「夢かマンデラ効果の音楽系恋愛ファンタジー」イエスタデイ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
夢かマンデラ効果の音楽系恋愛ファンタジー
今作は、ビートルズが世界に与えた影響について触れています。終盤、ビートルズが好きな主人公ジャック(ヒメーシュ・パテル)が、リバプール出身のMr.J(敢えて名前を伏せています)と会話をするという夢のようなシーンがあります。Mr.Jは幸せになる秘訣を教えてくれます。「愛する女に愛を伝え、ウソをつかずに生きることだ」個人的なことですが、一回目の視聴時、まるまる眠っていたので二度目の視聴後にレビューしているということを告白します。
停電のシーンにボールアースが登場します。ボールアースをわざわざCGで作成した理由は、舞台が架空の世界であることをアピールしているのだと思います。マンデラエフェクトを描いているようにも感じます。眠っているときに見た夢の話という可能性も否めません。私の想像ですが、報われない人生を送ってきた27歳のジャックは、大停電のバスの事故で昏睡状態になり、現実では寝たきりになったとも考えられます。
夢だろうが現実だろうがファンタジーであることは間違いありません。数学教師のエリー(リリー・ジェームズ)が可愛い恋愛物語でした。会話で明らかになった“リリーとジェームズの息子ハリーの物語(J.K.ローリングの有名な作品)”も存在していない、ということがわかったのも面白いです。
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