「世界と犬をまたにかけたコメディ」ジョン・ウィック パラベラム SHさんの映画レビュー(感想・評価)
世界と犬をまたにかけたコメディ
ここまで徹底的に殺戮の仕方を追求してくると、もはや笑うしかない。しかも、内容が何が何だか分からないというのが正直なところで、どんなつながりなのか、なんでその場所へ行っているのか全く分からなくなってくる、1も2も見ているのに理解できないのはこちらの記憶が悪いからなのか…
敵も味方もごっちゃごちゃに殺し合うところが悪いところでもあり良いところというかオモロいところ。世界中を舞台にする壮大さは気持ちいいものがあるけれど、細かなところは粗だらけ?日本人としては日本の描写にそう思ってしまうわけで、各国のお国の人は自国の描写をどう思うのだろう・・・などと疑念的な感情が終始渦巻いた。
相変わらず犬の描写は最高。それがなかったら何気に見ていられない作品かも、なんて思ってしまう。
想像以上に笑えるけど、決してよろしい映画ではないはずです。
そして次もあるんだろうなぁーと思うと、楽しみと憂鬱な気持ちが混在してしまうのはなぜなんだろう。
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SHさんのコメント
2019年10月9日
kossyさんへ
アクション映画であるのは間違いないとは思うんですけど、その枠をはるかに超える何かがありますよねー。
確かにホラーなどと共通する、この世のものとは思えないこのイマジネーションは、凄すぎる…