「いとしのエリー」イエスタデイ Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
いとしのエリー
結局は恋愛映画だったか。盗作行為をどのように裁くべきかというテーマかと思ったが、全編通して、ビートルズの楽曲に頼って、禁じ手の人物の登場で煙に巻いた印象が強い。
無料配信でもマネタイズできる世の中にあって、無料配信で許されると思って欲しくはないもの。盗作をすることに躊躇を抱くのが遅く、エドシーランとのタイマン対決に至っても卑怯とも思わないのかね。
恋愛映画としても違和感があり、そもそも彼女が何故彼に惹かれたのかがよくわからない。一晩だけはいや?これは女の意地なのか、よくわからない。最後の都合良すぎる展開、なんだその男の台詞は?誰やねん?そのあてがわれ役の彼女は?と、ここは不快。
こういう題材だから多少は目をつぶるべきかもしれないが、音楽業界の描き方もキツかった。
リリージェームズの可愛さがただただ救い。
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