劇場版おっさんずラブ LOVE or DEADのレビュー・感想・評価
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何度も見なきゃダメなの?
コメントに一度目の鑑賞の印象は良くなく、二度、三度見た後で異様に褒めちぎる人がいますが、そもそも映画って何度も見て制作者の意図を理解しなければならないものなのでしょうか?。確かに難解な作品など鑑賞を重ね理解を深めることもあります。ですが本作はそういうタイプの映画ではありませんよね。映画って一発勝負です。一度で観客にわかるように伝わらなければそれまでなのです。それが製作者の意図と違うというのなら製作者の力量不足というだけです。 そして想像で補えばいいというものでもないと思います。 この作品はドラマとは全くの別物だと感じました。繊細な心理描写もないひたすらコメディーに走った雑多でストーリーの粗さが目立つものでした。 ドラマではあれ程、複雑な心情を表現して感情を揺さぶられたのに、映画版では唐突で突飛な要素をこれでもかと盛り込み、肝心な人間ドラマを疎かにしてしまった。 二人の新キャストの過去など必要とは思えず(ジャスティスの過去を春田に語らせるためだけのやっつけ仕事のようでした)、その二人も結局は恋のバトルには関係していない。もはや登場人物すべてに幸福を!という意図が見え見えで、その半端な描写のせいでまとまりがない。 爆発や事件などに時間を割くなら、もっとふたりの恋愛から結婚へと移る感情の変化を見せてほしかった。そもそもドラマのヒットの原因はそこにあったのだから。 主演の田中さんが何かののインタビューで「最初に台本を読んだときは騒々しいと感じた」というようなことをおっしゃってましたが、本当にその通りです。 派手で目を引く演出で観客をジェットコースターに乗せて煙に巻き、ドラマを知らない人にも分かるように単純でひたすら笑いに特化した、要は金儲けの為の作品。 それにドラマファンにはサービスでふたりの恋愛模様をちょこっと見せてあげた、という印象でした。危険の中で愛を確認するというような薄っぺらい演出で、もしくは見返さなきゃ気づかないような薬指の指輪(こちらもまるでやっつけ仕事のよう)見せるならもっと明確にするべきではないでしょうか。 実力のある俳優さんだけにとても残念で、期待外れでした。
満足ですがモヤモヤも残る展開でした
まさにお祭り的な内容でした。
とても楽しかったし、萌えシーンもありで続編が見れただけで感謝感謝なのですが…
なんというか…色々ぶっ込みすぎて、肝心の春田と牧の生活感が感じられなかったのが残念です。
牧の心理描写がもっと欲しかったですし、武川さんの部長愛…ぶっちゃけタイプじゃないですよね?元カレ牧ですよ?リスペクトがラブに変わった経緯を知りたいんですが…?
春田母への報告は?春田母、牧の事まだ「お友達」と言ってますが…。
ハピエンで終わりましたが、また遠距離ですか…つれえ…
これで完結ってウソでしょ…?
春田母に牧を婚約者と紹介し、再び2人で共に暮らす姿を見るまでは諦められません!
って事で従来のキャストでの続編を切に願います。
幅広い層が楽しめる映画
重厚なストーリーとか、リアルな表現を期待して観てしまうとがっかりするかもしれないけど 少年漫画のコメディとして観るなら、なんのストレスもなくひたすら笑って泣ける、幅広い層が楽しめる映画になっています。 ストーリーの軸はコメディとアクションになっているけれど、垣間見られる主人公たちの心の機微に直接的なシーンはないけれど、随所に深い関係がないとしない表情や行動が隠されています。 ドラマ版からのコアなファンは、そこからたくさん想像して盛り上がること間違いないでしょう。 ストーリーがコメディ仕立てなので、多少賛否が分かれるのは仕方ないかなと思うけれど 真面目なシーンでの役者陣の演技の上手さは普通じゃなかった。 役者さんはまるで本心から出たかのようなリアクションで、すっかり感情移入してしまいました。田中圭、吉田鋼太郎、林遣都、素晴らしい!!すっかりファンになりました。他の作品も見てみたくなりました。
脚本とキャスティングは本当に大切ですね。
工場のシーンで、なんで余裕で話して込んでるのかが謎でした。
会長の娘も、命懸けで助けたい理由がわからないキャラだったし。この辺り、全く無駄だなあと。
沢村一樹さんとかも、キャスティングの無駄遣いかと、、。
脚本とキャスティング、本当に大切だなあと、観てる最中から考えてしまいました。
脚本や演出のクオリティがドラマと違いすぎる
ドラマ版が大好きでDVDも購入し何度も見てました。ドラマ版は繊細な心理描写や役者の演技が素晴らしく、とにかくはまりました。BLというテーマへの着目もいいなと思ってました。同じスタッフ・キャストで作る映画版ということで、予告編を見て一握の不安を覚えたものの、とても楽しみにしてました
・・・・が今作はとにかく別次元。ドラマ版とはまったくの別物です。ここまで支離滅裂なストーリー展開になるとは思わなかった。世界観を壊さないでほしかった。どのサイトでもReviewの点数が驚くほど高く、ファンが応援したい気持ちはわかりますが、フェアな評価ではないと思います。このクオリティのもので満足してしまったら、もし次回作が作られたとしてもこの程度になってしまうので、評価はちゃんとすべきだと思います。
まず、なにがひどいかというと脚本と演出。
台詞やキャラクターの掘り下げが浅い。ジャスティスや狸穴といった新キャラの設定も終始不可解でした。ちずがファンから人気ないとはいえ、なんなのかあの扱いは・・・と思うほどひどかったです。全く話に絡んでこない。そのほか、花火大会での「牧の顔ってベビーカステラみたいだよね」の後での唐突なシーン切り替え、なんなんでしょうか。火事のシーンも、爆弾はすぐ窓の外に投げられるし、熱いのにスーツ姿で逃げ回り座り込む・・・。ツッコミどころあげたらきりがありません。コメディに振り切るならいいのですが、この程度の視聴者層だと思われていたのでしょうか。まぁ唯一よかったのは最後のキスシーンくらいでしょうか。
あとはみなさん俳優陣を評価してるようですが、正直よくなかったと私は感じました。
蝶子さんも、春田も泣くシーンで涙出てないし(涙が出るようなストーリー展開ではないので泣けないのも仕方ない)、ドラマ版であったような関係性が感じられなかったです。この脚本で感情移入するほうが難しいと思うので俳優陣も大変だったんだろうなぁと思います。春田のキャラもおおげさだし、たまに手塚翔太を見ているかのようでした。
もっというと、衣装もよくなかったです。特に宮島さんのスリット深いスカートが気になった。
このレベルの作品であればもう次回作等は結構です
ドラマの良さを再認識 ※追記あり
SNSでは絶賛しているコメント圧倒的多数で同調圧力が凄いですが、ドラマファンとしては思ってたのと違う、やっぱりドラマが1番というのが率直な感想です。海外ロケや新キャラ2人に加えて令嬢まで登場させたためかあまりに盛り沢山すぎて話がとっ散らかってしまったという印象です。さらに部長、主任やマロ&蝶子、鉄平兄&ちず等ドラマ版からの人物全員のエピソードを入れるとはるたんと牧くんのシーンが少なくなり雑になるのは必然。
映画なので大人から子供までパッと視覚的にすぐ理解できて笑える・楽しめる作品にしようとしたのは分かるし、コメディ映画としては確かに面白かったです。サウナのシーンはもちろん、部長がジャスに嫉妬心むき出し&はるたんに人工呼吸をめぐって牧くんと争うシーンなどは爆笑でした。だけどドラマ版があまりに完璧だったので、ドラマ版の最も大切な牧くんの切なさ・健気さやはるたんのお人好しでいつも優しいところがすっかり消えてしまっていたのは残念でした。あの辛い涙の別れから「ただいま」「おかえり」でやっとお互いの気持ちが通じあったのが何もなかったかのように、なぜか牧くんは突如仕事人間みたいになってはるたんを避けるような言動、しかも夢?って、、え?牧くんの夢ってはるたんと幸せに暮らすことじゃなかったの・・?会社で大きなプロジェクトを成功させることなの??あんなに大好きだったはるたんに異動のことも過労で倒れたことも教えないってどうゆうこと?!はるたん海外赴任中に何かあったのか、あの浮気現場(本当は何もなかったけど)を見たことだけで牧くんがここまで変わってしまったのか、何も描かれていないのですごくモヤモヤ・・。
あの優しいはるたんが牧くんに「イライラする」なんて言うのも不自然に感じた(このセリフ聞いた時ショックでした)し、狸穴さんのことを牧くんに確認もせず一方的な思い込みで嫉妬して「別れようぜ」と簡単に言っちゃうし・・え?そんな事で別れちゃうの?なんでもっと二人できちんと話し合わないのかな?ドラマの時もそうだけど話し合って誤解が解ければ別れる必要ないのに別れちゃう、またそのパターン。
春田母が突然戻ってくるのも唐突。息子が家事できなくてダメになるのを案じて家を出たのにまた同居して世話するつもりなのか?アタル君って誰?だし、店はどうした?
しかも牧くんは自分の家族にはるたんを紹介してるのになぜか春田母に付き合ってることを隠そうとするのも謎。まるでもう別れるつもりであるかのように牧くんサッサと出ていっちゃうし。本社と営業所、会社でも会えないのになんで?
あと、ちずと牧くんがやけに仲良しなっているのも違和感が。ドラマでは最終的にはるたんは牧くんを選んだけど「春田さんといても苦しいことばっかりです」の最大の原因はちずだったはずでは?はるたん・牧くん双方の気持ちを唯一知ってる人物でありながら「自分がすっきりしたいだけ」と言いつつ奪う気満々ではるたんにガチ告白したちずと牧くんがなぜそんなに仲良くなれるのか。しかも案の定、外人彼氏とは既に別れていてフリーなのだからもうワンチャン?狙う可能性もゼロではないはずなのに。(ちずはこの先誰か別の人と結婚しても生涯はるたんのことが1番好きなんだろうと思う。妹的な立場を利用してずっとはるたんのそばに居続けそう←あくまで個人的見解(笑))
新キャラの二人あまり期待してなかったですが良いと思います。この映画で最もウルっとしたのは花火大会でジャスが自分の家族を亡くしていることをはるたんに話すシーン。狸穴さんが最後にお父さんの店を訪れるのも良かったです。
冒頭の海外ロケ長すぎると思うし、ジャス&令嬢の挙式シーンも"なんでこの二人の結婚式見せられなきゃならないの?"という感想しかない。あと、爆破もやり過ぎだな~あんなに何回も爆発要らないと思った。その分、牧くんが指輪もらったところを見たかった!はるたんがいつの間にか指輪してるしそのあたりもちゃんと見せてほしかった‼もっとはるたん牧くんのシーンを丁寧に描いてほしかった、、。
批判的なことばかり書いてしまいましたが、とにかくおっさんずラブ大好きなのは変わらないし、少ないけど可愛いはるたんと牧くんのイチャイチャシーンを大画面で鑑賞しにまだまだ映画見に行きます❗
「これで完結」「このキャストで最後」とやたら強調してるような(わざとらしく?)気がしますが、私はきっと第2弾、第3弾を山本監督、Yuki監督が撮ってくれると信じてます!せっかくはるたんが帰ってきたのに今度は牧くんがシンガポールでまた二人は離ればなれ。これで終わりのはずがない❗❗❗二人の結婚式のシーンを見届けるまで死んでも死にきれない(笑)
追記:公開初日、2日目と張り切って?鑑賞しあと数回は見るつもりでしたが、今日9/16に購入済のムビチケ消化してもう終わり!って思いました。合計3DEAD!絶賛派の方が言っている"2回以上見た方が面白い"・・とはならず、むしろ段々冷めてきた感じです。1回目見終わった時「そういえば全然泣かなかったな~」あれっ?と思った(試写会で見た人のコメントに号泣とかハンカチ2枚必要とか書いてあったんで)のですが皆さんのレビューを読んで理由が良~~く分かりました。不要なシーンばかりで大事なとこがほとんどカットされてるし、キャラが大改変で中身は別人になったのかと感じるほどだし、取って付けたような"夢"とか(なんか薄っぺらい)、突然"子供が大好き"とか言い出すし、なんじゃそりゃあ~~??なことばかりでとても泣けないわな~~。子供のことなんて「それを言っちゃあおしまいよ」じゃないかと?そもそも異性カップルだって子を持たない方はたくさんいるし、最初から分かりきってる事をいまさら言う??・・かなり引きました。
オフィシャルブックも買ってないし、サントラも予約してません。展行ったけどグッズ何にも買いませんでした。
新キャラ二人入れたなら、ちょっとかわいそうだけど"わんだほう"のシーンは不要かと、、話の筋的にも尺的にも。帰国した日わんだほうなんか寄らないでまっすぐ帰って牧くんとゆっくりご飯(もちろん唐揚げ)食べてほしかった!!!
まさか映画化されてこんな話になってしまうとは予想もしておらず少なくとも続編では全くなく、これはもう番外編と理解することにしました。映画化によってずっと神隠し状態だった牧くんが徹子の部屋、Qさま、帰れま10等々たくさんのテレ朝の番組で見られてそれだけは良かったと思います。
season2本当に来月から放送されるのでしょうか?不安だらけです。突貫工事で作った駄作より、来年、再来年・・いくらでも待つので去年のドラマ版の"本当の続編 "を放送してほしい。
愛が溢れる、ファンへのご褒美映画です
製作チームやキャストさんの熱量、ドラマを盛り上げてくれたファンへの愛がすごかったです。とにかく全力です。ドラマは繊細に描かれていて、映画はまるでお祭り&打ち上げ花火でした。比べるものではありません。感謝しかないです。1回目より2回目が、2回目より3回目がどんどん味が出て涙が溢れ、笑いと幸福感が広がります。内容に無理があったりハチャメチャなのは、もうそれはそれで「おっさんずラブ」なんです。余白がたまりません。想像力を鍛えられます。神様、こんなにも消えてくれない映画は初めてです…今日で4回目。あと何回みんなに会いに行こうかな。どの登場人物も平等に愛してます!製作チームのみなさんのことも、共におっさんずラブを応援しているOL民の皆さんも大好き‼自分の中に、こんなに愛が溢れたのは人生で初めての経験です‼本当に本当にありがとうごさいます‼
初見の評価は低かったですが
笑いを求めるなら充分満足できる映画です。 早い展開でまどろっこしい場面はありません。老若男女楽しめる映画です。 以下はおっさんずラブ好きな方にお伝えしたいです。 本日3度目の視聴をしてきました。 1度目の印象は良くなかったです。 語られていない部分が多くて、展開が早いのでストーリーを補うのに忙しく、登場人物たちの機微を考える余裕がありませんでした。 正直私が望んでいた物とは違うと感じました。 公開前に3日分のチケットを押さえていたため、気乗りのしないまま2度目の視聴。 流れが分かっているため、役の心情を考える余裕がありました。 雑に感じていた印象が変わってきました。 3度目の視聴 いままで見えていなかったそれぞれの表情。感情の動きよく分かりました。 語られていないと思っていた彼らの心情は変わらずそこにありました。 ドラマから何も変わってないですよ。 私たちが好きなおっさんずラブはここにありました。 ドラマは何度もみているのに、映画が1回で理解できるなんて思ったらいけなかったのだと思います。 私もずっと二人で居られるハッピーエンドを望んでいました。 でも、ラストシーンは二人の未来へのはじめの一歩だと思えました。
「ラブ」を語りすぎないとこが好き
泣くつもりなかったのに泣かされたし笑った。 大味なお祭りシーン多めで、ふとした瞬間のシンプルなメッセージが響く。 スピード感ありすぎていろいろ細かいところ見逃してそう。また行きたい。 個人的に、ベタな王道展開のラブコメディ(褒めてる)なのに、余白があるのも好きなところ。 正解のない「ラブ」を1から10まで見せる無粋さはなくて、いろいろ想像の余地を残してくれて、彼らはこれからも生きていくんだろうなと思った。 全員が愛すべきキャラクターすぎて、無限に掘り下げてほしくなってしまう…
違う違う、そうじゃな~い~
おっさんずラブのドラマが大好きで、正にリアタイで楽しんでいました。
DVDも公式本も持っている1ファン(特に牧のファン)としての、忖度なしのガチな感想です。
今回の映画、予告から爆破シーンなど盛り沢山で、嫌~な予感はあったものの、直前のSNSには花火大会デートやネクタイくいっシーンが発表され、気持ちが再浮上!
それゆえ、「やっぱりかー」というガッカリ感が余計に強くなり、残念でなりませんでした。
とにかく一番残念だったのは、生活感のなさ。
「これから一生牧と一緒にいたい」と春田は言うものの、今回の映画にそういった日常がないために、私たちは見てきたドラマから彼らの日常を思い出すしかない。
春田と牧が食卓を挟んで他愛もない話をしたり、笑ったり、ふざけあったりが皆無だなんて、誰が予想しただろうか?
なんてこった!
いや、そこは映画(お祭り)ということで100歩譲りましょう。
問題はココ。
倒れてしまうほど頑張っている大好きな牧を目の当たりにしながら、彼の夢(目的がぼんやりとした都市再開発)に全然共感したり応援したりできないのは、私がエリートじゃないから?
いやいやいやいや。
あんなに住民を苦しめないと掴めない夢を夢と言われて、応援できる天空不動産ファンはいないでしょ?
もしもね、牧の夢がもっと皆に理解されやすい夢で、共感できて、応援できて、その上で春田とのすれ違いだったのなら、例の爆破シーンですら、きっと心の底からドキドキできたはず。
てかさ、夢を叶える為とはいえ、あんな風に天空不動産の元同僚たちにも容赦なく、意固地に拗らせた牧を見ていたら、
「もう別れちまえ!!」と心の中で叫んだわ。
(昨年の春は牧の不器用さ繊細に涙し、本気で応援していたのに(泣)
牧、お前変わったな……
(ついでに春田もな!)
私は別に、春田と牧の結婚式や指輪を渡すとこ、ましてやラブシーンなんて全然妄想や想像で大丈夫なのです。
だから春田と牧の心の動き、そして二人の会話をもっともっと見せて欲しかったな。
そしてファーストネームで呼ぶのも、キスをするのも、一緒に暮らす家(彼らの二人の空間)でして欲しかった!!
というところです。
それでも星が一つとかじゃないのは、
やっぱり面白いから。
そしてみんなカッコイイ!
そういうわけで、続編(牧と春田の日常)に期待します。
できたらドラマで。
※あくまで1個人の感想です。
※とはいいつつも、お祭りが終わったあと姿を眩ますであろう牧のロスになるんだろうな(泣
期待してただけに残念でした ※追記あり
ドラマが大好きで、映画化の話が出てからずっと楽しみにしていました。鑑賞後に読もうとパンフレットも買い、いざ!と鑑賞した映画は私にとって満足のいくものではありませんでした。
映画で登場する狸穴と正義もキャラとしては濃かったのですが、ストーリーがトントン進んで行く間に感情移入するまでには至らなかったです。
序盤、なぜそんなに尺を取ったのか?という春田が街中を駆けるシーン。ここを一分縮めれば違うものを盛り込めたのでは?と思いました。
爆発後の牧と春田が取り残され告白するシーンも、感動的なものにしたくじっくり時間を使ったとおもうのですが、個人的には少し長いなと感じてしまいました。
部長と牧の子供の喧嘩のようなやりとりはドラマのころの楽しいままで、ここはやっぱり好きだなと思いました。
せっかくの劇場版、すれ違いばかりではなくもっと牧と春田が意思疎通をするところが見たかったです。
※追記
やっぱり映画として脚本がイマイチなのかなと思いました。バタバタと変わる展開。テンポがいいと言えば聞こえは良いですが、ただ急いでる印象。監禁、爆発、はコメディとして捉えましたが、そこから急なシリアスさを持ってこられても感情が追いつかない。
マロと蝶子の関係ももっと丁寧に描いてもらえるかと期待したのでそこも残念。
「家族」がひとつのテーマだったのかと思いますが、映画内で何組かが結婚で結ばれ家族になるのも詰め込んでしまったのかな…と。
パンフレットはまだ読む気にはなれません。
残念でした。すみません、、
ドラマが本当に好きだので、残念で仕方ありません。 悲しい。という言葉が一番しっくりくる感じです。 映画はドラマとは全く異なる世界観、 始終、ドタバタ劇なエンターテイメント娯楽映画という感じでした。 ドラマを丁寧に、深く、繊細に作り上げてくれた同じ製作者が作ったのとは思えないくらいでした。 注目されそうな派手な演出で、この作品をより多くの人に知ってもらいたかったのかな。。 でも、この内容では作品の良さは全く伝わらないんじゃないかな。。 唯一、、春田と牧の心の揺らぎ、葛藤、お互いへの想いはしっかりと伝わってきました。 インタビューで田中圭さんも、そこさえブレなければ、、と仰っていましたが、 本当にそこだけは深く伝わって来て、涙が溢れてきました。 役者さんの演技はどなたも素晴らしかったです 。 ドラマを見ていなくて、映画を始めてみた方にとっては、笑いあり、涙あり、爆発、マフィア、、、盛りだくさんで楽しい映画かもしれません。 でも、私にってはドラマと同じ作品とはどうしても思えなくて、ドラマの良さまで壊してしまう映画でした。 この作品を私より愛していたのは製作者さんたちだと感じていたのに、残念で仕方ありません。
ファンへのご褒美でありお祭りだった
昨年ドラマを見た後、感動のあまり一体どうやって恩返しすればいいんだ!ってなったファンが経済を動かし上層部を動かした結果、今回の映画が誕生しました。 内容は素晴らしすぎて、尊くて、感謝が止まらなかった。 劇場版おっさんずラブは、『映画』というジャンルの中での評価は低いという思う。 でもドラマを評価したファンに向けて作られた続編としては、最高の最上のこの上ない仕上がりでした。 ぜひドラマをご覧になってからみていただきたいけど、 劇場版を見た後にドラマを見ても絶対に後悔はさせません! 非現実的な部分が多々あるのもご愛嬌。 笑いどころとツッコミどころ満載だけど、 ピュアなラブストーリーの先にある物語としての軸はぶれないでいてくれて本当に感謝です! 生まれて初めて映画館に通っています。 公開3日目にして5回みました。 公開終了まで何回行くかはわかりませんが、とにかくまたみに行きたい!
演技が素晴らしい!
ストーリーとしてはハチャメチャで、なんで?ってところもありますが、そこはお祭り映画ということでご愛敬。なにより俳優さんの演技がとにかく素晴らしい。 田中圭さんの顔芸と真剣な愛情表現のギャップ、林遣都さんの切なみと意外と狂犬ぶり、吉田鋼太郎さんのコメディセンスは脱帽。 ドラマを必ず見てから映画を見た方が、何倍も楽しめます。 何度も見ても、違う感覚で見れると思います!
春田からの悪いところ10個と牧の一途なウソ
ドラマのときから1回目と2回目で印象が大きく異なる作品のため、2回視聴し、その後考察したことを確認するために3回目を視聴して、レビューしています。
1回目は案の定、これなら映画にしない方が良かったストーリー破綻のお祭りファンムービーだと思いました。演者はもれなく上手、スタッフの熱意も十分伝わり、笑えるし、ほろりとする部分もあるけど、なんだか消化不良。この時点であれば評価は☆3が限界でした。ただ、スタッフ・キャストとも全力で作った悔いはない自信作だと何度も伝えていたため、なぜ自分が納得できないかを頑張って考えながら、ストーリーや各キャラクターの立ち位置を理解したうえで2回目を視聴。
結論として、牧の本心がドラマ以上に見えにくいことが原因でした。劇場版ではドラマより色々スケールアップしていて、コメディ部分に関しては言わずもがな、春田は大騒ぎ、爆破ありと「動」が激しい分、ラブとして牧の「静」はよりひっそりと沈み込んでいました。
劇場版の牧は歯切れが悪くモヤモヤした印象で、違和感があります。仕事>恋愛だからかな、と思えば春田のピンチに上司全無視で飛び出したり。春田への小言を飲み込んだり。どうしてかな、と思いましたが工場で二人が炎に囲まれるシーンで色々解決しました。
春田が牧に自分の気持ちを伝えるシーンの最初に、結婚しようって言ったけど男同士だから法律上できないし、俺子供好きなんだよね、と言います。この時、牧は当然だというような表情をしていました。ここから、牧は春田は子供が好きで元々女性が好きな人だから、いつかは普通の結婚をして普通の家庭をもつだろう、それこそが春田の幸せだと考えていたのだろうと思いました。
自分以外の誰かが春田を幸せにするということ、つまり牧は終わりのある恋愛だと思って春田と接していた。だからこそ未来のことは考えていなかった。また、ドラマでもう我慢しないといった通り、牧から終わらせる恋愛ではなく、春田から終わらせられるその時まで、と自ら断ち切ることもしなかった。春田にいつか訪れるであろう幸せを考えると、偏見にさらさず変な男を近寄らせないよう必死に守る一方で、仕事や体調不良で春田に負担をかけることでフられるのではないかと怯えて少しでも長く一緒の時を過ごせるように行動をしていたのでしょう。前にも後ろにも動けないためモヤモヤしていた印象に。いずれも春田に幸せになってもらいたい、ただそれだけだったのかなと感じます。
劇中では、「結婚って本気で言っているのか」と思わず言ったり、春田の母に友人で通したり、自分の仕事を良く思っていない春田に仕事の話をしなかったり、部長の再アプローチを全力で阻止したり、過労で倒れたことを伝えなかったり、春田からの別れでは取り乱さず笑顔で応じたり。健気で一途です。
炎に囲まれるシーンはその後、春田が牧へ「二人で生きていくうえで考えた嫌なこと」を伝えました。おっさんずラブでは「悪いところ10個言えますか?」が見どころの1つで、単発ではハセから、連続ドラマでは牧から、劇場版では部長から、それぞれ春田へ悪いところも好きという、より上の好きとして表現されていました。春田から牧へは、春田なのでハゲとかデブとか情緒もデリカシーもない言葉ですが、今現在ではなく未来について、春田なりに牧が死ぬまでを想定して言葉が紡がれます。その数、11個。+1っていうのは悪いところがいくつあっても良いということでしょう。そして、牧でなければいけない、牧でなければ幸せじゃないと真正面から伝えます。
春田に幸せになってほしかった牧。自分は何もわかっていなかった、わかろうとしていなかった、春田と向き合うことで関係性が壊れることが怖かったから仕事を言い訳にしていただけだった、と臆病な自分を認めます。そして、春田の幸せのために自分がではなく、春田でなければ自分は幸せではない、とやっと認めることが出来ました。
神様もいなければ、指輪もなく、服はボロボロ、祝福してくれる友人もいない、王子様も助けに来ない、死にそうな状況で、二人は好きだけではない、確かな「永遠の愛」を知りました。Love or Deadじゃん…。
工場から二人で支えあいながら出てきたことから、二人は互いを支えあいながら生きていくことを選択したんだなぁ、と3回目で涙、涙。
二人がこの結論にたどり着くには部長の存在が必要不可欠ですね。春田の背中を押し、牧に叱咤激励する様は圧倒的ヒロイン!かまってヒロイン爆誕、は本当に好きです。その通り(笑)
ただ成就する恋があれば、敗れる恋もある。部長は敗れた恋を受け入れることで、少女漫画のような恋は終わります。これは完結だ、完結しちゃったよ、と涙。
劇場版はいたるところにいろんな形の愛が確かにあって、特に春田と牧の胸を穿つ愛に深く感銘を受けました。おっさんずラブの凄いところってこういう何度も見ることで気が付く繊細な表現だよな、と実感。各キャラクターが良く作られていて、荒唐無稽なこの世界観を見事に完成させています。キャストの方々、本当にすごいです。吉田さんは言わずもがなです。田中さんは春田を確立させましたね。林さん、牧をよくここまで表現しきれたなと拍手。
劇場版すごいじゃん!数段パワーアップしてる!ということで☆5。見るたびに新しい発見があるため何度でも、また見に行きたくなる映画です。
かなり盛況な感じ
予想どおり観客の8割以上が女子。しかもかなり年齢層の幅が広いと感じました。圭くん狙いなんでしょうね。 興行収入ランクインしそうです。 流行語にノミネートされた勢いはダテではないのかも。 テレビシリーズ観てないので、詳細な繋がりは知らないが楽しめる作品でした。
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