屍人荘の殺人のレビュー・感想・評価
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衝撃の結末
コメディーミステリーかと思いきや、衝撃の結末でしたね。自分のワトソンを手に入れることが、2人を合宿に誘った目的だったのですね。でも何で葉村くんだったのか。明智くんがホームズと呼ばれていたことから、ライバル意識を燃やしていたのかもしれません(2人の推理が当たっていなかったことは知らないはず)。また、よく身近に事件が起きて疫病神的な扱いを受けていたと言っていたので、助手を持つことに憧れていたのかも。いずれにしても、葉村くんに惹かれたというよりは、明智くんへの嫉妬心が動機付けとして強かったのでしょうね。
それにしても剣崎さんはかなり癖の強い女性ですね(笑)。オタクっぽいというか。喋り方がかなり独特です。
全体的に笑えるネタが散らばっており、楽しく観れる作品でした。
公式サイトの人物紹介も、なかなかエッジがきいてますね(笑)。
それにしても、ゾンビ達は何者なのでしょうか。ストーリーにおいては間違いなく重要人物(人物?)ですし、犯人もゾンビの発生は想定外だったようです。ゾンビのウイルス拡散は剣崎さんが絡んでいるのでしょうか?確かに、ゾンビの姿になった明智くんだったら、迷いなく殺せますし。。。
原作の著者は今村昌弘さん。本作品はデビュー作です。公式サイトのコメントを見る限り、原作とは少し雰囲気が違う作品になっているようです。原作も気になります。
後味の悪い作品ですが、個人的にはそういう作品が好きなので、このもやもや感がまた良いですね。
ただ1つ、予告と印象がかなり違いました。思わせぶりというか。
思ったよりもミステリー
2019年の8作目。神木隆之介演じるヒロインを、浜辺美波演じる勇者が略奪する物語(おい)。
ここのレビューのタイトルでネタバレされたけど、思ったよりもちゃんとミステリーしてました。
半分は浜辺美波目当てですが、若手の芸達者が集まって、なかなか見応えがありました。矢本悠馬はエンディングロールで、「あ、あの役だった」と思い当たったくらいで、役になりきっていたかと。
伏線が分かりやすいので、明智先輩程ではなくても、中盤で犯人は分かると思いますし、最後の一人の時に確信しました。二度殺すためというのは思いつかなかったので、単に合法的に殺すためかと思ってました。
ネタバレと言うほどではないと思いますが、念の為ネタバレマークを付けときます。
補足
最後印象に残ったのは明智の最期。葉村は生存を信じていた明智ですが、「しぶとい
」明智はウィルスに操られながらも最後に剣崎に葉村を託したと信じたい。
TRPGリプレイが好きな人は絶対好き!
盛大にネタバレを観てしまった為(タイトルに書いてしまうのは反則だ〜!)
舞台設定については衝撃が少なかった(ため、世界観に入り込みやすかった)。
3.8くらいのイメージです。
テーブルトークRPGリプレイが好きな人は絶対に楽しめる!と思いました。
武器、バトル、INTや体格が問われるイベント発生……!
ちょっとした無理のある設定も、「これはテーブルトークRPG」だと思うとワクワクしてくる不思議(笑)
おしむらくは、この独特な世界観をつかみきれぬままアクトをすることになった役者陣。
実力のあるキャスト陣も、この世界に振り回されてしまい、デフォルメなのかリアリティなのかどっちつかずのままに演技をすることになり退場してしまった印象。
それが、全体にチープな印象を漂わせてしまった。
唯一、この世界に開幕から閉幕まで自然に存在し続けることができたのが浜辺美波さん。
賭ケグルイ等の演技の経験か。
この世界観を理解した上で再度取り組んだなら、もっともっと面白くなるのでは、と感じました。
説明不足、伏線の張りの甘さ等を感じつつも、ミステリー要素もきちんと盛り込まれており、後半はグッと入り込めました。
最後にもう一度、TRPGリプレイが好きな人は、絶対わかっていただけるはず……(笑)!
面白かった!でもなぁ、、
中村倫也さん目当てで行きました。なので少し残念でした。CMや舞台挨拶の時も割とメインに出ておられたのでもっと出るのかなと思いきや序盤だけだったのがかなりの驚きでした。
ストーリー的には面白かったのですがゾンビやオバケ系のホラーが無理な私からしたら少しきつかったです。予告でもそんな気配なかったので安心しきっていたのに、、、って感じです。
あとは終わり方も少し残念でした。ゾンビの事件に関しては全く触れない終わり方もなぁって感じました。それなら序盤に浜辺美波ちゃんがあれだけ鐘に拘ってた感じだったので鐘で何かしら終結があっても良かったんじゃないかなと素人ながらに思いました。
でも楽しく見ることが出来たので満足です。
序盤から思わぬ展開に・・・
面白そうなミステリー映画!役者も好きな人ばっかりだー!と思って観賞。
でも途中から、んんん??これミステリー映画だよね・・・??と頭の中混乱。
ゾンビ7割、ミステリー3割くらいの内容で衝撃でした笑
中村さん目当てで、ゾンビものとか苦手な友だちとみにいったのですが、「こんなの聞いてない!!中村さんほとんど出てないし!メインキャストと思ってたのに!しかもゾンビとか無理だし!」と怒ってました笑
わたし的には予想と違って最初はとまどったけど、そういうものとしてみればなかなか面白かったです笑
神木くんとみなみちゃんのコンビも可愛らしいし、ちょこちょこ笑えるところあって和みました。
まぁ、最後はよくわからないまま終わってスッキリはしなかったけれど。
え、
星1はキャストに対してです。ただの予告詐欺映画でした。中村倫也さんの大ファンなので見ましたがほとんど出てこないし、犯人も容易に予測できてつまらなかったです。わたしは映画のレビューは見る前は絶対見ないからゾンビ映画なんて全く知らなかったので見てから友達と後悔しかなかったです。テレビであんなにコメディ感溢れる番宣をしていますが子供が見たらトラウマになりそう。怖いのが嫌いな人は見ない方がいいです。浜辺美波はかわいいです。
あの原作でこんな雰囲気の作品にするとは…
原作は読了済。原作は面白く読ませてもらった。本格ミステリーとしてのクローズドサークル(隔離された空間)の作り方が斬新!と。
で、それを映画化した本作。予告編からして怪しい雰囲気はあった。ふざけたテイストにしてる感じのやつ。
原作読んだ人間からすると、原作の改変が気になる。そのままやるには時間がかかりすぎるからなのか。もっとミステリー色の強い脚本にすればよかったのに。
浜辺美波はかわいかったが、喋り方が若干違和感を覚えた。矯正したからなのか、滑舌悪くなってない?
全体的に笑いをとろうとするシーンも今一つだった。笑わそうとしなくてもいいのにな。もっとミステリー主体でよかった。
そして続編を匂わす件も弱いのよ。元々原作も続編ありきじゃないけど、ウィルスの開発者とか拡散者のことはボカシてる。次がありそうな雰囲気にしておけばいいだけなのに。
無料パスなので文句言えませんw
ジュマンジとコレは、パスの予定でしたが・・・
時間が空いたので、予告詐欺だと酷評吹き荒れてる『屍人荘の殺人』をフリーパス鑑賞7本目。
予告見る限り月9ドラマのシャーロックと同じ設定の推理系コメディバージョンと思わせるけど・・・
そりゃ、、、特に子供連れとコレ系嫌いな人は怒るよね(^◇^;)
私は、実は△ン▽映画!(◎_◎;)って知って観たので、意外に面白かったです。
神木くんのあの役柄は鉄板だし、皆さんの言う通りただただ浜辺美波ちゃんは可愛い。
(私的には、もう少しふっくらした方がいいように思う)
ただトリプル主演級な活躍をすると思われた中村倫也さんの扱いが気の毒なくらい雑ッ_:(´ཀ`」 ∠):
で、事件は解決するものの、△ン▽は謎のまま・・・脚本も雑ッ、、、コレ続くのか!?
その場合は、深夜ドラマ枠でお願いします。
ミステリーとしては
犯人や動機等ありきたりな流れで
ゾンビが出てきた理由も良く分からなかった。
それと葉村くんのヒモを使ったアレは
実家の義母が誤ってやってしまった時に
困窮してネットで調べて実際使った事があるので(笑)
そんなの偉そうに解説されても、、
と思わざるを得ず。
浜辺美波さんが服装から仕草まで可愛らしく、微笑ましかった。
ゾンビが出てきた必然性は無かったとしてもゾンビと殺人犯混合は目新しくて飽きはしませんでした。
ミステリーでも無く、サスペンスコメディでもない残念な作品。
3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘氏による同名ミステリー小説(未読)を映画化したものということで、予告の感じもなかなか面白そうだったので、観賞してみたが・・・、これはミステリーなのか?サスペンスでもないし、ホラーでもないし(怖くない)、ゾンビコメディ(笑えない)?でもないし・・・全て中途半端な感じで、何でこの映画作ったのかな?とモヤモヤがイライラに変わり、観賞後も、あ~つまらなかった~、と思わず言ってしまうぐらい、面白くない残念な作品。同名の小説を読んで見ようという気力も失せた。
確かに浜辺美波は可愛いが、「君の膵臓・・・」の時を想うと今回の出演は、何かもったいないかな~。
ある意味、映画のテロ
原作既読なので、内容が酷いのは知ってました。でも、中村倫也さん大好きの友人に誘われ、内心イヤイヤで映画鑑賞。みなさん仰ってる通り、観る価値なしです。それについては、あえて語りません。しかし、この映画、一番問題なのは、予告の作り方に悪意を感じるところ。(私は、この映画をみ終わってから、初めて予告をみました)○○○ものを伏せたいなら、年齢制限つけましょう。途中、退席している小さいお子様連れの保護者の方を数組見かけました。おそらく予告では全く触れてなかったため、○○○ものということをご存知なかったのでしょう。小さい子ならトラウマになりかねません。あの方たちは、映画料金請求する権利ありますよ。予告詐欺と言われて当然ですね。とにかく、悪意にまみれた汚い映画です。お金を無駄にしたい方、映画館で観客のみなさんの失笑と微妙な空気を感じたい方にはおすすめです。
ZOMBIES
まさかのゾンビ映画です。
そりゃ予告編じゃ映せれんはずです。見事に騙されました。これ推理物として真面目に見てはいけないやつです。推理するのは中盤〜終盤あたりです。序盤はゾンビまみれです。
突然注射が出てきてプスプス刺してゾンビが大量発生、フェス会場パニック。いやなぜに?ストーリー構成がまるでミステリー。
神木くん演じる主人公葉村くんの成長の物語だと思っていたのですが、全て解決しちゃうのは浜辺さん演じる剣崎の方なのですね。迷宮太郎の意味とは…
問題点が多数あります。
・出目さんのゾンビ化はなぜ?
・なぜフェス会場にウィルスを撒こうと思った?
・葉村くんはなぜゾンビ化した明智さんを見たのにまだ生きてることを信じていた?
・食料がないときに生存者全員なぜ焦らない?
・死の間際なのに緊張感がなさすぎない?
・フェス研の合宿の中止予告の意味のなさ
・遺体を回収して車が通り過ぎたあとになぜ明智ゾンビがポーズを決めて待っていたのか
・次作への伏線を張るラスト
しかし良い点もあります。
・全体的にコメディタッチの部分はクスクス笑える
・浜辺さんにかわいい仕草・行動全て詰め込んだが故にキャラはブレッブレだけどかわいい(怒っているシーンなんてファンには必見です。)
・明智さんのイケイケなキャラがツボる
・槍や剣で脳天を突き刺す描写がシュールで面白い
・テンポが良いので見やすい
・ゾンビが優しい
・殺人犯の動機がシリアス
全体的にはツッコミポイントがとんでもないくらい多いのですが、笑えたポイントも多くあったのでこのような評価になっています。
浜辺さん・神木くんのファンの皆様は楽しめる作品だと思います!
個人的には矢本くんをもっと活躍させてあげてほしかった…
予告編の綺麗な編集に騙された。
原作などは一切触れず、予告編に惹かれてみました。
葉村と明智の掛け合いを見ながら謎解きをしていくものなのかと思い楽しみにしていましたがそういうものではなく、明智はすぐ消えます。
とりあえず、予告編に惹かれた人は見に行かないほうがいいです。お金の無駄です。
ただのゾンビ映画でただただ退屈な時間を過ごさせていただきました。
消化不良って感じ
予告見た限りでは、コメディやお笑い要素を含めた推理映画なのかなーって思ったけどまさかのゾンビ。
ゾンビと推理、そして少しの面白要素を詰め込んだ新しい映画で面白いとは思った。
でもそれは途中まで。
推理がなんか中途半端な気がした。
例えば、エレベーターでのトリック。銅像を動かして重量オーバーギリギリにしてゾンビを入れさせないという発想は面白かったけど、はたしてそれが犯人の女の子1人で出来るのか?
映画の最初で男性3人、女性1人プラス荷物を積んでもエレベーターは動いた。
つまり少なくともその重量にはしないといけない。
そのうちの1人分は殺すためにエレベーターに入れた男性がいるから、単純計算でもあと3人分の銅像を運ばなきゃいけない。
そしてゾンビに殺させた後にまた銅像を移動させ元の場所に戻すのを、あんな細身の女性1人で出来るとは思えない。
もし、実はすごい怪力で1人で出来たとしても銅像を引きずった跡すらないのはちょっと不自然かと。
それに結局ゾンビウイルスをばらまいた組織の謎が全くわからないままだった。
あんなにいたゾンビも一瞬で消えてたのに、明智のゾンビだけは残ってるというのも謎。
前半面白かったけど後半は微妙。
消化不良って感じ
予告見た限りでは、コメディやお笑い要素を含めた推理映画なのかなーって思ったけどまさかのゾンビ。
ゾンビと推理、そして少しの面白要素を詰め込んだ新しい映画で面白いとは思った。
でもそれは途中まで。
推理がなんか中途半端な気がした。
例えば、エレベーターでのトリック。銅像を動かして重量オーバーギリギリにしてゾンビを入れさせないという発想は面白かったけど、はたしてそれが犯人の女の子1人で出来るのか?
映画の最初で男性3人、女性1人プラス荷物を積んでもエレベーターは動いた。
つまり少なくともその重量にはしないといけない。
そのうちの1人分は殺すためにエレベーターに入れた男性がいるから、単純計算でもあと3人分の銅像を運ばなきゃいけない。
そしてゾンビに殺させた後にまた銅像を移動させ元の場所に戻すのを、あんな細身の女性1人で出来るとは思えない。
もし、実はすごい怪力で1人で出来たとしても銅像を引きずった跡すらないのはちょっと不自然かと。
それに結局ゾンビウイルスをばらまいた組織の謎が全くわからないままだった。
あんなにいたゾンビも一瞬で消えてたのに、明智のゾンビだけは残ってるというのも謎。
前半面白かったけど後半は微妙。
これは盛大な予告編詐欺でしたね(苦笑)
Perfumeファンの書店員が観て来ました。
原作小説が色々賞を取ってかなり売れていたので、ミステリ作品として期待して観に行かれた方はさぞや肩透かしを喰らったのではないでしょうか…。
私、個人としてはPerfumeの「再生」が主題歌だったので其れを聴きに行くつもりで行ったのでそこまで期待値が高くなかった事と、映画の公式サイトの原作者コメントを読んでいて「あー、かなり改変されてるのかな?」と思いつつも原作未読で観に行きました。
原作有作品の映画化と言えば「どの部分を削るのか」が肝要だと思うのですが、ミステリ作品から推理を削ったら元も子もないのでは…。
人物描写も中途半端、トリックも中途半端、ギャグ要素も中途半端…とは言えシリアスとも言い切れず…何もかもが「触りだけやりました」感が満載な気が。
物語としてもツッコミ所満載でしたね…。
「屍人」の方が全く回収されて無いので、ミステリの舞台装置として機能してる事が分からない人には、取って付けた様な意味不明の存在だったのではないでしょうか?
こんな中途半端な捻りもないトリックで、
『このミステリーがすごい!2018年版』第1位
『週刊文春』ミステリーベスト第1位
『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位
奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作。
……と迄言わしめる筈がなかろう…と、原作を読む事を決意しました(笑)
(そう言えば、創元社さんも「映画公開から文庫が更に売れているのはそう言う事(どう言う事?)でしょうか?」とおっしゃっておりました…。)
でも、取り敢えず最後まで鑑賞出来たのは
浜辺さんのベラボウな可愛いさと
(普通にTVにご出演されている時にはそんな事思わなかったんですが)
神木隆之介氏はやっぱり神だったんだな…と(演技力諸々)
この2人のコンビと脇を固める俳優陣で何とか破綻せずに成立していた気がします。
中村さんお目当ての方には…何とお悔やみを申し上げればよいのやら…。。。
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