「タイムリーな意欲作」新聞記者 aさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムリーな意欲作
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韓国映画とか見てると政府批判系の映画、ちょいちょい見るんだけど日本って全然ないな〜つまんねーなって思ってたら参院選前のタイミングでこれが出てきて笑ってしまった。
モロ今の日本じゃん。
内調があんなに大規模で国民をチェックしてんのかは謎だし化学兵器はさすがに嘘っぽすぎるけど今の不透明な日本だとウワーありそうって思えてしまうよね。
主演女優が日本人じゃない違和感はあんま感じなかったな。言葉がカタコトっぽい言い訳もちゃんとあったし何より主題はそこじゃないでしょ。
内調の場面は彩度を落として青っぽい冷たい印象で、その中でも田中哲治の物言わせぬ圧が冴え渡ってた。
杉原の表情から最後は多田に折れてしまったかな、と思いました。
こういう映画が全国のシネコンで上映されるのがすごいな〜上映しない某シネコンはあーやっぱりな、と笑ってまう。
ただ劇場にはほぼジジババしかいなかったのが残念。もっと幅広い層に見て欲しかった。
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