「ホラーと笑いは紙一重」アス てけとさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーと笑いは紙一重
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今までにない感じのホラーでわりと好き。
アメリカ社会的への痛烈な皮肉も感じさせつつ緊張感と笑いのせめぎ合いでした。好み分かれてますが、ウサギちゃんが痛い目に合うので動物が傷つくのが苦手な人はやめた方が良いやつです。
差別意識が以前よりも表に出ず薄らいで見えるもののまだまだ張り付いて残っている現代ならではのホラーに感じました。
上側の生活をおくっている人達にしてみたら自分達の生活レベルまで以前なら絶対あがってこれなかった人達が今や力を付ければ登ってこれちゃう世の中な訳で、下に見てた奴らが自分達の生活スタイルにそっくりの生活を始めて社会的にも立場的にも成り代わるんじゃないか…うかうかしてらんない的な恐怖感。
そういえば前作の時もそう感じたけど素知らぬ顔で人の中身が入れ替わってるのは薄寒くてゾクゾクしてきて良いですね。
で、それがギャグにもホラーにも転びそうなシュールな演出で展開してくので緊張感ありつつ笑えて好きなやつ。
特に笑ってはいけない地下世界は大好物。
監督の次回作もめっちゃ楽しみ〜
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