「細かい点がよく分からない」アス プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
細かい点がよく分からない
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少女時代の主人公は、家族で遊園地に行った際にはぐれて変な建物に入った。
そこで姿形が自分と全く同じ少女と出会い、戻った少女は口をきけなくなる。
PTSDと診断されたが、やがて成長して結婚し、一男一女の母となる。
で休暇に夫の強い希望で、その遊園地に家族でやって来た。
別荘での夜、自分達と全く同じ姿形の赤い服を着た4人がやって来る。
主人公以外の分身は知能が低いが、主人公の分身だけは片言の言葉を話せた。
しかし何が目的かよく分からないまま、命の危険を感じた4人はスキを見て逃亡。
近くの親戚の別荘に行くのだが、親戚は彼らに全員殺されてた。
主人公らは彼らを殺すが、何百何千もの赤服が殺人しまくってるのをTVで知る。
やがて主人公の息子がさらわれる。主人公は一人、例の遊園地の建物へ。
そこで自分の分身を発見、殺して息子を取り返す。
実は赤い服の集団はかつて人間が作り出したクローンだった。
肉体の複製は可能だが、魂は作れないため全個体で共通にしかできなかった。
で無責任にも施設はそのまま地下に放置、彼らは何代かに渡って生き延びて来た。
少女時代に例の遊園地から帰って来た主人公は偽物の方だった。
だから赤服のボス的な、唯一しゃべってたのは本物の人間の方だったのだ。
結局偽主人公は本物を殺し、引き続き本物として人間界で生きることとなる。
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どんでん返し的なオチの意味は何となく分かったが、一部よう分からん。
何で全個体で同じ精神のはずなのに、偽主人公は普通の人間みたくなれてんの?
あと本物の主人公は他の赤服同様、なかなか死なん人間離れした強さやったが、
普通の人間なんやったらそれはおかしいんちゃうの?
ってか赤服達が結局何をしに来たんかもよう分からんし、
主人公らを殺さんのに、その親戚やその他大勢の一般人は即殺す。何故?
まあホラーじみた感じはなくてゾンビ映画みたいな感じかな。
思わず笑ってしまうシーンもあったりして、後味は決して悪くない。