「ツッコみどころは異常に多い。ド迫力アクションで魅せる、新コンビの誕生!!」ワイルド・スピード スーパーコンボ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコみどころは異常に多い。ド迫力アクションで魅せる、新コンビの誕生!!
【賛否両論チェック】
賛:他の追随を許さないド派手すぎるアクションの数々に、観ていて手に汗握ること請け合い。思わずクスッと笑ってしまうような、コミカルなシーンが多いのも魅力。
否:謎の組織や肉体改造等、ツッコみどころがありすぎる印象。ストーリーもメチャメチャご都合主義で、思わず白けてしまいそう。
特にシリーズの流れは説明してくれないので、最低限直近の3作品くらいの知識はあった方がよさそうです。
世界の脅威となるウイルスを巡り、主人公達がいがみ合いながらも犯罪組織に戦いを挑んでいくという、ストーリーこそありがちで荒唐無稽ですが、それを補って余りあるくらい、アクションは言わずもがなとってもスゴいです。また、シリーズならではのコミカルなシーンも多く、ホブスとショウの丁々発止のやり取りもステキです。意外にもなんだかんだ言って、メッチャイイコンビですね(笑)。
ただ今回は、世界を裏で牛耳っているという謎の組織が登場したり、肉体改造で機械の体になっている敵が登場したり等、やや現実離れしすぎていて、観ていて思わず白けてしまうかも知れません。
深いことは全く考えずに、純粋にド派手なアクションを堪能したい。そんな方には是非オススメの作品です。