劇場公開日 2019年5月17日

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「【裏社会】哀しいお話( ノД`)」ガルヴェストン Leo★/Rさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【裏社会】哀しいお話( ノД`)

2024年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

<<あらすじ>>
原作はニック・ピゾラットのハードボイルド小説『逃亡のガルヴェストン』。
死期を悟った殺し屋と娼婦に身を落とした若い家出娘が繰り広げる逃避行劇。

■伏線あり
冒頭の窓から見える嵐とか、最初にちょこっと出演してる何も思わなかった女性が最後に出てきます。正直この女性誰??って思うくらい忘れてたよww

■お医者さんの話は最後まで聞きましょう
勝手に肺癌と思い込んで現実逃避する主人公ロイ。
そのせいで人生投げやりモードに入ってた気がしますw

■ロッキーが不憫でならない
19歳の少女ロッキー。彼女の人生が壮絶すぎました。
義父に暴行されてできた子がティファニーちゃんだとカミングアウトします。
そういう事で撃ったのか・・と納得。

■泣いた・・・
個人的には追手に捕まる前の最後のデートが、
2人とも本当に楽しそうで泣けました。
なんというかそこだけ希望が見えたんですよね。
人生やり直せるという会話も過去にあったからね。
高卒認定受けて、希望の未来が広がっていると思ったのよね。
だからラストは救われないし、絶望しかなかった。残念です。

■結局ボスには絶対服従なのね
結局、刑務所行きになったロイに面会にきた元ボスの顧問弁護士。
告発したらティファニーちゃんを守ってくれてるモーテルの人たちにも危害が加える恐れがあるという事で黙って20年間刑務所で過ごすことになりました。
このボスってそんなに絶大な力持ってるのかね??私だったら警察の偉い人に話して守るべき人を守ってもらう約束をして告発するけどね。

■映画【レオン】を彷彿させる
こういうプラトニックな愛がLEONを彷彿させますね。

■ラストは・・
ティファニーちゃんが幸せだと確信したので、安心しての行動かな?
そのラストしかなかったのかな?・・と腑に落ちないとこはあるけど
最後はティファニーちゃんという希望で締めくくってくれて、ありがとう。

派手なアクションもないし、暗い内容のストーリーだし
ラブロマンスもないし、絶望的な内容の映画ですけど
個人的には惹かれましたね。
悪くないと思います。

Leo★/R