「アクションは最高! 気分はモヤモヤ⤵」ジョン・ウィック パラベラム bionさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは最高! 気分はモヤモヤ⤵
アクションは最高だね。ジョン・ウィックⅠを見たときの衝撃はないけれども今回も最高のアクションをみせてくれた。特に、馬をつかったアクションがよかった。襲ってくる殺し屋に対して、タイミングよく馬をひっぱたいて、強烈な馬の足蹴りを食らわせるシーンも面白かったし、西部劇よろしく、馬に横乗りしながらガンショットするキアヌも新鮮味があってよかった。
ジョンが命からがら向かった先は昔、メンバーだったベラルーシマフィア。バレエを指導する東欧マフィアの女ボスが、いかついタトゥーだらけの子分を従えて登場。女ボスへのチケットの支払いが、いかにも東欧マフィアの掟でありそうで、ジョン試練が続く。
チケットの行き先は、なぜかカサブランカ。カサブランカでは、因縁のある女性支配人とのやりとりもハードボイルドでGood。ハル・ベリーがかっこいい。ワンちゃんもお股ガブリを連発して大活躍。
ここから反撃かとおもいきや、物語が突然、まさかの迷走。「ジョンと一緒に溜め込んだ俺の怒りの気持ちをどうしてくれるんだよ。」と叫ばずにはいられないシーンも。まさか、マトリックスと同一ユニバースってことはないよね。
それでも、「Guns! Lot of guns」のセリフを聞いたときには、マトリックスの見たときの衝撃も蘇り、気分は最高潮に。流れるヴィヴァルディの冬がマッチしていてぞくそくする。マガジンを神業のごとく取り替えながら弾丸をぶっ放して、丁寧に敵を倒していく。やっぱりジョン・ウィックはこうでなくっちゃ。
気分がすっかりあがってきたのに、ストーリーはまたもやダッチロールを始めてしまう。
おいおい、殺し屋同士の真剣勝負もいいけど、俺の気持ちはどうしたらいいの。
下手な日本語をしゃべるんじゃない。なぜ、真田広之をキャスティングしない。
微妙な気分でエンドロールを迎えてしまったが、ジョン・ウィックは好きだから次も見るよ。
コメントありがとうございます♪
さすがにそれはブッ飛び過ぎですが(笑)、『ジョン・ウィック』は超絶アクションの連続なので、案外無くも無いような…なんて(^^;
第4弾は2021年!
アメリカでは5月21日で『マトリックス4』と全くの同日公開になるらしく、日本でもそうなったらなぁ…と楽しみに待っています。
…けど、今コロナで『マトリックス4』の撮影が一時ストップしてるとか(>_<)