「ちょっとだけ期待外れ。」アス ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとだけ期待外れ。
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『ゲットアウト』がかなり衝撃的だったので、楽しみに鑑賞。
でも、ちょっと期待外れだったかも…。
前作のような衝撃的な展開はあまりなく、ひたすら怖がらせるばかりでした。
これは、地上で暮らす人間と、地底で暮らす人間の抗争が主体となっている話です。
地上の人々が明るい太陽の下で自由に生きる傍ら、人間の細胞から作り出したドッペルゲンガーのような知能の低い人間が地底を這いまわって暮らす世界。
地底人は、科学の失敗が生み出した残物として、密かに暮らしていましたが、時の流れとともに地上の人間たちに攻撃を仕掛けようと計画するという…。
後半はSF要素が取り入れられた作品ですが、全体的にはホラー映画という感じ。
地底人の殺戮がひたすらに怖いだけで、後半にこの事件の真実が語られても、あまり納得できる終わり方ではなかったかも…。
地底と地上は、現代の貧富の差や人種差別的なものを表しているのかもしれないけど、その要素があまり前に出てないから分かりにくかった。
ひたすらホラーな部分を見せつけられた映画となりました。
次回作に期待です。
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