劇場公開日 2019年10月4日

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「ひたすらひたすらバイオレンス」ジョン・ウィック パラベラム おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ひたすらひたすらバイオレンス

2019年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

シリーズ物なのは承知の上で、前2作は未観賞のまま突撃してきました。序盤からアクションの連続で、予想以上の激しさに驚きました。銃撃戦、肉弾戦、バイクアクションと、なんでもありの迫力のバトルは圧巻でした。

しかも、これでもかというほど敵に銃弾を撃ち込んだり、執拗にダメージを与え続けたりとなかなかエグかったですし、ジョン・ウィック自身が激痛に顔をゆがめるようなシーンも何か所もあり、見ているこちらにも痛みが走りそうでした。とにかく全編にわたってひたすらバイオレンスで、本作がR15+なのは納得です。

そんな見ているだけでも疲労感を覚えそうなアクションシーンを、50代半ばのキアヌ・リーブスが演じているのは本当に驚きです。多彩なアクションを堪能できるので、彼のファンなら見て損はないと思います。

ただ、ストーリーは完全に初見殺しです。冒頭でさらっとおさらいシーンっぽいものが流れますが、それだけでは到底理解できません。我慢して見ていればそのうち理解できるのかとも思いましたが、わかったのは「組織の掟を破ったジョン・ウィックが刺客に狙われ、許しを請おうとしている」ということぐらいでした。ストーリー上さまざまな人物と絡み、彼らは過去に因縁のあった人たちばかりのようですが、それがわからない自分には意味不明なシーンの連続でした。というわけで、アクションは楽しめても、単品ではストーリーの良さを味わえない印象の作品でした。

おじゃる
2019年10月5日

初見殺しされましたかw

巫女雷男