「可愛いだけで★5つけてもええんじゃろう?」屍人荘の殺人 裕翔さんの映画レビュー(感想・評価)
可愛いだけで★5つけてもええんじゃろう?
映画
謎解き★☆☆☆☆
意外性★★★☆☆
ドラマ★★☆☆☆
笑える★★★☆☆
可愛さ★★★★★
参考に原作比…
謎解き★★★★☆
意外性★★★★☆
ドラマ★★★★★
笑える★☆☆☆☆
可愛さ★★☆☆☆
謎解きに関してはミステリーを二時間に落とし込むのは無理。製作陣もそれがわかっているから、他を極振りしたのじゃろう。はなから期待しておらん。ただ原作読まずに「これが四冠??ん??」とか言うのはやめてくれ。落ち込む…。
監督がアドリブやポップな空気感を大事(?)にしており、それが演者とも上手く噛み合っておった。比留子さんの噛み噛み台詞やド天然をそのまま使い、視聴者に「はあ、可愛い…」と思わせるポップでキュートな映画に仕上がっていた。
いちばん評価したいのは、原作よりもメイン二人がいちゃついておったことじゃ。原作は甘酸っぱいシーンが少なめで、だからこそ「尊い…」と思えていたが、映画ではいちゃつき五割増しで「はあ?こいつら可愛すぎかよ?」とカップリング厨歓喜の★5であった。映画終わってから「比留子さん可愛い…」「葉村きゅん可愛い…」しか感想が出てこん。頭冷やしてもう一度観に行きます。
唯一もの申すとしたら隣の席の金髪坊主頭がジュースの氷をガシャガシャスマホチカチカおしゃべりペチャクチャで最高の鑑賞環境にしてくれたことじゃな。エンドロール中に「はいw微妙ww」とか口にされて、この映画を楽しみに一週間仕事を頑張っていたワシはもはやぼろ雑巾じゃ。おまけにコーヒーを飲み過ぎて尿意を我慢していたからもう集中はできなんだな。
ドラマ(明智さん再登場)に関して。
原作での葉村くんは、明智さんの死を理解し受け止めつつも、屍人として再会した時に、「戻ってきてくれたホームズを崖下に突き落とすなんて出来ない」と、立ち止まってしまう。それを比留子さんが冷たい槍で突き落とすのが最高にエモエモじゃった。
映画板での再登場シーンはカッコよかったしテンションも上がりました。なんていっても中村倫也というだけで存在感あって、葉村くんにとっても、比留子さんにとっても、物語にとっても、重要な存在なのだと感じられた。だけど何故か救助されたあとにスマートに登場されたせいで「え?いま?」というツッコミが頭でリフレインしてもうた。
まあ可愛かったからいっか!🌼🌼
……いいか?