「ジョーダン・ピールはダメだ」アス ちかしさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーダン・ピールはダメだ
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「私たちはアメリカ人だ」という台詞、テザードたちの赤い服、共通するハサミという武器。何か意味ありげな描写は多いものの、ありげなだけ。
ジョーダン・ピールを「鬼才」とするコピーも見かけるけど、鬼才っていうのは狂ってるけど、その中に美学や芸術があるひとのこと。フォン・トリアーとか、園子温とか。ジョーダン・ピールの場合、ぶっ飛んでいるだけ。
「ゲット・アウト」のときもぶっ飛んでいるだけで、最後まで何も回収してくれなかった。
今回も、人間を複製して生まれたのがテザードたちなのはいいとして、複製していないはずの人間が勝手にうまれてくるのもよくわからないし、何より入れ替わったアデレードとレッドが、入れ替わったことをお互い忘れてるのも意味がわからない。
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