態になるようにして堅書が一行を救おうとするという場面を作った
↓
そして大人になり、その仮想現実内で未だに昏睡状態の大人の一行(脳死)に記録?記憶?を保存してるデータを移す必要があった
↓
なのでBの堅書の記録されている過去のデータとされる物に干渉しCの自分を利用するために助言をした
↓
結果Cの堅書と一行は恋人同士になり花火大会の日に一行が昏睡状態になるという未来は避けたがCの一行の状態がBの一行の状態と全く一緒になり脳死したBの一行にデータを移せるようになったのでBの堅書にCの一行を連れ去らせてしまう
↓
Cの堅書は諦めず崩壊した空間へ突入し手袋になるカラスに会いBの世界を目指した
↓
Bの世界で一行(体はB記憶はC)が目覚めるも記憶と体のデータがBとCで違うためシステムに排除されそうになってしまう
↓
そこでCの堅書がB世界にたどり着き一行を助けることが出来た
↓
Bの世界からCの世界に戻るために目的地へ向かう
↓
Bの堅書と協力し目的地に着き一行を別の世界へ送り届けることが出来たが堅書という存在がBの世界には2人いることになってしまいシステムが排除しに来る
↓
どちらかがいなくならない限りシステムは止まらないがBの堅書がCを″庇い″死亡することによって堅書という存在が1つになりシステムは停止しCの堅書は先に行った一行の元へ行く
↓
ここで分岐
Aルート
Bの堅書が仮想現実内で誰かを庇うというAと同じ状態になったため記憶を移すことが可能になったためAの世界で目を覚ますことが出来た
HELLOWORLD
Cの堅書と一行がたどり着いたAでもBでもCでもない分岐された新しい世界
なぜ作中に太陽やブラックホールや科学系のものが出てきたかというと恐らくAの一行が過去に堅書がSFが好きだと言っていたからそういう設定にしたのではないかと僕は思います。
第一幕の説明不足が響く
映画館の予告で何度も観て
ほんなら観たるわいと言う感じで観ました
あたかもご当地キャンペーンを意識した京都の情景から
始まる今作・・
と思ったらいきなりデータ保存がどうのといった説明が始まり
いきなり置いてけぼりになります
主人公はSFが趣味という設定がありその世界をボチボチ
飲み込みますが肝心の観客がついていけてるでしょうか?
一行さんとの出会いの部分も演出が不足して
いるのかヒロインとしての存在感がなかなか
出てこなかった気がします
キャラクターはちゃんとかわいいんですけどね
結局そこが響いて当初の目標とされる中盤の落雷回避
からの展開からいよいよ完全に難解になってきます
ここまではよくある、言うなればベタな高校生の青春群像で
いいんですがこの作品の複雑な世界観との絡めが
上手くいってないので緊迫感が伝わりにくい
そりゃ観てる方は簡単な方に行きます
んならもう再起動しちゃえばいいんじゃね
というのはわりと気がつきやすいんですがほんとに
そのままなんだもの
結局実在の都市表現との関連性はそこまで感じませんでした
京都じゃなくても全然成立するストーリーなんです
まあ君の名はのヒットで上がった企画なのもあるのかも
しれませんがどこかの何か、外殻だけなぞらないで
もっと一本の映画として頑張ってくれたらなと思いました
・・あとなんで最後のシーンだけセルだったんでしょう?
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