「政権批判したい人たちが造るフィクション」新聞記者 ガッソリー二さんの映画レビュー(感想・評価)
政権批判したい人たちが造るフィクション
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この映画を朝日新聞がべた褒めしている記事を拝読し、私も見に行ってきた。
荒れに荒れた森友・加計問題をベースにしたゴタゴタをフィクションで再現したような作品だが、あの時大量に飛び交っていた野党のブーメランについては全く描写がなかった。
あれ?当時最大野党だった特定の政党に随分都合のいい造りだな。どういう勢力が造ったのか、ものすごく分かりやすい。朝日新聞が絶賛したのも、この点で納得がいった。
まあ、フィクションなんだから、これを政権批判につなげようというのも無理な話のはずなのだが...「政府は腐っている!ひどい!」と思わせようとする印象操作があちこちに見られ、その通りに怒る声が多く起こってて笑える。
この手の映画にあてられて政権批判しようとする輩が出るのは不思議でならない。
映像「相棒」でも政府が重大なミスを隠匿したなんて話はよく出ますが、あれでは政権批判は起こらなかったんですけどねぇ...
ともあれ、ある特定の党に与するというのは、プロパガンダの定義に当てはまる。
この映画の絶賛は、フィクションにあてられてプロパガンダされるという頭の悪い、ひどく危険なニオイがするように思った。
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