「新聞記者」新聞記者 ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
新聞記者
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映画は自分と違う世界を体験できるから楽しいという部分があると思う。この映画ではもしかしたら存在するかもしれない自分とは違う世界を描いている。
杉原の正義感や復讐心と、家族や自分のこれからの人生。この2つの間で揺れる杉原の気持ちが容易に想像できるし、共感できる。
そしてラストの『ごめん』。結局、自分や家族の生活をとったという結末か。この日本の内閣にはなんの希望も残っていないという風刺のようにも感じた。と同時に人間の弱さも描かれている?
最後の杉原の表情は今にも自殺してしまいそうな感じだった。最後道路に飛び出して自殺したのでは?
簡単に印象操作される国民も描かれていた。そんな人間を育てる教育をしてはいけない。
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